海をテーマとしたディズニーパーク「ディズニーシー」には、大小さまざまな種類の船が存在します。
アトラクションやレストランが併設されている「S.S.コロンビア号」や移動手段としても利用できる「トランジットスチーマーライン」なんかが思い浮かぶと思います。
今回のブログでは、ディズニーシーに存在する船の名前を紹介していきます。
●ディズニーシーにある船の名前
●ディズニーシーにある船の概要
何度もディズニーシーに行ったことがある方でも、意外と名前の知らない船があったりすると思います。
そして、ディズニーシー船にはバックグラウンドストーリーもあったり、知るとよりディズニーシーが楽しめます。
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ディズニーシーの船の名前①S.S.コロンビア号
ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントに停泊している大きな船は、『S.S.コロンビア号』と言います。
アメリカンウォーターフロントのシンボル的な存在の1つになっています。
このS.S.コンビア号はただの飾りではなく、実際に乗船することができ、船内には人気アトラクション「タートルトーク」やレストラン「S.S.コロンビア・ダイニングルーム」、本格バーの「テディ・ルーズベルト・ラウンジ」が併設されています。
また、船の甲板に行くこともでき、デッキからはディズニーシーの景色を一望することもできます。
ちなみに、S.S.コロンビア号はあの有名な船「タイタニック号」をモデルにしたと言われています。
なぜ、タイタニック号がモデルと言われているのか、2つの船の共通点を探して下記ブログにまとめてみました。
S.S.コロンビア号は祝賀パーティーの最中
S.S.コロンビア号には、バックグラウンドストーリーが隠されているのです。
どのようなストーリーかというと、アメリカンウォーターフロントに停泊しているS.S.コロンビア号は、1911年4月15日に進水式を行い、1912年3月20日に処女航海を控えている設定なのです。
そして、S.S.コロンビア号は処女航海を祝っている最中であり、その祝賀パーティーがS.S.コロンビア内にある「S.S.コロンビア・ダイニングルーム」で開かれています。
アメリカンウォーターフロントで20世紀のアメリカにタイムスリップした気分に浸ることができ、さらにS.S.コロンビア・ダイニングルームで豪華な祝賀パーティーに参加している気分を味わうことができるのです。
S.S.コロンビア号に限らず、ディズニーのアトラクションやパーク内の施設のバックグラウンドストーリーを知ってるとよりディズニーシーが楽しく感じられますね。
S.S.コロンビアのアトラクション『タートル・トーク』
S.S.コロンビアの中にはアトラクション『タートル・トーク』があります。
タートルトークでは、映画『ファインディング・ニモ』に登場するウミガメのキャラクター”クラッシュ”とお話することができます。
ゲスト参加型のアトラクションで、私たちゲストは「ハイドロフォン」と呼ばれる、海中にいるクラッシュと話すことのできるマイクを使って会話をします。
アトラクションでは、ゲストの中からランダムでクラッシュから質問されたり、クラッシュに質問することができます。
ゲストからの無茶ぶりの質問にも、即座に返答してくれるので、そのアドリブ力には感心せざるを得ません。
選ばれるかどうかは完全に運ですが、帽子をかぶっていたり、特徴のある格好をしている人が選ばれやすいそうです。
クラッシュ以外にも映画に登場するキャラクターが登場しますので、映画のどのキャラクターが登場するか楽しみなアトラクションです。
▷Disney+ (ディズニープラス) でファインディング・ニモを見る
S.S.コロンビアの中のレストラン『S.S.コロンビアダイニングルーム』
S.S.コロンビアの中には、レストラン『S.S.コロンビア・ダイニングルーム』があります。
豪華客船S.S.コロンビアの出港祝いが行われているというコンセプトのレストランとなっており、豪華なコース料理を楽しむことができます。
S.S.コロンビア・ダイニングルームのメニューは、ローストビーフやオマール海老など洋食料理が中心となっています。
ワインなど大人向けメニューもあれば、お子さん用のコースメニュー、5大アレルゲン(小麦、そば、卵、乳、落花生)不使用の低アレルゲンメニューも用意されています。
店内は煌びやかで優雅な雰囲気、ここがディズニーシーだということを一瞬忘れてしまうくらい素敵なレストランです。
S.S.コロンビア・ダイニングルームは、「プライオリティシーティング(事前予約)」対象のレストランとなっています。
プライオリティシーティングとは、事前に利用希望時間を指定することができ、その時間にレストランに行くことで、少ない待ち時間で優先的に食事をすることができるというものです。
プライオリティ・シーティングは、利用希望日の1ヶ月前の10:00からオンライン予約・購入サイトで申し込みできます。
また、当日でも毎日9:00からオンラインでのみ受け付けをすることが可能です。
もし、当日レストランに空席があれば、10:00~店頭にて受付をすることができますが、S.S.コロンビア・ダイニングルームは人気の高いレストランなので、当日に店頭で受付をできる可能性はかなり低いです。
もし、ディズニーシーに行く日が決まっているなら、早めに予約をしておくことをオススメします。
S.S.コロンビアの中のレストラン『テディ・ルーズベルト・ラウンジ』
S.S.コロンビア内には、レストラン『テディ・ルーズベルト・ラウンジ』があります。
テディ・ルーズベルト・ラウンジでは、サンドウィッチなどの軽食とカクテルなどアルコールが楽しめるラウンジバーです。
薄暗い照明で照らされた店内はとてもムードがあり、ロマンティックな雰囲気となっています。
カクテルやお酒の種類も豊富で、かなり本格的なバーとなっていますが、パフェやノンアルコールドリンクもあるので、未成年の方でも楽しむことが可能です。
個人的にテディ・ルーズベルト・ラウンジでオススメなのが、シーズンごとに内容が変わる「季節のパフェ」。
毎シーズンどんなパフェが登場するのか楽しみにしています。
テディ・ルーズベルト・ラウンジは、ここがディズニーシーということを忘れてしまうくらい、落ち着いた雰囲気となっており、ゆったりと優雅なひと時を過ごすことができます。
カップルや夫婦にオススメのレストランです。
テディ・ルーズベルト・ラウンジは、「プライオリティシーティング(事前予約)」対象のレストランとなっています。
テディ・ルーズベルト・ラウンジの予約は、利用希望日の1ヶ月前の10:00からオンライン予約・購入サイトで申し込みできます。
また、当日でも毎日9:00からオンラインでのみ受け付けをすることが可能です。
もし、当日レストランに空席があれば、10:00~店頭にて受付をすることができますが、人気の高いレストランなので、当日に店頭で受付をできる可能性はかなり低いです。
もし、ディズニーシーに行く日が決まっているなら、早めに予約をしておくことをオススメします。
ディズニーシーの船の名前②ヘラクレス号
アメリカンウォーターフロントの船で、なくてはならない存在の船が『ヘラクレス号』。
ヘラクレス号は、S.S.コロンビア号船首の右側に停泊している小型のタグボートです。
S.S.コロンビア号の存在感が大きく、そっちに目が移ってしまいがちで、見落としていた方も多いかと思います。
タグボートは押船(おしぶね)や曳船(えいせん)とも呼ばれており、その名のとおり大型船を押したり引いたりしながら、方向転換を助けたり、進路を先導して大型船をエスコートする役割の船です。
S.S.コロンビアのような大きな船は、広々とした海であれば良いのですが、港への出入りになるとスイスイと自由に動くのが困難。
そのために、ヘラクレス号のような進路を先導してくれるタグボートの存在が不可欠なのです。
ヘラクレスと聞くと、ディズニー映画にもなっているギリシャ神話に登場する、半神半人の英雄”ヘラクレス”を思い浮かべると思います。
ヘラクレスといえば、なんといっても持前のパワー。
小型ながら巨大なS.S.コロンビア号をも導くパワーのある船にピッタリの名前ですね。
▷Disney+ (ディズニープラス) でヘラクレスを視聴する
ディズニーシーの船の名前③ルネサンス号
ディズニーシーのシンボルの1つプロメテウス火山の麓に停泊しているガリオン船は、『ルネサンス号』という名前がついています。
ルネサンス号は、東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーにあるアトラクション『フォートレス・エクスプロレーション』の一部です。
メディテレーニアンハーバーが大航海時代をテーマにした造りとなっており、このフォートレス・エクスプロレーションも大航海時代に造られた要塞をイメージした施設になっています。
名前のフォートレスも日本語で「要塞」という意味になります。
そして、エクスプロレーション(日本語で探検、実地踏査)とあるように、ルネサンス号を含め、この要塞を自由に歩いて探検するのがフォートレス・エクスプロレーションのアトラクションの楽しみ方です。
意外とルネサンス号に乗れるということを知らない人も多いく、素通りしてしまっていたという方も多く見かけます。
ルネサンス号のデッキには、見張り台や大砲があったり、船内の展示物など非常に見どころの多い船です。
探検家・冒険家団体S.E.A(Society of Explorers and Adventures)
ルネサンス号にはバックグラウンドストーリーがあり、とある団体の存在が関係しています。
その団体というのが、探検家・冒険家団体の”S.E.A(Society of Explorers and Adventurers)“です。
ガリオン船『ルネサンス号』と、ルネサンス号が停泊している要塞『フォートレス・エクスプロレーション』は、探検家・冒険家集団”S.E.A(Society of Explorers and Adventurers)”に属しています。
“S.E.A”は、大航海時代の1538年8月12日に、新しい知識の取得を目的に設立されました。
S.E.Aに所属しているメンバーは、世界各国の探検家や冒険家、科学者によって構成されており、各人が国境を越えて成果の共有がなされています。
S.E.Aの活動拠点となっているフォートレス・エクスプロレーションやルネサンス号の至る所に、S.E.Aの紋章や設立年の1538という数字が刻まれています。
また、フォートレス・エクスプロレーションの中には、S.E.Aのメンバーの肖像画が飾られている部屋があります。
気になった方は、ぜひ一度フォートレスを訪れてみてください。
謎解きプログラム『ザ・レオナルド・チャレンジ』
フォートレス・エクスプロレーションでは、S.E.Aが主催する謎解きプログラム『ザ・レオナルド・チャレンジ』が開催されています。
ルネサンス号や要塞の中を歩いて、専用マップに書かれた謎を解いていき、S.E.Aへの仲間入りを目指していく内容となっています。
レストラン「マゼランズ」横の受付に行くことで、レオナルドチャレンジに参加することができます。(受付時間は正午~夕方となっているので注意)
ザ・レオナルド・チャレンジの難易度は、子供向けということもあり、難しいのもではありません。
しかし、ルネサンス号やフォートレスの道が入り組んでいて迷路のようになっているので、迷ってしまうことも多いです。
また、探し物をする問題では視野を広くしておかないとなかなか見つけられないかもしれません。
子供向けといって油断していると、大人でも苦戦してしまうかも…と言う感じです。
フォートレス・エクスプロレーションとザ・レオナルド・チャレンジについては、下記のブログで詳しく解説しています。
ディズニーシーの船の名前④トランジットスチーマーライン各種
東京ディズニーシーの蒸気船アトラクション『ディズニーシー・トランジットスチーマーライン』。
メディテレーニアンハーバー、アメリアンウォーターフロント、ロストリバーデルタの3か所に乗り場があり、臨時便を含めると走行ルートは4つあります。
ディズニーシー内の移動もできれば、ディズニーシーの景色を楽しむこともできるアトラクションです。
トランジットスチーマーラインで運行している船は、全部で13隻存在します。
そして、トランジットスチーマーラインの船体は赤、黄、緑、青、水色の5色に塗り分けられており、それぞれの船に探検家・航海家の名前が記されています。
歴史的活躍した人物なので、中には聞いたことがある人物もいると思います。
モリーブラウンに関しては、他の人物と異なり探検家や航海家ではありませんが、タイタニックの生存者、船にまつわる人物として有名です。
トランジットスチーマーラインの意外と知られていない名前、気になった方は乗るときに船体に書かれた名前にも注目してみてください。
トランジットスチーマーラインの乗り場に隠されたストーリー
トランジットスチーマーラインの乗り場になっている「メディテレーニアンハーバー」、「アメリアンウォーターフロント」、「ロストリバーデルタ」には、それぞれバックグラウンドストーリーが存在します。
まず、メディテレーニアンハーバーの乗り場には、ワインが出荷される様子が見られます。
このワインは、乗り場近くにあるレストラン「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」を経営しているザンビーニ兄弟が作ったものなのです。
そして、アメリカンウォーターフロントの乗り場は、タラの缶詰工場となっています。
乗り場のあるケープコッドが、タラが豊富に獲れる漁村ということからきています。
そのため、ケープコッドにあるレストラン『ケープコッド・クックオフ』では、タラ(英語でコッドフィッシュ)のフライが挟まれたチーズ&フィッシュバーガーを食べることが可能です。
また、アメリカンウォーターフロントにある『デランシーケータリング』でほっどドッグを頼むと、トランジットスチーマーラインの操縦士募集の広告が書かれた紙に包まれているのを確認できます。
ロストリバーデルタの乗り場は、トランジットスチーマーラインの事務所があります。
そして、ロストリバーデルタの遺跡発掘のための道具や発掘品を運んでいる様子も見られます。
ちなみに、ロストリバーデルタのアトラクション『インディジョーンズアドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮』では、アトラクション中に写真撮影があります。
撮影された写真は、降り場のモニターで見ることができるのですが、そのモニターの手前にある机にはトランジットスチーマーラインの伝票があります。
それぞれに、細かい造り込みが施されているので、ぜひ注目してみてほしいです。
ディズニーシーの船の名前⑤ヴェネツィアンゴンドラ
東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーにあるアトラクション『ヴェネツィアンゴンドラ』。
イタリアのヴェネツィアの街並みを再現したメディテレーニアンハーバーを流れる運河を、ゆったりと旅することができます。
操縦士のゴンドリエさんの愉快なトークもあり、楽しいひと時を過ごすことができます。
メディテレーニアンハーバーの景色も相まって、本当にイタリアに来たかのような旅行気分を味わうことが可能です。
また、ヴェネツィアンゴンドラの運行ルートになっている橋の下をくぐる時や、レストラン「リストランテ・ディ・カナレット」のテラス席の人達に手を振ったりと、ゲスト皆で楽しめるアトラクションになっています。
ヴェネツィアンゴンドラが通る橋の名前
ヴェネツィアンゴンドラは、5つの橋の下を通りますが、その5つの橋にはそれぞれ名前が付いています。
そして、それぞれの橋には意味があります。
普段何気なく渡っていた橋にもこんなに色んな意味が込められているんですね。
ポンテ・デイ・ベンヴェヌーティーなんかは、願いが叶う橋とも言われていますし、パワースポット・ラッキースポットてきな感じで訪れるのも良さそう。
ヴェネツィアンゴンドラのバースデーソング
ヴェネツィアンゴンドラでは、ゴンドリエさんの軽快なトークやヴェネツィアにまつわる様々な雑学や豆知識を聞くことができます。
3つ目にくぐるポンテ・デイ・ベンヴェヌーティーの下をくぐる時なんかは、ゴンドリエさんがイタリア語で歌を歌ってくれます。
その他にも、ヴェネツィアンゴンドラに乗っているゲストの中に誕生日のゲストがいると、イタリア語でバースデーソングを歌ってくれるのです。
もし誕生日にディズニーシーに行く方は、キャストさんにお誕生日シールをもらってヴェネツィアン・ゴンドラで祝って貰っちゃいましょう。
もしも、同行者がヴェネツィアンゴンドラのバースデーソングについて知らないのであれば、サプライズのお祝いもできちゃいます!
まとめ:ディズニーシーにある船の名前!ディズニーシーの5つの船を紹介!!
東京ディズニーシーにある船の名前を紹介しました。
見たことはあるけど、意外と名前は知らなかったという船もあったかもしれません。
また、それぞれの船には名前に隠された意味やバックグラウンドストーリーがあったり、知ればよりディズニーシーが楽しめる要素もあります。
そして、今回紹介したディズニーシーにある船のうち、中に入れたり中がアトラクションやレストランになっているものもあります。
気になった方は、ぜひ足を運んでみてください。
以上、【ディズニーシーにある船の名前!ディズニーシーの5つの船を紹介!!】という記事でした。
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