東京ディズニーランドは、1983年4月15日に世界で3番目のディズニーパークとして日本にオープンしました。
そして、2023年の4月15日には開園40周年を迎えます。
東京ディズニーランドには数多くのアトラクションがありますが、中には内容を変えたり、リニューアルを行って、開園当初から存在するアトラクションもあります。
今回のブログでは、東京ディズニーランドの開園当初からあるアトラクションについて紹介します。
●東京ディズニーランドの開園当初から残っている19個のアトラクション
●東京ディズニーランドの歴史について
●東京ディズニーランドの開園当初の様子
ぜひ、気になる方はどのアトラクションが開業当時からあるか予想しながら読んでみてください。
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東京ディズニーランドの開園当時は5つのテーマランドだった【1983年】
1983年の4月15日に、世界で3番目のディズニーパークとして日本に東京ディズニーランドがオープンしました。
そして2023年は、東京ディズニーランド開園40周年となる記念すべき年となっています。
東京ディズニーランドの開園当時と現在を見比べると、様々な変化が遂げられていることが見て取れます。
下記の図が1983年開園当初の東京ディズニーランドのマップです。
そして、こちらが2023年の東京ディズニーランドのマップです。
2023年のパークと比べると、ちょっと寂しい感じもしますね。
開園当時は、「ワールドバザール」と「アドベンチャーランド」、「ウエスタンランド」、「ファンタジーランド」、そして「トゥモローランド」の5つのテーマランドしかありませんでした。
開園から9年経った1992年に「クリッターカントリー」がオープンし、13年後の1996年に「トゥーンタウン」がオープンして7つのテーマランドとなったのです。
そんな東京ディズニーランドには、夢のような体験を味わえる素敵なアトラクションが多くあり、開園当初は29個のアトラクションが東京ディズニーランドに存在していました。
その29個のアトラクションのうち、19個のアトラクションが開園40周年となる2023年時点でも運営を続けているのです。
各エリアごとに、1983年の開園当初からあるアトラクションを紹介していきます。
東京ディズニーランドに開園当初からあるアトラクション一覧【ワールドバザール】
2023年時点で東京ディズニーランドのワールドバザールには、2つのアトラクションが存在します。
その2つのアトラクションは、開園当初から存在し2023年となった今でも運営を続けています。
【ワールドバザールの開園当初からあるアトラクション】 | |
開園当初のアトラクション(1983年) | 現在(2023年) |
ペニーアーケード | 運営中 |
オムニバス/ファイアーエンジン/ホースレスキャリッジ | オムニバスのみ運営中 |
メインストーリー・シネマ | クローズ(2002年) |
開園当初は、上記2つのアトラクションに加え、「メインストリート・シネマ」というアトラクションが存在していました。
「メインストリート・シネマ」は、1928年~1936年に公開されていたディズニーの短編アニメ映画6作品上映するアトラクションでした。
ペニーアーケード
ペニーアーケードは、19世紀後半から20世紀初頭にアメリカで流行したアーケードゲームを楽しめるアトラクション施設です。
ノスタルジックな雰囲気の店内には、ピンボールや野球ゲームなど、昔懐かしのレトロなゲームが設置されています。
各ゲーム10円〜200円ほどで遊べるようになっています。
ちなみに、店名にも付いている「ペニー」とは、アメリカの1セント銅貨を意味する単語となっています。
昔のアメリカでは、1セント硬貨で遊ぶことができるゲームセンターのことを「ペニーアーケード」と呼んでいたことが、アトラクションの名前の由来となっていると言われています。
オムニバス
オムニバスは、2階建てバスに乗ってプラザをのんびり一周できるアトラクションです。
アンティークデザインのバスは、20世紀初めにニューヨークの街を走っていたオムニバスをモチーフにしています。
一息つきたい時など、休憩しながら楽しめるアトラクションです。
普段より高い位置から見るディズニーランドも、また素敵な景色となっています。
1983年の東京ディズニーランドのオープン当時は、オムニバスの他にクラシックな消防車をモチーフにした「ファイアーエンジン」、クラシックなタクシーをモチーフにした「ホースレスキャリッジ」という2種類の車を加えた3つで運営していました。
東京ディズニーランドに開園当初からあるアトラクション一覧【アドベンチャーランド】
東京ディズニーランドのアドベンチャーランドには、開園当初4つのアトラクションがありました。
その4つのアトラクションは、リニューアルをしたものありますが、開園当初から2023年まで全て運営を続けています。
【アドベンチャーランドの開園当初からあるアトラクション】 | |
開園当初のアトラクション(1983年) | 現在(2023年) |
ウエスタンリバー鉄道 | 運営中 |
カリブの海賊 | 運営中(2007年に一部演出をリニューアル) |
ジャングルクルーズ | 2014年にリニューアルをし「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」として運営中 |
魅惑のチキルーム | 2008年にリニューアルをし「魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!”」として運営中 |
1993年7月21日には、上記アトラクションに加え「スイスファミリー・ツリーハウス」がオープンし、2023年時点でアドベンチャーランドのアトラクションは計5つとなっています。
ウエスタンリバー鉄道
ディズニーランドのアトラクション「ウエスタンリバー鉄道」は、アドベンチャーランドから出発し、クリッターカントリー、ウエスタンランドと3つのテーマランドを走る規模の大きなアトラクションです。
ビッグサンダーマウンテンやトムソーヤ島など、園内からは見ることができない景色も景色もあります。
また、西部開拓地時代のアメリカや恐竜のいる太古の時代の景色も見れたり、不思議な体験もできます。
長い距離を走行するウエスタンリバー鉄道ですが、途中停車駅は無く発着駅が同じとなっています。
「ここで降りれたら移動が楽なのにな」と感じたことがある人も多いかと思いますが、途中停車駅を作れなかった理由に開発当時の法律が関係していたそうです。
開発当時の日本には「地方鉄道法」という法律があり、これは「私有地であっても2地点以上を結ぶ鉄道は鉄道事業の免許取得が必要」、「運賃やダイヤグラムの設定が必要」というような内容でした。
この法律を回避するために途中停車駅を設けず、パーク内を1周する運営としたそうです。
現在は規格が緩和されており、ディズニーシーの「ディズニーシー・エレトリックレールウェイ」は2点間輸送を行っていても、同一私有地内の移動施設ということで鉄道事業法の適用を回避し移動手段としても運営できています。
ウエスタンリバー鉄道にまつわるトリビアについては、下記ブログで紹介しています。
カリブの海賊
カリブの海賊は、17世紀から19世紀のカリブ海沿岸で海賊達をモデルとした、海賊の世界観を楽しめるアトラクションです。
怒鳴りあう海賊たちの荒々しい声、大砲が飛び交う海戦のシーンなど、スリル溢れる冒険を体験できます。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの元にもなったアトラクションでもあります。
2023年現在、アトラクションには映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの主人公”ジャック・スパロウ“をはじめ、”バルボッサ“や”デイヴィ・ジョーンズ“たちが登場します。
アトラクションに登場するジャック達は、オーディオアニマトロニクスという技術が使われており、本人がその場にいるのではと感じるくらい非常にリアル!!
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』を見たことがある人、好きな人に、ぜひカリブの海賊に乗ってほしいと思っています。
しかし、東京ディズニーランドがオープンした当初は今と内容が異なっていました。
アトラクションを元に作った映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』ということもあり、オープンした当初のカリブの海賊には、ジャックスパロウ達は登場していませんでした。
映画が公開された後、2007年に内容をリニューアルし今のようなパイレーツ要素が加えられた内容となったのです。
▶ディズニーのアトラクションに欠かせない「オーディオアニマトロニクス」の歴史について
ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション
陽気な船頭さんのガイドするボートに乗り、動物や先住民がいる熱帯のジャングルを探検するアトラクション『ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション』。
リアルな動物達や神秘的なジャングルを楽しめる他、船頭の軽快なトークも魅力となっています。
開園当初のジャングルクルーズは、赤や青と白のストライプの屋根にシンプルな内装のボートでしたが、2000年頃からリニューアルされて各ボートに個性が見られるようになりました。
現在、ジャングルクルーズには全部で13隻のボートがあります。
各ボートには、アマゾン・アニーやクワンゴ・ケイト、ナイル・ネリーというような、「川の名前」+「女性の名前」の名前がついています。
2014年に大幅なリニューアルがあり、アトラクションの演出にイルミネーションやプロジェクションマッピングが用いられるようになりました。
特に夜のジャングルクルーズは、昼とは一味違った幻想的な風景を見ることができます。
魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!”
魅惑のチキルーム:スティッチプレゼンツ”アロハ・エ・コモ・マイ”!は、ハワイの鳥たちが繰り広げる魅惑のショーを楽しめるシアタータイプのアトラクションです。
ショーの途中で、いたずら好きなスティッチが突如乱入し、みんなで一緒にハワイアンミュージックを披露してくれる内容となっています。
美しい歌声の小鳥たちとスティッチのウクレレの演奏、まるで南国を訪れた気分になれます。
「ハワイアン・ローラーコースターライド」や「アロハ・エ・コモ・マイ」などリロ・アンド・スティッチ、スティッチ!ザ・ムービーなどの音楽。
「タフアフアイ」や「ワイキキの浜辺で」など、南国に来たかのような気分を味わえる楽曲が楽しめます。
演奏中は、劇場内にある花やインテリアが動いたりする演出もあるので、キャラクターだけではなく周囲にも注目してみてください。
そんな魅惑のチキルームは、東京ディズニーランドが開業した時は今とは内容が異なっていました。
オープン当初の魅惑のチキルームは、ハワイアンやポリネシアン音楽を用い、ポリネシアの神話に登場する神様”チキ”に関するストーリー内容でした。
スティッチが登場するようになったのは、2008年のリニューアル以降となっています。
▶スティッチのモチーフとなった動物は犬?コウモリ?スティッチに会えるアトラクション紹介
▶6月26日はスティッチの日!誕生日とは違うスティッチの記念日
東京ディズニーランドに開園当初からあるアトラクション一覧【ウエスタンランド】
ウエスタンランドのアトラクションは、東京ディズニーランドが開園した当時、5つ存在していました。
その5つのアトラクションは、リニューアルをしながらも2023年現在まで全て運営を続けています。
デヴィー・クロケットのカヌー探険は、1992年に「ビーバーブラザーズのカヌー探険」に名称変更して、現在はクリッターカントリーのアトラクションとして運営しています。
【ウエスタンランドの開園当初からあるアトラクション】 | |
開園当初のアトラクション(1983年) | 現在(2023年) |
ウエスタンランド・シューティングギャラリー | 運営中 |
カントリーベア・ジャンボリー | 1989年に「カントリーベア・シアター」に名称変更して運営中 |
蒸気船マークトゥエイン号 | 運営中 |
トムソーヤ島いかだ | 運営中 |
デヴィー・クロケットのカヌー探険 | 1992年に「ビーバーブラザーズのカヌー探険」に名称変更してクリッターカントリーで運営中 |
1987年には「ビッグサンダーマウンテン」がオープンし、2023年現在は計6つのアトラクションがウエスタンランドにあります。
ウエスタンランド・シューティングギャラリー
ウエスタンランド・シューティングギャラリーは、東京ディズニーランドで射的ゲームを楽しめるアトラクションです。
1回200円で10発の射撃をプレイすることができます。
見事10発全部をターゲットに命中させることができれば、景品としてオリジナルバッジを貰うことができます。
なお、ランダムで設定されているラッキー的に当てた時にもオリジナルバッジが貰えます。
コツさえ掴めば誰でもクリアできるのでぜひチャレンジしてみてください!
また、シューティングギャラリーのターゲットは当てると人形が動きだしたり、音がなったり、光ったりと様々な反応があります。
いろいろな場所を狙ってターゲットの反応を見てみてください!
https://yumekichiblog.com/shooting-gallery
カントリーベア・シアター
カントリーベア・シアターは、18頭の個性豊かなクマたちがユーモア溢れるカントリー&ウエスタンを披露してくれるシアタータイプのアトラクションです。
人間顔負けの演奏、合間の映画に繰り広げられる楽しいおしゃべりを楽しめる人気のアトラクションです。
1回の公演で最大15曲の演奏を聴くことができます。
また、クマ達の演奏では、ギターやバイオリンのような定番の楽器を使ったものから、洗い桶や空き瓶を使った驚きの演奏があるので、それぞれがどんな楽器を演奏しているのかも注目です。
また、待合室にはカントリーベアシアターで演奏をするクマたちの写真が飾られていたり、見どころ満載の空間となっています。
メンバーのプロフィールや、クマたちが過去に手にした実績など、メインのショーを見る前にチェックしてみてください!
1983年の東京ディズニーランド開園当初は、カントリーベア・ジャンボリーという名前でした。
季節の公演が行われることに伴い1989年3月18日にアトラクション名が「カントリーベア・シアター」に変更されました。
蒸気船マークトゥエイン号
蒸気船マークトゥエイン号は、東京ディズニーランドのアメリカ河を優雅に航行しているアトラクションです。
マークトゥエイン号では、運行中であっても1階~3階の好きな場所に自由に移動できるのですが、オススメは1番上の3階デッキ。
マークトゥエイン号の3階から見る東京ディズニーランドのウエスタンランド、クリッターカントリーの景色は最高です。
ほんのり風を感じるので、天気の良い日のマークトゥエイン号は快適な船旅となります。
トムソーヤ島いかだ
トムソーヤ島いかだは、ウエスタンランドのアメリカ河に位置しているトムソーヤ島へ渡り、島を自由に散策するアトラクションです。
小説『トム・ソーヤの冒険』をモチーフにしており、インジャンジョーの洞窟、ハックルベリー沼、トムソーヤのツリーハウスなど、誰もが一度は夢見た冒険を体験することができます。
子どもから大人まで楽しめるアトラクションとなっています。
ちなみに、筏には小説『トム・ソーヤの冒険』の登場人物名が船名として付けられているのです。
●ハック・フィン
●ベッキー・サッチャー
●インジャン・ジョー
筏に乗った時は、どの名前の筏になったかも注目してみてください。
ビーバーブラザーズのカヌー探険
ビーバーブラザーズのカヌー探検は、私たちゲストもパドルを持ち、乗船した皆で力を合わせてカヌーを漕いでいく体験型のアトラクションです。
パドルの持ち方や漕ぎ方は、カヌーに一緒に乗るキャストさんが丁寧にレクチャーしてくれるので、カヌーが初めてという方でも安心して楽しむことができます。
アメリカ河中央にあるトムソーヤ島の周りをグルっとカヌーで回っていきます。
カヌーで進む距離は、およそ700m。陸上競技場約2周くらいの長さとなっています。
パドルもそこそこの重さがあり、ずっと漕ぎ続けることになるので、けっこう体力を使うアトラクションです。
しかし、みんなで力を合わせてカヌーを漕いだ経験、肌をなでる心地よい風や漕いだときの水の音は素敵な思い出となること間違いなしです。
1983年の東京ディズニーランド開園当初は、現在のクリッターカントリーにあるグランマ・サラのキッチン付近に乗降場所があり、「デビークロケットのカヌー探険」という名称でした。
その後、クリッターカントリーの建設が始まった際に、トムの船着き場に乗降場所が変更されました。
そして1992年10月1日にクリッターカントリーのオープンに伴い、名称を「ビーバーブラザーズのカヌー探検」に変更し、クリッターカントリーのアトラクションとして2023年現在も運営を続けています。
東京ディズニーランドに開園当初からあるアトラクション一覧【ファンタジーランド】
ファンタジーランドのアトラクションは、東京ディズニーランドが開園した当時、9つ存在していました。
9つのうち7つのアトラクションは、リニューアルをしながらも2023年現在まで運営が続いています。
【ファンタジーランドの開園当初からあるアトラクション】 | |
開園当初のアトラクション(1983年) | 現在(2023年) |
イッツ・ア・スモールワールド | 2018年にリニューアルして運営中 |
シンデレラのゴールデンカルーセル | 2001年にキャッスルカルーセルに名称変更して運営中 |
白雪姫と七人のこびと | 運営中 |
空飛ぶダンボ | 運営中 |
ピーターパン空の旅 | 運営中 |
ピノキオの冒険旅行 | 運営中 |
ホーンテッドマンション | 運営中 |
トゥモローランド行きスカイウェイ | クローズ(1998年) |
ミッキーマウス・レビュー | クローズ(2009年) |
開園当初は、ファンタジーランドとトゥモローランドを行き来するロープウェイのアトラクション「トゥモローランド行きスカイウェイ」、ミッキーマウスをはじめとしたディズニーキャラクターが演奏会を行うという設定の劇場型のアトラクション「ミッキーマウス・レビュー」というアトラクションがありました。
2023年現在は、上記7つのアトラクションに加え「アリスのティーパーティー」、「シンデレラのフェアリーテイルホール」、「美女と野獣“魔法のものがたり”」、「プーさんのハニーハント」、「ミッキーのフィルハーマジック」の5つのアトラクションが存在し、計12個のアトラクションがファンタジーランドにあります。
イッツ・ア・スモールワールド
イッツ・ア・スモールワールドは、テーマソング「小さな世界」と一緒に“世界で一番幸せな船旅”を楽しめるアトラクションです。
旅の途中に、アジアやヨーロッパ、アフリカ、世界各地の民族や文化などを表現した人形たちが出迎えてくれます。
他にも、『ふしぎの国のアリス』のアリスや『リロ&スティッチ』のリロとスティッチ、『メリダとおそろしの森』のメリダなど、ディズニー・ピクサー映画のキャラクターたちも登場します。
ボートタイプのアトラクションとなっており、急降下など激しい動きが一切ないので、小さなお子様や絶叫系アトラクションが苦手な方でも楽しめるアトラクションです。
2018年にリニューアルが行われ、開園時のイッツ・ア・スモール・ワールドと比べると登場キャラクターが増えていたり、乗り場のデザインが変更されていたりします。
▶イッツ・ア・スモールワールドに登場するディズニー・ピクサーキャラクター
▶イッツ・ア・スモールワールドの豆知識!日本にしか登場しないキャラクターがいる?
キャッスルカルーセル
キャッスルカルーセルは、東京ディズニーランドにあるメリーゴーラウンドタイプのアトラクションです。
シンデレラの物語をテーマとしており、色とりどりに美しく飾りたてられた白馬たちがバンドオルガンの美しい音色に合わせて走ります。
シンデレラや王子様になった気分を味わえるアトラクションです。
東京ディズニーランドがオープンした時は、「シンデレラのゴールデンカルーセル」という名前のアトラクションでした。
東京ディズニーシーが開園する際に、同じ回転木馬タイプのアトラクション「キャラバンカルーセル」でき、両者で同じ企業がスポンサーになったことに伴い、対になる名称に東京ディズニーシーの開園日である2001年9月4日に現在の「キャッスルカルーセル」という名前に変更されました。
白雪姫と七人のこびと
東京ディズニーランドのアトラクション「白雪姫と七人の小人」は、映画『白雪姫』をモチーフにしたアトラクションです。
ゲストは、鉱山鉄道を走る小人のベッド型トロッコに乗って、白雪姫の物語の各シーンを白雪姫視点で追体験していきます。
白雪姫と小人たちのお家での様子が垣間見ることができたり、暗い森をさまよう場面など、映画の世界に入り込んだ気分になれます。
年齢制限などはありませんが、アトラクション中に暗く不気味な森の中を進んで行ったり、恐ろしい魔女やガイコツ、カラスなどが登場したり、ホラー要素があるので小さなお子さんなどが乗る際は注意が必要です。
▶【TDL】白雪姫のアトラクションは怖い?ホラー演出があるから小さなお子さんは注意?
空飛ぶダンボ
東京ディズニーランドのアトラクション「空飛ぶダンボ」は、ディズニー作品『ダンボ』をモチーフとしたアトラクションです。
世界で唯一空を飛ぶことのできる象のダンボに乗って、空からの景色を楽しむことができます。
アトラクション中は、手元のレバーを操作することで自由にライドの高さを変えることができます。
一番上まで上がれば、歩いている時には見ることができないファンタジーランドの風景も楽しめます。
ピーターパン空の旅
ピーターパン空の旅は、ディズニー映画『ピーター・パン』をモチーフにしているアトラクションです。
空飛ぶ海賊船型のライドに乗って、ロンドンの街からネバーランドを旅する、ピーターパンの物語を体験することができます。
ライドが宙づり状態になっているので、本当に空を飛んでいるかのような気分を味わえます。
ピノキオの冒険旅行
ピノキオの冒険旅行は、ディズニー映画『ピノキオ』をモチーフにしたアトラクションです。
トロッコ型のライドに乗って、木の人形だったピノキオが、本物の人間になるまでのストーリーを辿っていきます。
ピノキオは冒険の途中でいくつものハプニングに遭遇しますが、アトラクション中ではそれらのハプニングのシーンも再現しており、臨場感のある演出が用意されています。
本当に物語の世界に入り込んだ感覚を味わえる、ピノキオファンに特オススメのアトラクションです。
なお、このアトラクションのストーリーは、アトラクションの外から始まっているの特徴です。
アトラクションの横にある花壇では、キツネのファウルフェローとネコのギデオンが何か企んでいる様子。そのファウルフェローの杖が指す先にはピノキオが。
そして、アトラクションの入口の壁画にはファウルフェローとギデオンがピノキオを誘惑している様子が描かれています。
ぜひアトラクション周辺にも目を向けてみて、色々な発見をさがしてみてください。
また、アトラクション「ピノキオの冒険旅行」が世界で初めて開設されたディズニーテーマパークは東京ディズニーランドなのです。
東京ディズニーランドにピノキオの冒険旅行がオープンした1ヶ月後に、カリフォルニアのディズニーランドにも開設されました。
ホーンテッドマンション
東京ディズニーランドのアトラクション「ホーンテッドマンション」は、999人の亡霊が住む不気味な館を進むお化け屋敷タイプのアトラクションです。
お化け屋敷といっても、子供から大人まで幅広く楽しめるアトラクションなっています。
私たちゲストは、ホーンテッドマンションという不気味な館を、案内人であるゴーストホストに連れられて、ドゥームバギー(Doom Buggy=死の車)に乗り探索をしていきます。
999人の亡霊たちは、ゲストを1000人目の仲間にしようと待ち構えており、アトラクションの最中、ゲストは様々な不思議な現象に遭遇します。
徐々に年老いていく男性の肖像画、壁が伸びていく不思議な部屋、半透明のゴーストとの遭遇。
まるで本当の怪奇現象かのような、不思議な体験を味わえます。
造り込まれた世界観や、世界観に引き込ませる演出など、魅力満載のアトラクションです。
そして、ハロウィーンやクリスマス期間には、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の要素を取り入れた特別バージョン「ホーンテッドマンション ”ホリデーナイトメアー”」となります。
▶ホーンテッドマンションのストーリーにスポットを当てた新イベント「ディズニーストーリービヨンド」開催!謎解きプログラムや新グッズも登場!
東京ディズニーランドに開園当初からあるアトラクション一覧【トゥモローランド】
トゥモローランドのアトラクションは、東京ディズニーランドが開園した当時、8つ存在していました。
8つのうち2023年現在まで運営が続いているアトラクションは1つだけとなっています。
【トゥモローランドの開園当初からあるアトラクション】 | |
開園当初のアトラクション(1983年) | 現在(2023年) |
スペースマウンテン | 運営中(2027年にリニューアルオープン予定) |
エターナル・シー | クローズ(1984年) |
ファンタジーランド行きスカイウェイ | クローズ(1998年) |
マジックカーペット世界一周 サークルビジョン360° | クローズ(1986年) |
ミート・ザ・ワールド | クローズ(2002年) |
スターケード | クローズ(2007年) |
グランドサーキット・レースウェイ | クローズ(2017年) |
スタージェット | クローズ(2017年) |
トゥモローランドは開園当初から最も大きな変化を遂げているエリアですね。
クローズとなったアトラクションも多く、オープン当初から残っているのは「スペース・マウンテン」のみです。
なお、スペースマウンテンおよび周辺環境は、2027年にリニューアルオープンされることが決まっています。
スペースマウンテンの屋内型アトラクションという形態を引き継ぎながらも、新たな機能や演出を加えた今まで以上にスリル満点の宇宙旅行を楽しめるアトラクションになるとのことです。
また、アトラクションの周辺も数々のモニュメントや光や音の演出が用意され、希望に満ちた未来を感じられる広場になる予定です。
現在の「スペース・マウンテン」は2024年にクローズ予定ですので、今のスペースマウンテンを堪能できるのもあと少し!今のうちにたくさん乗っておきたいですね!!
「エターナル・シー」は、海をテーマにした2Dシアターで世界のディズニーパークの中でもTDL独自のアトラクションでした。1984年にクローズとなり、運営期間も短く、TDLで最初にクローズしたアトラクションです。
エターナル・シーがあった場所は、現在では「スティッチ・エンカウンター」があります。
「マジックカーペット世界一周 サークルビジョン360°」は、360°のスクリーンに世界中の美しい景色を映し出すシアタータイプのアトラクションでした。
マジックカーペット世界一周 サークルビジョン360°があった場所には、現在「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」になっています。
「ミート・ザ・ワールド」は、実写映像とアニメーション映像、そしてオーディオ・アニマトロニクスを使って日本の歴史の物語を上映する劇場型アトラクションでした。
2023年現在、このアトラクションが存在していた位置にはアトラクション「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”」が存在しています。
「スターケード」は、ぷよぷよやドンキーコング、ロックマンなど、当時の最新ゲームが遊べるゲームセンターでした。
2023年現在は、レストラン「トゥモローランド・テラス」の座席となっています。
「グランドサーキット・レースウェイ」は、ゴーカートタイプのアトラクションです。レースカーに乗ってレーサーになった気分を味わえます。
現在は、この位置にファンタジーランドの新エリア「美女と野獣エリア」ができています。
「スタージェット」は、ジェット機型のライドに乗って、宇宙飛行士のように空の旅を体感できるライド型アトラクションです。
ファンタジーランドの新エリア「美女と野獣エリア」のオープンに伴ってクローズとなりました。
スペース・マウンテン
東京ディズニーランド「三大マウンテン」の1つスペースマウンテンは、銀河系や流星群の間をハイスピードで駆け抜ける”宇宙“をテーマにした屋内型ジェットコースターです。
スペースマウンテンの最高速度は約48km/h!
ディズニーリゾートで5番目に速いアトラクションです。
しかし、暗闇を走っているからなのか、体感速度はもっと速いと感じるかもしれません。
ただ、高低差は少なく、高いところから落ちる時の「フワッ」とした浮遊感も少ないです。
なので、普段ジェットコースターが苦手という方も比較的乗りやすくなっているかもしれません。
現在の「スペース・マウンテン」は2024年にクローズ予定で、2027年にアトラクションの内容と周辺環境をリニューアルオープン予定です。
▶【DLP】パリディズニーのスペースマウンテンは世界一!!日本と別物!どこが違う?【感想】
まとめ:東京ディズニーランドに開園当初からあるアトラクション一覧
1983年4月15日にオープンした東京ディズニーランドは2023年の4月15日には開園40周年を迎えます。
そんな東京ディズニーランドにある数多くのアトラクションのうち、開園当初から存在するアトラクションについて紹介しました。
2023年現在は39個まで増えたアトラクションですが、開業当初にあった29個のアトラクションのうち、まだ19個も存在していたんですね。
「ディズニーランドは永遠に完成しない。この世界に想像力が残っている限り、成長し続ける。」というディズニーテーマパークの創設者、ウォルト・ディズニーの言葉があるように、これからも東京ディズニーランドは変化を続けながら歴史を刻んでいくでしょう。
まだ体験したことがないアトラクションは、ぜひ積極的に足を運んで行ってほしいと思います。
以上、【東京ディズニーランドに開園当初からあるアトラクション一覧】という記事でした。
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