東京ディズニーランドのアトラクション『ミッキーのフィルハーマジック』は、ドナルドをはじめ、ディズニーのキャラクター達とディズニーの音楽を楽しむことのできるアトラクションです。
ただ音楽を聴くだけではなく、3D映像による演出やシーンに合わせて匂いや風、水しぶきが飛んだり臨場感あふれる、まるで魔法のような体験を楽しむことができます。
アトラクション中に聞くことができる音楽は、「美女と野獣」や「アラジン」など多くの方が聞いたことがあるであろう名曲ばかり。
今回は、東京ディズニーランドのアトラクション『ミッキーのフィルハーマジック』で聞くことのできる曲、音楽について紹介していきます。
●ミッキーのフィルハーマジックで聞くことができる音楽
●ミッキーのフィルハーマジックの曲順
美女と野獣の曲、アラジンの曲、音楽は聴いたことがあるけど曲のタイトルは知らないという方も意外といらっしゃるのではないでしょうか。
曲名だけではなく、作品と合わせて紹介していきます。
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ミッキーのフィルハーマジックについて
まず初めに、『ミッキーのフィルハーマジック』というアトラクションについて簡単に紹介していきます。
ミッキーのフィルハーマジックは、東京ディズニーランドのファンタジーランドにあるアトラクションです。
シアタータイプのアトラクションで、ディズニーキャラクターと一緒にディズニーの名曲を楽しむアトラクションとなっています。
ただ音楽を聴くのではなく、3D映像を使った演出や、シーンに合わせて風や匂い、水しぶきを浴びたりと五感で楽しむアトラクションです。
アトラクションのストーリーとしては、私たちゲストはミッキーが指揮者を務める「フィルハーマジックオーケストラ」の演奏会に招待されます。
ちなみに、ミニーはこのホールマネージャー、グーフィーはステージマネージャードナルドはオーケストラの準備担当となっています。
演奏が始まる直前、居眠りをしていたドナルドが触ってはいけないと注意されていた魔法の帽子を被ってしまい、オーケストラが暴走するというハプニングが発生。
帽子もどこかへ行ってしまいました。
ドナルドとハプニングに巻き込まれた私たちゲストは、各ディズニー映画の作品の世界に飛び込み、帽子を探していきます。
その映画に登場するキャラクターとドナルドが出会う、本編では絶対にありえないキャラクター同士のコラボレーションは、フィルハーマジックでしか見ることができません。
また、ミッキーのフィルハーマジックは、ディズニーランドにアトラクションがないキャラクターが登場したり、複数の作品のキャラクターが集結する非常に豪華なアトラクションとなっています。
アトラクションの名前に「ミッキーの」とついてはいますが、ストーリーはドナルドを中心に進んで行きます。
ちなみに、フィルハーマジック(PhilharMagic)とは、フィルハーモニック(philharmonic:交響楽団)とマジック(magic:魔法)を組み合わせた造語です。
ミッキーのフィルハーマジックの音楽を曲順ごとに紹介♪
ミッキーのフィルハーマジックでは、ドナルドが起こしたハプニングによって、いろいろなディズニー作品の世界に飛び込んでいきます。
各ディズニー映画の世界で私たちゲストは、ディズニー映画の名曲とともに登場するキャラクター達に会うことができます。
ミッキーのフィルハーマジックで登場するディズニー作品と、音楽は下記の通りとなっています。
有名な曲が多く、ディズニー映画に詳しくないという方でも一度は聴いたことがあるものもあると思います。
2022年9月15日(木)にリニューアルをして、リメンバー・ミーのUn Poco Loco(ウン・ポコ・ロコ)が追加されました。
1つのアトラクションで、こんなにもディズニー音楽が堪能できる、非常に贅沢なアトラクションですね。
各音楽について、映画のどのシーンで流れた曲なのか等を、ミッキーのフィルハーマジックの曲順でもう少し詳しく紹介していきます。
ひとりぼっちの晩餐会(美女と野獣)
ミッキーのフィルハーマジックで、最初に訪れるのは映画『美女と野獣』の世界です。
ここでは、映画でベルが晩餐会でおもてなしされたように、ドナルドがルミエールや食器たちにお出迎えされます。
映画同様、『ひとりぼっちの晩餐会』の音楽に合わせて、食器が踊るように給仕をしてくれます。
『ひとりぼっちの晩餐会』に合わせて美味しそうなケーキが運ばれてくる時は、甘い匂いが漂ってきてます。
また、最後にシャンパンの栓が空く時は、風を感じる演出もあり臨場感バツグンです。
ちなみに、『ひとりぼっちの晩餐会』は当初、最初に城に到着したベルの父モーリスが初めて野獣の城に来た時に歌われる予定の音楽だったそうです。
しかし、ストーリーアーティストの1人が「歌うべき相手が違うと思う」と提言したことで、ベルのために歌う楽曲へと変更になりました。
歌詞の変更などはされませんでしたが、映像はモーリスで作りかけていたみたいです。
また、『ひとりぼっちの晩餐会』は東京ディズニーランドのアトラクション「美女と野獣”魔法のものがたり”でも使用されています。
こちらも本当に晩餐会に参加しているような気分を味わえる、非常に没入感の高いアトラクションとなっています。
映画を見ているとより感動すると思うので、ぜひ映画を見て世界観の再現度の高さを感じてみてください。
魔法使いの弟子(ファンタジア)
次に体験するのは『ファンタジア』の世界。
美女と野獣の世界で出された食器類を、ファンタジアでおなじみの”ほうき“達が『魔法使いの弟子』の音楽に合わせてお掃除してくれます。
ほうき達はバケツに入った水をバシャバシャと飛ばしてお掃除してくれるのですが、水を飛ばした先にはドナルドがいて、ドナルドはビシャビシャにされてしまします。
私たちゲストにも水しぶきが飛んでくるので、初見だとビックリするかもしれませんね。
ちなみに、ミッキーのフィルハーマジックのアトラクションのキューライン(待機列)の壁が楽譜のようなデザインになってます。
この壁のデザインには、モチーフとなっている楽曲が存在します。
その1つが『魔法使いの弟子』で、壁に大きく描かれた五線譜と音符がちゃんと魔法使いの弟子の譜面になっているのです。
パート・オブ・ユア・ワールド(リトル・マーメイド)
場面は映画『リトルマーメイド』の海底の世界へと切り替わります。
陸上の世界に憧れる主人公”アリエル”が、『パート・オブ・ユア・ワールド』を歌いながら集めた宝石を見せてくれます。
リトルマーメイドの映画の試写会時に、パート・オブ・ユア・ワールドの曲に退屈してしまった子供がいたらしく、この曲をカットする案もあったそうです。
しかし、曲の最後でアリエルが天井に手を伸ばすシーンの光の特殊効果を何度も試行錯誤したり、より魅力的なシーンへと作り直しが行われました。
このシーンはアリエルの映画で、一番最後に完成した場面だそうですよ。
王様になるのが待ちきれない(ライオン・キング)
続いては、映画『ラインキング』の楽曲です。
主人公”シンバ”がサバンナの王で偉大な父”ムファサ”への憧れと、早く王様になりたい気持ちを綴った曲『王様になるのが待ちきれない』を歌う様子が見られます。
ミッキーのフィルハーマジックでは、主に3DCGの映像が使用されているのですが、このライオンキングのシーンは3Dと2Dイラストを組み合わせたような映像表現になっているのが特徴です。
ドナルドやシンバ、ザズー達キャラクターは3Dで、サバンナの動物達は2Dイラストのように描かれており、他のシーンとはまた違った感動があります。
Un Poco Loco(ウン・ポコ・ロコ)(リメンバー・ミー)
場面が変わって、映画『リメンバー・ミー』の世界、死者の国に移ります。
聞こえてくるのはミゲルとヘクターの歌声。
リメンバー・ミーのシーンで流れる楽曲は『Un Poco Loco(ウン・ポコ・ロコ)』です。
ドナルドは、作中でも登場するママ・イメルダをパートナーとするアレブリヘ(魂の案内役)、”ペピータ”に乗って登場。
魔法の帽子を探しながら死者の国のフェスティバルを楽しみます。
3D映像で見る、死者の国のカラフルで美しい様子は圧巻です。
きみもとべるよ!(ピーターパン)
場面が変わり、映画『ピーターパン』でおなじみの時計台に魔法の帽子とドナルドが落ちてきます。
地上へ落ちそうになっている所を、ティンカーベルの妖精の粉をかけてもらい、映画でウェンディたちがピーターパンとともに、ネバーランドを目指すシーンで使われた『きみもとべるよ!』の音楽と共に空の旅へ出発します。
映画でも夜に空を飛ぶシーンがありましたが、ロンドンの夜景を見ながら空飛ぶのはとても気持ちよさそうだなと、このシーンを見ると毎回そう感じます。
ロンドンの夜景を見に行くことがあれば、この曲を聴きながら見て見たいですね。
このシーンで、ティンカーベルの妖精の粉をかけてもらった直後のドナルドが変な飛び方になっているのは、妖精の粉がかけられたのが頭ではなくお尻だからなんですね。
ホール・ニュー・ワールド(アラジン)
最後に訪れるのは、映画『アラジン』の世界。
映画と同じく、『ホール・ニュー・ワールド』の歌いながら、アラジンとジャスミンがが魔法の絨毯に乗って夜の空中散歩を楽しんでいます。
ここでは、ドナルドと一緒に魔法の絨毯に乗ってアグラバーの街中を駆け抜けていきます。
座席はまったく動いていないのですが、映像に合わせて風を感じるような演出が施されているので、ジェットコースターに乗っているときに近い感覚を味わえます。
ホール・ニュー・ワールドは、ディズニーに詳しくない方でも知っている人も多いのではないでしょうか。
ディズニーソングの中でも人気、知名度はトップクラスで、実際1993年の第65回アカデミー賞の歌曲賞を受賞しています。
アランメンケンにとっては、前年の映画『美女と野獣』の主題歌「ビューティー・アンド・ザ・ビースト〜美女と野獣」に続く連続受賞となり、同年のゴールデングローブ賞主題歌賞も受賞しており映画音楽部門賞の二冠獲得となりました。
そして、1994年にはグラミー賞最優秀楽曲賞も受賞と、数多くの賞を獲得した楽曲です。
アカデミー主題歌賞だけでなく、グラミー賞の主要部門である最優秀楽曲賞を受賞したのは、数あるディズニーソングの中でもこの実はホール・ニュー・ワールドの1曲のみ。
この歌を聴いた後は、ついつい口ずさんでしまう名曲ですね。
ミッキーマウス・マーチ
場面は、オーケストラステージに戻ってきます。
楽器たちも元の位置に戻ってきて、帽子も無事ミッキーの元へ帰ってきました。
最後にミッキーの指揮で演奏される『ミッキーマウス・マーチ』でフィナーレを迎えます。
『ミッキーマウスマーチ』は、もともと1955年から放送されたアメリカの子供向け番組のテーマソングとして作られた曲だったりします。
以降、ミッキーのテーマソングとして世界中の子供から大人に親しまれている楽曲です。
現在も多くのディズニー作品や関連メディア、世界中のディズニーパークなどで使用されており、「小さな世界(It’s a small world)」や「星に願いを(When You Wish upon a Star)」と並んでディズニーを代表する楽曲となっています。
▶イッツ・ア・スモールワールドに登場するディズニー・ピクサーキャラクター一覧
ちなみに、上記でミッキーのフィルハーマジックのアトラクションのキューライン(待機列)の壁に描かれた五線譜が『魔法使いの弟子』の譜面になっていると紹介しましたが、実はもう一曲デザインのモチーフになった音楽があります。
それが『ミッキーマウス・マーチ』なのです。
ミッキーのフィルハーマジックのキューラインの壁に楽譜が描かれている場所があり、その楽譜はミッキーマウスマーチのメロディーが書き込まれています。
ディズニーらしい、粋なデザインですね!
ミッキーのフィルハーマジックが2022年9月15日にリニューアル
ミッキーのフィルハーマジックは、2022年9月15日にリニューアルをしました。
アトラクション施設の外観・内装であったり、アトラクションの内容的な部分がガラッと変わるようなことはありませんでした。
主な変更点を挙げると、以下の点になります。
リニューアル後のフィルハーマジックでは、アトラクション中にディズニー&ピクサー映画『リメンバー・ミー』のシーンが追加されました。
シーンが追加されたのは、ライオンキングとピーターパンの間です。
その他の映像はカットされず、追加という形になったので、上映時間が従来の約11分から1分長くなり約12分になりました。
また、アトラクションの上映を待つウェイティングルーム(待合室)にある内装が一部変わりました。
ドナルド、ホセ・キャリオカ、パンチートが描かれた三人の騎士のポスターが、リニューアル後はリメンバー・ミーに変更されていました。
その他の変更内容として、3D映像がかなり奇麗になりました。
新しく追加されたリメンバー・ミーの映像は、色彩鮮やかでかなり滑らかに動く映像となっています。
さらに、その他リニューアル前の映像も画質、色彩がより鮮明になっていました。
まとめ:ミッキーのフィルハーマジックの楽曲一覧!曲順に紹介していきます♪
ミッキーのフィルハーマジックの楽曲を曲順で紹介していきました。
2. 魔法使いの弟子(ファンタジア)
3. パート・オブ・ユア・ワールド(リトル・マーメイド)
4. 王様になるのが待ちきれない(ライオン・キング)
5.Un Poco Loco(ウン・ポコ・ロコ)(リメンバー・ミー)
6. きみもとべるよ!(ピーターパン)
7. ホール・ニュー・ワールド(アラジン)
8. ミッキーマウス・マーチ
きっと、多くの方が一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
1つのアトラクションで、たくさんのディズニー音楽が堪能できる、非常に贅沢なアトラクション『ミッキーのフィルハーマジック』。
ぜひ、ミッキーのフィルハーマジックでディズニーの名曲に触れてみてほしいです。
また、映画のどのシーンで流れた曲なのか知っていると、映画とアトラクションで比較できたりと、一味違った楽しみ方もできます。
以上、【ミッキーのフィルハーマジックの楽曲一覧!曲順に紹介していきます♪】という記事でした。
おまけ:Disney+でディズニーオンクラシックが見放題で視聴可能
本記事で紹介した「ミッキーのフィルハーマジック」で使用されている楽曲は、どれも素晴らしいものですが、ディズニー音楽の中でもほんの一部になります。
ディズニー音楽は、ディズニー映画をはじめディズニーランドやディズニーシーのパークミュージックなど、数えきれないほど存在します。
そんな数多くあるディズニーの楽曲を、贅沢なオーケストラと歌のパフォーマンスで楽しめるコンサートをご存じでしょうか。
そのコンサートというのが『ディズニー・オン・クラシック』。
ディズニー・オン・クラシックとは、毎年さまざまなテーマで開催されるディズニーの音楽祭で、ディズニー映画やテーマパークの楽曲をスクリーンに映し出される映像とオーケストラと歌を組み合わせた、迫力あるパフォーマンスを観覧できるコンサートです。
アニメーション映像に迫力あるオーケストラの演奏が加わり、ディズニーの世界へ引き込まれること間違いなし。
そんなディズニー・オン・クラシックの映像が、ディズニー公式が展開する動画配信サービス『Disnye+(ディズニープラス)』で見放題で楽しめます。
月額料金の990円(税込)以外の追加課金の発生は無し!好きな時に好きなだけディズニー・オン・クラシックの映像を視聴可能です。
ディズニーの音楽が好きな方はもちろん、クラシックやオーケストラが好きな方は、ぜひ一度「ディズニー・オン・クラシック」の演奏と映像を楽しんでみてください。
クラシックコンサートが初めてという方でも、お馴染みの楽曲ばかりなので、楽しく鑑賞できますよ。
また、ディズニープラスでは、ディズニー映画やアニメ以外にも、「ディズニー・オン・クラシック」などの音楽を楽しめる番組が配信されています。
ディズニープラスでしか観ることができない特別なコンサート映像もあるので、ディズニー音楽好きの方は要注目です!
▶ディズニープラスのメリット・デメリット!使って損しないのはどんな人?
おまけ:ディズニー音楽が楽しめるTDLのショー『ミッキーのマジカルミュージックワールド』
2021年に東京ディズニーランドに初の本格室内シアター施設「ファンタジーランド・フォレストシアター」がオープン!!
ファンタジーランド・フォレストシアターでは、ミッキーマウスをはじめとする、ディズニーの仲間たちが登場するエンターテインメントプログラム「ミッキーのマジカルミュージックワールド」の公演を鑑賞できます。
ミッキーのマジカルミュージックワールドでは、「ディズニーのキャラクターたちと一緒に素晴らしい音楽をめぐる旅」をテーマにしており、キャラクター達は各映画のお馴染みの音楽と共に登場し様々なパフォーマンスを披露してくれます。
また、ミッキーのマジカルミュージックワールドは、ダイナミックに変化するステージや、プロジェクションマッピングなど最新技術を使った演出も見どころです。
ディズニー音楽に合わせて、特殊な演出でショーは最高に盛り上がります。
ミッキーのフィルハーマジック同様、ディズニー音楽好きの方は見逃せませんね!
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