東京ディズニーシーのアトラクション『シンドバッド・ストーリーブックヴォヤッジ』。
シンドバッドとチャンドゥと一緒に冒険の旅を体験するアトラクションですが、ゆったりとしたアラブの雰囲気と素敵な音楽が多くのゲストに人気です。
激しい動きの多いディズニーシーなので、一息つきたい時などにシンドバッドを挟むという方も多いのではないでしょうか。
今回は、その『シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ』のストーリーや小ネタなど、アトラクションの魅力を紹介します。
・シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジの魅力
・シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジのストーリー
・シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジの小ネタ
アトラクションといえば、絶叫系に注目が集まりがちですが、シンドバッドにも何度も乗りたくなる要素がたくさんあります。
シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジの魅力!
『シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ』とは、東京ディズニーシーのアラビアンコーストにあるボート型のライドアトラクションです。
●場所
似たアトラクションとして、ディズニーランドの『イッツ・ア・スモールワールド』もボート型のライドアトラクションとなっています。
船乗りの”シンドバッド”と子トラの”チャンドゥ”と一緒に、宝物探しの冒険を体験するアトラクションです。
タワー・オブ・テラーやセンター・オブ・ジ・アースのような絶叫系ではないので、小さなお子さんからお年寄りの方、絶叫系が苦手な方と幅広い層にオススメのアトラクションとなっています。
そんな『シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ』には、魅力的なポイントがたくさん!
上記3つは、個人的に注目してほしいポイントです。上記3つについて、もう少し詳しく紹介します。
耳に残る名曲!「コンパス・オブ・ユア・ハート」が素敵
『シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ』の最大の魅力と言ってもいいくらいのポイントは、なんといっても音楽です♪
このアトラクションでは、「コンパス・オブ・ユア・ハート」という曲を聴きながら進んでいくのですが、この曲がとにかく素敵!
「人生は冒険だ。地図は無いけれど。宝物を探そう。信じてコンパス・オブ・ユア・ハート」という力強く前向きな歌詞と、壮大な音楽は聴く人を魅了します。
「コンパス・オブ・ユア・ハート」は、映画『リトル・マーメイド』の「アンダー・ザ・シー」や、映画『アラジン』の「ホール・ニュー・ワールド」を作曲したのは“アラン・メンケン”氏です。
そして、「コンパス・オブ・ユア・ハート」を歌っているのは“坂元健児”さんです。
坂元さんは、劇団四季で「ライオンキング」の初代シンバ役を演じていました。
アランメンケンの作ったメロディと坂本さんの素晴らしい歌声が合わさり、アトラクションというよりもミュージカルを見ている感覚になります。
また、ディズニーシーあるあるだと思うのですが、この「コンパス・オブ・ユア・ハート」は、一度聞けば耳に残る不思議な音楽です。
私はアトラクションから降りてしからも「人生~は冒険だー♪地図はなーいけれど~♪」としばらく頭の中で曲がループ再生しています。
臨場感のある演出で雰囲気バツグン!
『シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ』では、光や音、匂いなど五感を刺激する特殊効果にも力を入れています。
例えば、嵐の中船を進めるシーンではミストシャワーが噴き出してきます。(少量の水なので濡れることはありません)
また、お猿がたくさん住む島でシンドバッドはお猿とセッションを行い、お礼に山盛りのバナナを貰います。
ゲストの乗るボートがバナナに近づくと、ほんのりバナナの香りが漂ってくるのです。
アトラクション終盤ではフィナーレに花火が打ち上げられるのですが、打ち上げられてから空中で爆発までを照明を上手く使って花火を再現しています。
室内でここまで花火を再現するのか、と初めて見た時はビックリした思い出があります。
ただ見るだけではなく、五感を刺激する演出が加わっているので、本当に大海原を冒険している気分を味わうことができるのです。
この臨場感あふれる演出は、シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジならではの大きな魅力のひとつだと思います。
パーク最多のオーディオアニマトロニクス
『シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ』では、まるで「本当に生きているのではないか」と勘違いするほど滑らからに動く人形たちが登場します。
シンドバットやチャンドゥ、海賊達やお猿さん達、たくさんの人形が出てきますが、これら全て”オーディオアニマトロニクス“という技術が使用されています。
オーディオアニマトロニクスというディズニーが作ったオリジナルのロボットが、音楽やセリフに合わせてピッタリと動くので、まるで生きているかのようなリアルさを見ることができます。
シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジは、このオーディオアニマトロニクスが、パーク内で一番多く使われているアトラクションです。
人形たちのリアルな仕草、なめらかな動きに目がくぎ付けになってしまいます。
シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジのストーリー
『シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ』は、船乗りのシンドバッドと子トラのチャンドゥが伝説の国々を冒険するストーリーとなっています。
冒険の途中で嵐に遭遇したり、盗賊を懲らしめたり、サルたちとセッションしたり、様々な困難や出会いを経験。
「心のコンパス」を信じて冒険を続けたシンドバッドが最後に見つけた宝物とは…?
ワクワクとロマンあふれる物語となっています。
シンドバッドが登場する作品は、『千夜一夜物語』や『アラビアンナイト・シンドバッドの冒険』などがありますが、アトラクションはオリジナルのストーリーとなっているので、原作を知らなくても充分楽しめます。
初めてでも楽しめるのも、『シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ』の良いところですね。
リニューアル前は今と違うストーリー構成だった
『シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ』は2007年にリニューアルされており、リニューアル前は『シンドバッド・セブンヴォヤッジ』というアトラクションでした。
リニューアル前の『シンドバッド・セブンヴォヤッジ』はストーリー構成が今と異なり、原作の「千夜一夜物語」の物語を再現したストーリーとなっていました。
内容はシリアス面が多く、戦闘シーンなどもあるアトラクションだったのため、今とは雰囲気もかなり違っています。
リニューアル前は「コンパス・オブ・ユア・ハート」の音楽もありません。
リニューアルをきっかけに雰囲気も明るくなり、「コンパス・オブ・ユア・ハート」も導入されました。
ちなみに、リニューアル前後でシンドバッドの声優も変わっており、以前は俳優で『トイ・ストーリー』のウッディ役でも知られている”唐沢寿明”さんでした。
現在『シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ』でシンドバッドを演じているのは”坂元健児”さんです。
シンドバッド・ストーリーブックヴォヤッジの小ネタ
『シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ』では、ちょっとした小ネタ要素もあり、見つけるとちょっと嬉しくなります。
シンドバッドに限らずですが、隠れミッキーなどの小ネタがあるのもディズニーの楽しいポイントですよね。
シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジの隠れミッキー
ディズニーには、壁や地面に丸3つが描かれた、いわゆる”隠れミッキー“があります。
シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジのいたる所にも隠れミッキーがあると言われています。
シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジの隠れミッキーを3つ紹介します。(ネタバレになるので隠しました。タップ・クリックで見れます。)
アトラクションのキューライン(待機列)にいくつか絵が飾られています。
その中にシンドバッドと緑色の巨人が描かれた絵があります。
ここに描かれている緑の巨人の付近に隠れミッキーがいるので注目してみてください。
アトラクションのキューライン(待機列)にある絵でシンドバッドが像に乗っている絵があります。
その絵の左下、サルが描かれているところに注目すると隠れミッキーが描かれています。
アトラクションの途中で大きなクジラが登場します。
そのクジラの体にミッキー模様があるのです。
少々見えにくいですが、クジラの額あたりに注目してみてください。
シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジの隠れアラジンと隠れジャスミン
シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジには、隠れミッキーだけではなく、隠れアラジンと隠れジャスミンもいます。
隠れアラジンと隠れじゃヤスミンの場所を紹介します(ネタバレになるので隠しました。タップ・クリックで見れます)
アトラクションの終盤、左側にロープの上で寝ているチャンドゥが見えてきます。
そのシーンでチャンドゥとシンドバッドの間に地図が立てかけてあるのですが、その地図をよく見ると魔法の絨毯に乗ったアラジンとジャスミンが描かれています。
隠れミッキーも見つけたら嬉しいですが、他の隠れキャラクターを見つけた時は特別感が増しますね。
実はジャスミンのフライングカーペットとキューラインが繋がっている
シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジのキューライン(待機列)とジャスミンのフライングカーペットのキューラインの間には扉が設置されています。
もともと、ジャスミンのフライングカーペットのキューラインは、シンドバッドのキューラインとして作られた場所でした。
キューラインを長めにつくったものの、シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジのリニューアル前アトラクション「シンドバッド・セブンヴォヤッジ」が予想よりも人気が出ず、ジャスミンのフライングカーペットのキューラインとして使うようになったと言われています。
1回の乗車人数が多く、回転率が良いので行列ができにくいという理由もありそうですが。
まとめ:シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジの魅力!ストーリーや小ネタなど注目ポイント紹介!
ディズニーシーのアトラクション『シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ』について紹介しました。
アトラクションの魅力が伝われば幸いです。
ソアリンやタワテラなんかと比べると、多少影の薄いアトラクションかもしれませんが、魅力的なポイントがたくさんあります。
隠れミッキーや隠れアラジン・ジャスミンもいたり、小ネタ要素も豊富でとっても楽しいアトラクションです。
比較的短い待ち時間で乗れるので、是非足を運んでみてください。
以上、【シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジの魅力!ストーリーや小ネタなど注目ポイント紹介!】という記事でした。
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