東京ディズニーランドの人気アトラクションの1つ「ホーンテッドマンション」。
999人の亡霊の住む館ホーンテッドマンションを訪れた私たちゲストは、館の中で数々の奇妙なできごとに遭遇します。
まるで魔法のような驚きの仕掛けや、世界観に引き込まれる幻想的な演出など、魅力的な要素の多いホーンテッドマンションですが、アトラクション中にはたくさんのゴースト達に出会います。
そのゴーストの中にヒッチハイクをしているゴースト3人組がいます。
アトラクション終盤で登場する陽気な感じのゴースト達ですが、彼らにもバックグラウンドストーリーがありますので、今回のブログでは、東京ディズニーランドのアトラクション「ホーンテッドマンション」に登場するヒッチハイクゴースト達について紹介します。
●ホーンテッドマンションについて
●ホーンテッドマンションに登場するヒッチハイクゴーストについて
●ヒッチハイクゴースト達の名前と過去
ホーンテッドマンションに限らず、ディズニーのアトラクションには、様々なバックグラウンドストーリーがあります。
いつもと違った面白さを発見することができるので、アトラクションのストーリーを調べてみるのもオススメです。
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ホーンテッドマンションについて
まず初めに、東京ディズニーランドのアトラクション「ホーンテッドマンション」について簡単に紹介します。
ホーンテッドマンションは、999人の亡霊が住む不気味な館。
私たちゲストは、そんな不気味な館を案内人であるゴーストホストに連れられ、ドゥームバギー(Doom Buggy=死の車)に乗って探索していきます。
999人の亡霊たちは、ゲストを1000人目の仲間にしようと待ち構えており、アトラクションの最中、ゲストは様々な不思議な現象に遭遇します。
徐々に年老いていく男性の肖像画、壁が伸びていく不思議な部屋、半透明のゴーストとの遭遇。
まるで本当の怪奇現象かと思わせる、ホラー体験をたくさん味わえます。
ホラー体験を味わえるアトラクションとは言っても、子供も楽しめるというのがディズニーなので、そこまで怖くはないので安心してください。
造り込まれた世界観や、世界観に引き込ませる演出など、魅力満載のアトラクションです。
ホーンテッドマンションのストーリー
以前、【こちらのブログ】でホーンテッドマンションのストーリーについて紹介しました。実際には元々はアメリカ・フロリダのマジック・キングダムのキャストが作った非公式のお話でしたが。
ホーンテッドマンションには、幽霊たちがダンスを踊っていたり、誰も弾いていないピアノから音が出たり、といった様々な仕掛けがあり、それら1つ1つの仕掛けに対してのストーリーがあります。
詳しくはここでは紹介しませんが、興味があれば本記事と合わせて読んでみてください。
ホーンテッドマンションのラストでライドに乗り込んでくるヒッチハイクゴースト達について
ホーンテッドマンションのアトラクション終盤、私たちゲストは3人組のゴーストに出会います。
茶目っ気な感じに見える3人組の亡霊ですが、彼らの名前は、私たちから見て右側から“ガス・グレイシー”、“エズラ・ドビンズ”、“フィニアス・クイーグ”です。
彼らについてもう少し深堀していきます。
ガス・グレイシーについて
ガス・グレイシーは、3人の中で一番小さい人で、ホーンテッドマンションのオーナーを務めていたジョージ・グレイシーの2番目のいとこにあたります。
彼は、グレイシー一家の分家として生まれ、生まれつき小人のような容姿で異常な性格の持ち主でした。
彼は、何回もペットを殺し、血の繋がった兄弟も殺そうとしたことがあり、両親に精神異常者の施設へと収容されますが、数年後脱走します。
ガスの両親は、彼から逃げようと引越しますが、彼は両親がどこへ行こうと追いかけ見つけ出しました。
その間もガスは自分についている鉄球や鎖で殴ることに喜びを感じ、ヒステリックな笑い声をあげながら、たくさんの人や動物に危害を加えてきました。
ガスはとうとう両親を捕らえます。両親はガスを木箱に閉じ込めて逃れようとしましたが、逆に殺されてしまいました。その後、彼は、ジョージ・グレイシーへと引き取られます。
ジョージは、ガスの脅威を感じ取り、館へと閉じ込めます。ジョージの死後、館の権利とガスの監禁はマスター・グレイスへ委任されました。
マスター・グレイシーは、ガスがグレイシー一族の名声を傷つけないようにするための解決方法をマダム・レオタに相談しました。
すると彼女は、ガスに館の境界線より出ると彼の命がつきるように呪いをかけました。
その後ガスは、道に迷った猫を溺れさせようとしたとき、足をすべらせて自分が井戸の中へ落ちてしまい亡くなってしまいました。
エズラ・ドビンズとフィニアス・クイーグについて
エズラ・ドビンズとフィニアス・クイーグは、ガスが施設にいた時の友人です。
エズラは覗きの常習犯で、フィニアスは薬の違法販売をして、裁判の結果施設へ送られました。
施設で出会った3人は、脱走を計画し、エズラは断食してガリガリにやせた手を伸ばし、鉄格子の鍵を手にし、扉を開けました。
警備員が追ってきましたが、ガスは足についた鉄球と鎖で、フィニアスは発煙弾を投げ逃れました。
3人はヒッチハイクをするために道路へ行きました。
馬車や乗り物が停まろうが停まらなかろうが飛び乗り、乗客の隣や膝の上に乗ったりしたので、たびたび乗客を驚かせました。
エズラはいつもぽっちゃりした女性を狙い、フィニアスは一番アホ面をした人を、ガスは子供たちと遊びました。
エズラとフィニアスはカーニバルで亡くなりましたが、フィニアスはショーでインチキ療法を披露していて、瓶のフタで唇を切ってしまい、鉛中毒で亡くなってしまいます。
エズラはぽっちゃりした婦人にこそこそ忍び寄っていたところ、彼女に気づかれず、上にのしかかられ、圧死してしまいます。
何年後か、マダム・レオタはガスに館の境界線より出ると、彼の命がつきるように呪いをかけましたが、1人ではかわいそうだったので、2人の友人を亡霊として呼びました。
それ以来、彼らは館にやってくるゲストたちにヒッチハイクをして行き先を探しているのです。
というのが、彼らのバックグラウンドストーリーです。先ほども少し触れましたが、実際には元々はアメリカ・フロリダのマジック・キングダムのキャストが作った非公式が元となっています。
また、その他のストーリーについては下記ブログで紹介しています。
参考元のサイト「DoomBuggies.com」も合わせて読んでみるのも面白いです。
ヒッチハイクゴースト達がライドに乗り込んでくる仕組み
彼らは、ゲストの乗るバギーに買ってに乗り込んできてしまいます。
この仕組みは「ペッパーズ・ゴースト」というトリックの応用が使われています。
ペッパーズゴーストの原理を簡単に説明すると、夜に暗い部屋の中からガラス越しに外を見ると、ガラスには自分の姿が映ることなく、普通に景色が見えると思います。
この時、スマホや懐中電灯で、自分の顔や手を照らすと、ガラスに明るく照らされた顔や手が映るはずです。
実は、ゲストの所にゴーストが乗り込んだように見える鏡、あれは「ガラス板」となっています。
ガラスの向こう側が真っ暗なので、鏡のように私たちゲストが反射しているのです。
しかし、ガラスの向こう側にはヒッチハイカーの人形が設置されています。
そして、ゲストが乗るライドと一緒に移動する人形に青白い光を当てると、あたかも亡霊が鏡に浮き出たように見える仕組みになっているのです。
ホーンテッドマンションには、他にも魔法のような怪奇現象のような演出がありますが、それぞれにトリックがあったりします。下記ブログでヒッチハイクゴースト以外の仕組みを紹介しています。
東京ディズニーランドのアトラクション「スターツアーズ」にいる3人組のドロイド
小ネタ的な話になりますが、ディズニーランドにある『スターツアーズ』にこの3人と似たポーズをするドロイドがいます。
スターツアーズとホーンテッドマンションにどんな繋がりがあるかは分かりませんが、ドロイドと亡霊の構図が似すぎているので、狙っているとしか思えません。
スターツアーズに乗る機会があれば、ぜひ探してみてください。
まとめ:【TDL】ホーンテッドマンションのラストでライドに乗り込んでくるヒッチハイクゴースト達について
東京ディズニーランドのアトラクション「ホーンテッドマンション」に登場するヒッチハイクゴースト達について紹介しました。
愉快な感じに見える3人組ですが、なかなかに怖い過去があったりします。
ヒッチハイクゴーストもですが、アトラクションのキャラクターや周辺のプロップスにはバックグラウンドストーリーがあったりするのが面白いですね♪
もし興味があれば調べて見るのも楽しいですよ!
以上、【TDL】ホーンテッドマンションのラストでライドに乗り込んでくるヒッチハイクゴースト達についてという記事でした。



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