ディズニー初の長編アニメ作品となる『白雪姫』。
魔女の毒リンゴを食べてしまって眠りについた白雪姫が王子様のキスで目を覚ます、ロマンチックな物語で有名ですね。
そんな映画「白雪姫」には個性的なキャラクター、「7人の小人」たちが登場することをご存じの方は多いと思います。
しかし、七人の小人たちの顔と名前、性格など見分けがつかないという方も中にはいらっしゃるかもしれません。
そこで今回のブログでは、白雪姫に登場する『7人の小人』の名前や特徴などプロフィールを紹介していきます。
●白雪姫に登場する『7人の小人』について
●7人の小人の顔と名前などの特徴について
7人の小人というと「ハイホー♪ハイホー♪」の歌を思い出す方も多いかもしれません。
ハイホーの意味や、7人の小人にまつわる豆知識なんかも合わせて紹介していきます。
7人の小人が登場する『白雪姫』について
まず初めに、7人の小人が登場するディズニー映画『白雪姫』について、知っている方も多いと思いますが簡単に紹介していきます。
昔、ある国に白雪姫と称される容貌に優れた女の子がいた。
白雪姫は彼女の継母である女王(魔女)に、召使同然の扱いを受けており、洋服もボロボロで日々お城の掃除をして暮らしていました。
女王は自分こそが世界で一番美しいと信じてやまず、魔法の鏡に「この世で最高に美しいのは誰?」という質問をしては、「女王様です」と答えられることに非常な満足感を得ていました。
しかしある日、魔法の鏡が「世界で一番美しいのは白雪姫です」と答えてしましました。嫉妬と怒りにかられた女王は猟師に白雪姫の暗殺を命令。しかし、白雪姫のことを不憫に思い、二度と帰らないよう忠告し森へ逃がし、逃げた先で白雪姫は七人の小人と出会いしばらく匿ってます。
白雪姫がいなくなったと一度は喜んだ王妃ですが、生きていることを知ると今度は自分の手で白雪姫を手に掛けようと企てます。自信を醜い老婆へ変身させ、真っ赤な毒リンゴを作り小人たちがいない隙に白雪姫の元へ。
毒リンゴを食べてしまった白雪姫は永遠の眠りについてしまいました。悲しみに暮れる小人たちでしたが、そこに白雪姫を探していた王子が現れ、眠っている彼女に静かに口づけを交わします。すると驚くことに白雪姫が目を覚ましたのです。毒リンゴは真実の愛のキスによって魔法が打ち消されたのでした。
王子との再会を果たした白雪姫は、小人たちに別れを告げ、王子の国で、いつまでもいつまでも幸せに暮らしたのでした。
魔女の罠によって眠りについてしまった白雪姫が王子様のキスで目を覚ます、誰もが知る誰もが知っている不朽の名作ですね。
ディズニー映画の「白雪姫」は、ディズニーにとって初めての長編アニメーション作品であり、世界でも初のカラー長編アニメーション映画として、現在でもアニメ史に残る傑作です。
歴史に残る名作にするべく、莫大な労力と金額が費やされ、4年の歳月と170万ドル(当時の金額)の巨費を投じて制作され、1937年に公開されてから6100万ドルの収益を上げる大ヒットとなりました。
白雪姫に登場する「七人に小人」の名前と見分け方を紹介
出典:Disney
「白雪姫」には、個性豊かなキャラクター、七人の小人が登場します。
彼らは普段、森の鉱山で宝石を掘る仕事をしており、ある日魔女から殺されそうなって森へ逃げてきた白雪姫を匿う形で一緒に住むことになりました。
そんな7人の小人たちですが、「背丈格好が似ているので誰が誰だか分からない」、「帽子や顔が若干違うのは分かるけど名前が分からない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、白雪姫に登場する7人の小人の名前と特徴を、一人ずつ紹介していきます。
ドッグ/先生(Dog)
『ドッグ/先生』は、7人の小人の中でリーダー的存在。
「先生」という名の通り物知りで、温和な性格のキャラクターです。
ただ、少しでも慌てると言葉を言い間違えたりつっかえたりしてしまう、あわてんぼうさんでもあります。
7人の小人の中では、ドッグ/先生だけが眼鏡をかけているので見つけやすいのではないでしょうか。
ドッグ/先生が被っているのは、オレンジ色の帽子です。
グランピー/おこりんぼ(Grumpy)
『グランピー/おこりんぼ』は、感情的でいつも怒っているような顔をしているキャラクター。
初めて白雪姫と出会った時は、よそ者と一緒に暮らすことに反発していましたが、本来は優しい性格の持ち主。
彼女に危機が迫っていると真っ先に飛び出し、白雪姫が永遠の眠りについてしまった時は悲しみをこらえて涙を流していました。
白雪姫が王国へ帰る際は、いつもの険しい顔が緩み、白雪姫に投げキッスを送るなど、彼の優しい部分が時折垣間見えます。
グランピー/おこりんぼは、紫色の帽子を被っています。
ハッピー/ごきげん(Happy)
『ハッピー/ごきげん』は、7人の小人の中で、ムードメーカー的キャラクター。
いつもニコニコと幸せそうな顔をしていおり、元気に動き回っています。
チャームポイントでもある、おじさんのような真っ白でふさふさな眉毛をしているのは、小人たちの中でハッピー/ごきげんだけです。
そして、ハッピーが被っている帽子は、黄緑色となっています。
スリーピー/ねぼすけ(Sleepy)
『スリーピー/ねぼすけ』は、常に眠たそうで半開きの目が特徴的なキャラクターです。
のんびり屋でおっとりとした性格をしており、釣られてみている方も眠くなってしまいそうなくらいしょっゆうあくびをしています。
スリーピー/ねぼすけが被っているのは、赤紫色の帽子です。
バッシュフル/てれすけ(Bashful)
『バッシュフル/てれすけ』は、とっても照れ屋さん。
誰が見てもすぐに照れて顔が真っ赤になってしまう、純情で可愛らしいキャラクタうーです。
パッチリとした目が特徴的で、作中ではぱちぱちと瞬きする様子が度々見られます。
バッシュフル/てれすけは、水色の帽子を被っています。
スニージー/くしゃみ(Sneezy)
『スニージー/くしゃみ』は、しょっちゅうくしゃみをしてしまいます。
というのも、スニージーは花粉症なのです。
くしゃみの威力も凄く、周囲のものが吹き飛ぶくらいのくしゃみを連発するので、本人はもちろん、周りも悩まされています。
他の小人たちと比べると、少しだけ鼻が大きいのが特徴です。
スニージー/くしゃみは、緑色の帽子を被っています。
ドーピー/おとぼけ(Dopey)
『ドーピー/おとぼけ』は、寡黙なキャラクターです。
寡黙というか7人の小人の中で、唯一しゃべりません。
喋らない理由について、ウォルト・ディズニーによると、自分が「喋ろうと試みたこともないから」らしいです。
しかし、実際はドーピーのイメージにぴったりの声優が見つからなかったためと言われています。
白雪姫のことが大好きでよく懐いており、見た目や動作も子供の様なあどけなさがあり、可愛らしいキャラクターです。
七人の小人たちの中で、ドーピーだけヒゲが無いので見分けやすいと思います。
また、ドーピーが被っているのは、紫色の帽子です。
7人の小人は最初は16人だった?
上記で、ディズニー映画『白雪姫』に登場する”7人の小人”たちを紹介しました。
7人の小人たちのキャラクターデザインを手がけたのは、”アルバート・ハーター“氏で、2年後には『ピノキオ』のキャラクターデザインも担当したアニメーターさんです。
実は、アルバート・ハーターさんがデザインした小人は7人だけではなく、16人もいたのです。
オークションにかけられたアルバート・ハーターが作成した原画に、16人の小人が描かれていたことで判明しました。
最終的に9人の小人たちの登場は無くなってしまいましたが、それにはとある理由があったとのこと。
その理由というのが、登場しなかった(ボツになった)9人の小人たちについて、「身体的特徴を侮辱している」という意見があったからです。
ボツとなった残りの9人の小人たちには、以下のような名前が付けられていました。
たしかにキャラクターにすれば個性的になりそうなものありますが、どちらかというと不快感を与えるものもありますね…。
子どもをターゲットにした作品であるならば、特に控えた方がいい表現だと思います。
最終的に残った7人の小人が、外見ではなく性格に焦点を当てたのは、ナイスな判断だったのではないでしょうか。
侮辱的表現のない小人が16人いる白雪姫が、どんな内容になっているかも気にはなりますけどね。
「小人」という表現は放送禁止用語?
ちなみにですが、「小人」という言葉について、現代では放送禁止用語に指定されているのはご存じでしょうか。
現代では差別的な表現や用語に配慮する動きが昔と比べると強くなったため、作者に悪気がなくても、これは差別的だと言われてしまう可能性もゼロではありません。
「小人」という言葉も現代だと差別用語であるとする考えもあり、世の中では放送禁止用語に指定されています。
そのため、最近になって作られた白雪姫の絵本のなかには、「7人の妖精」や「7人のドワーフ」と表現されているものもあります。
しかし、だからと言って白雪姫が非難の対象にあるのかというと、決してそういうわけではありません。
あくまで差別的表現に使う「小人」という言葉を禁じているので、妖精やドワーフなどのファンタジー的な意味合いで使用する分には問題ないとのことでした。
7人の小人たちを見て不快に感じる方というのも恐らくいないと思いますし、白雪姫を守る彼らは差別的キャラクターとは遠い位置にいると思うので大丈夫だと思っています。
白雪姫の七人の小人たちが歌う「ハイホー」の意味とは
白雪姫の7人の小人というと、「ハイホ~♪ハイホ~♪」の歌を思い出す方も多いと思います。
ではこの「ハイホー」という言葉は、いったいどんな意味なのでしょうか。
ハイホーは、英語で「Heigh-Ho」と書き、「(驚き・疲労・退屈・落胆などに対する)あーあ、やれやれ」といった、いわば感嘆詞としての意味があるようです。
白雪姫の作中では、夕方の17時になった時にドッグ/先生が大きな声で「ハイホー!」と言い、他の皆が「ハイホー!」と返事をします。
そこから「ハイホ~♪ハイホ~♪」と、お馴染みに歌に繋がります。
なので、ディズニー映画の白雪姫での「ハイホー」は、その日1日の仕事が終わった達成感と開放感に満ち溢れ、「お疲れ様!さぁ家に帰ろう!帰ろう!」的な意味合いなのではと考えられます。
東京ディズニーランドで7人の小人に会う方法
東京ディズニーランドで、7人の小人に会う方法は2つ。
まず1つ目の方法は、東京ディズニーランドのアトラクション『白雪姫と七人の小人』に乗る方法です。
映画『白雪姫』をモチーフにしたアトラクションとなっており、アトラクションの途中で7人の小人が登場します。
白雪姫と小人たちのお家での様子が垣間見ることができます。
ただ、暗い森の中を通ったり、魔女が襲ってきたりと、ちょっと怖いシーンもあるので、小さなお子さんが乗る時は注意が必要です。
ちなみに、ゲストの乗るトロッコの前面には7人の小人の名前が書かれています。
誰のトロッコに乗れるかは、その日のお楽しみです。
また、ミッキーやミニー達のような常設のグリーティング施設はありませんが、7人の小人はごくまれにフリーグリーティングに登場することがあります。
7人の小人たちは、ファンタジーランドを中心に登場することが多く、その他だとウォルト像前に東京ディズニーランド・バンド隊と一緒に登場したこともあります。
7人全員揃って登場しないこともありますが、7人全員を見つけたら写真を撮ったり挨拶してみてください。
まとめ:白雪姫に登場する「7人の小人」の名前と見分け方を紹介!実は最初は16人の小人がいたって本当?
ディズニーにとって初めての長編アニメーション作品でもある『白雪姫』に登場する”7人の小人”について紹介しました。
7人の小人には、それぞれ性格に基づいて名前がつけられており、一人一人特徴があります。
そして、実は当初16人の小人だったりと裏話があったり、ハイホーの意味についても合わせて紹介させていただきました。
個性豊かな7人の小人には、東京ディズニーランドでも会うことができます。
もし彼らに興味が沸きましたら、ぜひ会いに行って見てほしいです。
以上、【白雪姫に登場する「7人の小人」の名前と見分け方を紹介!実は最初は16人の小人がいたって本当?】という記事でした。
・JTB
・楽天トラベル
・じゃらん
・Yahoo!トラベル
・るるぶトラベル
・一休
※各リンクをクリックするとディズニーホテルのプランのページを閲覧できます。
おまけ:白雪姫が見れる動画配信サービス紹介!1か月無料で見れるサービスも!!
ディズニー映画が見られる動画配信サービスはいくつかありますが、私がオススメするのは以下の3つです。
●Disney+ (ディズニープラス)
・ディズニー作品だけが目的なら1番おすすめ!!
・レンタル料、追加課金がない!
●U-NEXT
・作品数の多さが魅力的!アニメ、映画、ドラマなんでもある
・漫画や雑誌もある
●AmazonPrime
・普段からAmazonを使うならオススメ
・音楽も聴ける
※本ページの情報は2021年7月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。
【ディズニー映画が見れる動画配信サービスを比較】
Disney+ (ディズニープラス)であれば、月額料金を払えば、本ブログで紹介した白雪姫をはじめ、ディズニー/ピクサー映画が月額990円(税込)で追加料金なしで全作品見放題となります。
「U-NEXT」の場合、ディズニー/ピクサー作品が見放題対象外で別途レンタル料がかかってしまいますが、独自サービスとして毎月1,200円ポイントが付与されるので、上手く利用すれば追加課金の必要がありません。
月額2,189円(税込)で140,000本の動画が見放題、20,000本の動画をレンタル可能と、作品数が圧倒的に多いので、U-NEXTに登録しておけば他のVODを利用しなくても良いくらい作品数は網羅しています。
また、電子書籍もあるので、漫画や雑誌も読むことができます。
普段から、Amazonを利用しているのであれば、AmazonPrimeもアリです。
Prime会員限定の商品セールなどもあったり、何かとお得なサービスとなっています。
本ページの情報は2021年7月時点のものです。最新の配信状況はサイトにてご確認ください。
コメント