東京ディズニーシーに、2年ぶりとなる新アトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」が2019年7月23日にオープンしました。
海外のディズニーパークでも大人気のアトラクションが、ついに日本上陸するということで、オープン前から話題沸騰だったアトラクション「ソアリン」。
オープンしてからも何度か乗りにいっていますが、毎回感動しながら乗っています。
ソアリンは世界各国の名所を飛び回って、景色を楽しむアトラクションですが、その景色がどこの国の名所なのか気になる人もいるのではないでしょうか。
今回の記事は新アトラクション「ソアリン」についての記事です。
・世界の国々を空から飛ぶアトラクション
●ソアリンで出てくる国と訪れる順番
・海外パークとの違いも紹介
●ソアリンの待ち時間
・ソアリンはファストパス対応か
・ソアリンの今後の待ち時間
●ソアリンは酔うのか
●おすすめの座席はあるのか
各国のディズニーテーマパークにあるソアリンとの違いについて、実際に海外パークで乗ってきた経験を踏まえ違いを解説していきます。
(※これより先はアトラクションのネタバレが含まれますのでご注意ください)
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上海ディズニーランドでも、ソアリンに乗ることができます。
【TDS】ソアリンで出てくる国の順番と各国のソアリンとの違いは?【あの景色はどこ?】
ソアリンでは世界各地を巡る空の旅となっていますが、ソアリンで出てくる国と、訪れる順番は以下の通りとなっています。
スタートは雲の上から
↓
マッターホルン(スイス)
↓
北極(グリーンランド)
↓
シドニー(オーストラリア)
↓
ノイシュヴァンシュタイン城(ドイツ)
↓
キリマンジャロ(ケニア)
↓
万里の頂上(中国)
↓
エジプトのピラミッド(エジプト)
↓
タージ・マハル(インド)
↓
モニュメント・バレー(アメリカ)
↓
ラウ諸島(フィジー)
↓
イグアスの滝(アルゼンチン)
↓
東京タワー(日本)
↓
東京ディズニーシー(日本)
という順番で世界を一周します。
最後に、日本の東京ディズニーシーの上を飛ぶ映像は東京ディズニーシーオリジナルで日本でしか体験できません。
【TDS】新アトラクションのソアリン:ファンタスティック・フライトってどんなアトラクション?【基本情報】
TDSに新たに登場する「ソアリン:ファンタスティック・フライト」とは、世界各地の名所や自然を空を飛んで巡る旅を楽しむフライトシミュレーション型アトラクションです。
●地図:メディテレーニアンハーバー
「シアタータイプ」と「ライドタイプ」が合わさったような、新しいアトラクションの形式となっています。
系統の近いアトラクションをしいて挙げるなら、東京ディズニーランドの「スターツアーズ」、東京ディズニーシーの「ニモ&フレンズ・シーライダー」が近いかなという印象です。
アトラクション乗り場でもある、「ファンタスティック・フライト・ミュージアム」の奥の部屋に行くとアトラクションの前説(プレショー)が開始します。
女性の大きな絵が飾ってある部屋です。
その絵に描かれている女性が、カメリアファルコです。
プレショーはこのカメリア・ファルコの絵が動いて説明するので、なるべく大きな女性の絵が見える前方まで移動しておくと良いでしょう。
そのあとはライド乗り場までキャストの案内で進んでいきます。
ライドは、ディズニーリゾートの公式サイトのイメージ画像のように長椅子に座る形です。
ちなみに、このライドの名前はドリーム・フライヤーと言います。
荷物は椅子の下にしまうようになっており、収まりきらない場合はキャストに言えば預かってもらえます。
アトラクションがスタートすると椅子が上昇します。(意外と高いです)
と、同時にスクリーンに映像が映しだされ、空の旅がスタートします。
気分はさながらパラグライダーに乗っている状態です。
雲の中を通り抜ける時に風を受けたり、草原を飛んでいる時は土の匂いがしたりするのがこのアトラクションの特徴でもあります。
TOHOシネマズの一部の映画館で上映しているMX4Dが、アトラクションにパワーアップしたみたいな感じです。
映像に合わせて風や匂いといった視覚以外の刺激を受けるので、没入感がかなり高いアトラクションとなっています。
自分が本当にその場にいるかのような、快適な空の旅を楽しむことができます。
目の前に広がる巨大スクリーンと足がブラブラの状態で乗るため本当に空を飛んで世界旅行をしている気分になれるのが特徴です。
各国のパークにあるソアリンの違いは?
ソアリンという名のアトラクションは、各国にあるディズニーテーマパークにも存在します。
ソアリンと名の付くアトラクションがあるディズニーテーマパークは、以下の4パークです。
●ウォルト・ディズニー・ワールド/エプコット(フロリダ)
「ソアリン・アラウンド・ザ・フライト」
●ディズニーランド・リゾート/カリフォルニア・アドベンチャー(カリフォルニア)
「ソアリン・アラウンド・ザ・フライト」
●上海ディズニーランド(上海)
「ソアリン:オーバー・ザ・ホライゾン」
●東京ディズニーシー(日本)
「ソアリン:ファンタスティック・フライト」
今までは世界の3か所にソアリンが存在しており、この度4か所目として東京ディズニーシーにオープンしました。
アトラクション名にソアリンという単語が入っていますが、名称が若干異なっています。
では、アトラクションの内容に違いはあるのでしょうか。
違いはちょっとあります。
観る映像がほんのちょっとだけ異なり、アトラクションのバックグランドストーリーが異なります。
・バックグランドストーリーが違う
・待機列、外観が違う
・最終ゴール地点が違う
他パークとの違いを比べながら乗るのも楽しいですよ。
私は、海外ディズニー4つのソアリンに乗りましたが、1番感動したのは東京ディズニーシーでした。その理由について↓の記事でまとめています。
▶海外ディズニーを含む4つのソアリンを制覇した感想と、ディズニーシーが1番だと思った理由
ソアリン:ファンタスティック・フライトの世界観とバックグランドストーリー
ソアリン:ファンタスティック・フライトのアトラクションの世界観やバックグラントストーリーも気になるポイントの1つですよね。
各パークでソアリンの「バックグランドストーリー」が異なっています。
そして、ソアリンは室内型のアトラクションなので、どのような世界観の建物になるかも注目ポイントでした。
どちらも東京ディズニーシーオリジナルの世界観でオリジナルのバックグランドストーリーとなっています。
「海外パークでソアリンに乗ったから乗らなくてもいいや。」
というのは勿体ないです!!
ソアリン:ファンタスティック・フライトバックグランドストーリー
まず、東京ディズニーシーのソアリンのバックグランドストーリーについて知っておきましょう。
ソアリン:ファンタスティック・フライトの「バックグランドストーリー」は、東京ディズニーリゾート公式より発表されています。
メディテレーニアンハーバーの丘に、空を飛ぶという人類の夢を称える特別な博物館、ファンタスティック・フライト・ミュージアムがあります。今日この博物館では、飛行の研究に情熱を注ぎ、未来を夢見て努力し続けた女性、カメリア・ファルコの人生を振り返る特別展が開催されています。
博物館を訪れたゲストは、さまざまな展示物を見ながら館内を巡り、カメリアの功績を称える特別展のギャラリーに入ります。そこでゲストは、カメリアのスピリットとの不思議な出会いを体験し、最後にはカメリアが仲間とともに開発した空飛ぶ乗り物、ドリームフライヤーに乗り込みます。「イマジネーションや夢を見る力があれば、時空を超え、どこにでも行くことができる」と信じていたカメリア。その思いが込められたドリームフライヤーとゲスト自身のイマジネーションや夢を見る力が、ゲストを壮大で爽快な空の旅へと誘います。
空を飛ぶことを夢見ていた「カメリア・ファルコ」の生誕100周年を記念した特別展に参加した私たちゲストが、彼女の発明品であるドリームフライヤーに乗るというストーリーです。
ソアリン:ファンタスティック・フライトの世界観
東京ディズニーシーのソアリンのある場所が、メディテレーニアンハーバーの丘にあるファンタスティック・フライト・ミュージアムという博物館です。
博物館は西洋風の外観で、メディテレニアンハーバーの世界観にピッタリ合っています。
博物館の壁に沿って並ぶ感じになるのですが、壁には絵が描かれていたりと見ていて飽きない造りになっています。
また、博物館の室内にも写真や展示物が多くあり見所満載です。
ファストパス対応のアトラクションではありますが、通常のスタンバイ列に並んでじっくりと博物館の外観や室内の展示物を見て周るのもおすすめです。
実は「隠れミッキー」も隠れているので探しながら並ぶのも楽しいですよ。
海外ディズニーとはソアリンのバックグランドストーリーが異なる
私はDCA(カリフォルニア・アドベンチャー)と上海ディズニーランド、エプコットでソアリンに乗ったことがあります。
上海ディズニーランドのソアリンのストーリーは東京ディズニーシーとはかなり違っていました。
ソアリンのアトラクションがあるのはアドベンチャーアイルといい、1935年にアポリという部族が長年に渡り自然と調和をして生活を送ってきた島です。
私たちゲストはアポリへと調査に訪れ、そこでアポリの女性の術師シャーマンと出会います。
シャーマンの力によって鳥のように世界中を巡ることができるようになります。
中国語にあまり自信はないのですが、だいたいこんな感じです。
ディズニーシーの博物館見学と、上海ディズニーの遺跡調査、まったくストーリーが異なっていました。
DCAとエプコットのソアリンは、上海やディズニーシーのようなバックグランドストーリは無い感じでした。
皆さんを空の旅へご案内します。みたいな内容だと思います。
英語が苦手なので単純にストーリーを聞き逃しただけかもしれません。
アトラクションの外観、待機列が違う
各ディズニーパークのソアリンはアトラクションがあるエリアの雰囲気合わせた外観になっています。
・エプコット
近未来の施設
・ディズニーカリフォルニア・アドベンチャー
飛行場、ガレージのような場所
・上海ディズニーランド
遺跡や洞窟、大自然の雰囲気
・東京ディズニーシー
西洋風の美術館
東京ディズニーシーのソアリンは、メディテレーニアンハーバーに雰囲気に合うように西洋風の美術館の建物になっています。
美術館の周囲と美術館の館内に並ぶようになっていて、壁画や展示物を見ながら並ぶことができます。
上海ディズニーランドのソアリンはエリアが部族の住む島ということもあり、自然が多い場所です。
ソアリンがある場所も遺跡のような風景となっています。
待機列は洞窟のようになっており、洞窟を抜けると奇麗な星空が映る部屋になっており雰囲気が日本とはガラッと変わります。
DCAのソアリンは昔ながらのガレージみたいで、飛行機の格納庫となっています。
個人的には外観やキューラインの装飾に関しては東京ディズニーシーが一番凝っていると感じました。
最後に目的地がパークごとに違う
本編で流れる映像は各ディズニーパークでほとんど同じです。
ソアリンの流れの項で解説したところでいう、「雲の上からスタート」~「イグアスの滝」まではどこのディズニーパークでも同じ順番で映像が流れます。
違ってくるのは最後に行く目的地で、各ディズニーパークで異なります。
・エプコット
エプコット(フロリダ)
・ディズニーカリフォルニア・アドベンチャー
カリフォルニアディズニーランド(カリフォルニア)
・上海ディズニーランド
上海市街地
・東京ディズニーシー
東京ディズニーシー(日本)
ソアリンのある国が最終の目的地となっています。
ディズニーシーのアトラクションはパリのエッフェル塔には行かず、東京タワーのある日本に行きます。
エッフェル塔と東京タワーが似ているからですかね?
ソアリンはファストパス対応?待ち時間は?
ソアリン:ファンタスティック・フライトは、ファストパス対応のアトラクションです。
海外でも人気のこのソアリンは日本でも人気が出て、非常に混雑の日々が予想されます。
ファストパスが取れるのであれば、優先的に取りたいところです。
オープン初日である7月23日には待ち時間が最高で350分まで伸びました。
ファストパスは一般入場が開始して10分経たずに発券終了でした。
さすがオープン初日ということもあり、平日で天気も良くない中でしたが6時間近くの待ち時間でした。
しばらくは休日は300分待ち、ファストパスは30分以内に発券終了となるでしょう。
平日でも150分待ち、ファストパスは1時間以内に無くなるのではと思います。
1シアターの収容人数が87人で、2シアターとなっており、格段に多いというわけではないです。
ライドの乗り降りが時間かかると思うので、回転率もそんなに良くない気がします。
ファストパスの争奪戦になりそうですね。
ファストパスはディズニー公式アプリでも取ることができます。ファストパスについては下記の記事にまとめています。
ハッピー15エントリーの対象アトラクション
ディズニーホテルの宿泊者特典の1つに、通常の開園時間の15分前に入園できる「ハッピー15エントリー」というものがあります。
ハッピー15エントリーでは、入れるエリアと利用できるアトラクションが決まっています。
ディズニーシーの場合は、メディテレーニアンハーバーとアメリカンウォーターフロントの一部エリアに入園可能です。
2019年7月23日以降はトイ・ストーリー・マニア!とソアリン:ファンタスティック・フライトがハッピー15エントリーの対象となりました。
ホテル宿泊者の多くがソアリンのファストパスを取得しすると考えられるので、一般入場者が開園すぐにファストパスを取っても乗るのは夕方以降という可能性大です。
最悪、ファストパスがゲットできず行列に並ばなくてはならないかもしれません。
熱中症対策は必須
ソアリン:ファンタスティック・フライト自体は室内にあるアトラクションですが、待機列のほとんどが外です。
上の画像のように、博物館の門をくぐる前までは壁に沿ってミステリアスアイランドに向かって並んでいくようになっています。
最後尾は「海底2万マイル」の所まで行くらしいです。
そして、門をくぐってもしばらくは外に並ぶことになります。
空いていれば話は別ですが、行列になると予想されますので、室内に入るまでにはかなり時間がかかります。
日陰もほとんどないので真夏などは熱中症に十分注意が必要です。
帽子をかぶる、飲み物を持って列に並んだほうが良いです。
ソアリンは酔う?高所恐怖症だと怖い?
ソアリン:ファンタスティック・フライトは酔うかどうかですが、酔うことはあまりないと思います。
ただ、酔いやすさは人それぞれです。
映像が非常にリアルで、風や匂いなどの刺激もあり本当に空を飛んでいる錯覚が起こり酔う可能性もあります。
スターツアーズやニモ&フレンズのシーライダーのように、映像と一緒に座席が動くタイプではなく、座席自体は動かないので酔いにくいと思います。
怖さはないですが、座席が上に上がるので高所恐怖症の人は怖く感じるかもしれません。
ソアリンの怖さ、酔いやすさについてまとめました。こちらの記事も参考になると思います。
ソアリンでおすすめの座席位置はある?
ソアリンが1列10人が3列ある隊形になりますが、一番後ろが観にくいということはありません。
というのも座席が上に上がっていき、1列目が1番上、3列目が一番下という感じで、前の座席とかぶらないように3層段違いになります。
どこの座席でも十分楽しめますし、それぞれの席で見え方が変わるのも魅力の1つなので、特におすすめの席というのはないかなって感じです。
1列目だと1番高い列になるので、一番高くから景色を見ることができます。
逆に3列目は一番下の列になり低い位置となりますが、海面に近づくシーンでは水面すれすれのスリルを味わうことができます。
しいてオススメを挙げるなら、Bの部屋の一番前(最上段)かなと思います。
ソアリンのおすすめの座席については、【ソアリンの座席の構造とおすすめの席について】というブログで深掘りして紹介していますので、参考にしていただければと思います。
まとめ:【TDS】ソアリンで出てくる国の順番と各国のソアリンとの違いは?【あの景色はどこ?】
東京ディズニーシーにできる新アトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」は、世界各地の名所や自然を空を飛んで巡る旅を楽しむフライトシミュレーション型アトラクションです。
海外でも人気の高いソアリン、日本でもかなりの混雑が続くと予想されます。
ファストパス対応となっているので、乗りたいと考えている人はファストパスが取れるなら優先的に取りたいところですね。
そして、海外パークでソアリンを体験した人も今回東京ディズニーシーに登場するソアリンのストーリーは東京ディズニーシーオリジナルとなっていますので新鮮な気持ちで乗ることができます。
ソアリンの登場で、ますますディズニーが盛り上がること間違いなしですね。
以上、【TDS】新アトラクションのソアリンってどんなアトラクション?国を周る順番と各国のパークとの違いは?という記事でした。
上海ディズニーランドにも、ソアリンがあります。乗り場の雰囲気など日本と変わっていて違った面白さがあります。
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