東京ディズニーシーのシンボルともいえるのが、中央にそびえ立つ『プロメテウス火山』。
ひときわ存在感を放っているプロメテウス火山ですが、入口側からの正面からではなくミステリアスアイランド側の後ろから見ると、火山に突き刺さっている車ような機械のようなものが確認できます。
「プロメテウス火山に刺さっている車って何?」と感じた方も多いのではないでしょうか。
今回のブログでは、ディズニーシーのプロメテウス火山に刺さっている車について紹介していきます。
●プロメテウス火山に刺さっている車について
●プロメテウス火山に刺さっている車の名前
●プロメテウス火山に刺さっている車の役割
●センターオブジアースとの関係
ディズニーでは、各アトラクションやパーク内の施設にバックグラウンドストーリーが隠されていたりします。
知ってるとよりディズニーシーが楽しく感じられますね。
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【TDS】プロメテウス火山に刺さってる車の正体は削岩機『ドリリングマシン』
東京ディズニーシーの中央にそびえ立ち、パーク内でひときわ存在感を放っている『プロメテウス火山』。
ディズニーシーのシンボル的存在ですね。
このプロメテウス火山を、パークの入り口側からではなく、ミステリアスアイランド側の後ろから見ると、火山の岩壁に車のような機械が突き刺さっているのを見ることができます。
ディズニーシーに初めて行った時に「なぜあんな場所に車が刺さってるの?」、「というか車なの?」と疑問に思った方も多いと思います。
この突き刺さっている車の正体は、『削岩機』と呼ばれる機械の一種です。
削岩機とは、文字通り鉱山や岩盤を削ったり穴を空ける時に活躍する機械となっています。
削岩機と一言で言っても色々な種類があるようで、機械の先端を前後に激しく打ち付けた打撃の衝撃で岩を削るタイプや、ドリルで穴を空けるタイプなどがあるようです。
プロメテウス火山に刺さっている削岩機は、車体の先端に付いた2つのドリルで岩盤に穴を空けるので、正式名称を『二軸式岩石掘削機』と言うようです。
そして、プロメテウス火山に刺さっている2軸式岩石掘削機には、『ドリリングマシン』という名前が付けられています。
ドリリングマシーンの発明者は”ネモ船長”
では、この削岩機“ドリリングマシン”を作ったのは誰なのでしょうか。
答えは、”ネモ船長“です。
ネモ船長については、すでに知っている方も多いと思います。
ネモ船長とは謎の天才科学者で、東京ディズニーシーのアトラクション「センター・オブ・ジ・アース」や「海底2万マイル」にも登場する人物です。
ネモ船長が削岩機ドリリングマシーンを作った理由はもちろん「研究」のため。
センターオブジアースでは、ネモ船長がドリリングマシンで掘り進めた地底を研究企画の一環として探検をしに行くというのがコンセプトとなっています。
▶センターオブジアースの原作について アトラクションのストーリーはディズニーシーオリジナル?
ドリリングマシーンはまだ現役稼働中?
プロメテウス火山に刺さっているドリリングマシーンですが、いまだ現役稼働中なのです。
良く見るとドリリングマシーンのタイヤがゆっくりと回っており、エンジン付近からモクモクと煙が出ているのが見えます。
事故で岩壁に刺さり、身動きが取れなくなって活動停止しているわけではないんですね。
センターオブジアースはドリリングマシーンで作られた?入口に隠された秘密
プロメテウス火山に突き刺さったドリリングマシーンを火山の内側から見れるポイントがあります。
それは、アトラクション「センター・オブ・ジ・アース」の入り口近くで、アトラクション入口に背を向けて上を向くと、ドリリングマシーンの正面、2つのドリルが岩盤を突き抜けているのが見えます。
ドリルの周りを見てみると、丸を二つ重ねたような形でドリル跡ができているのが分かるかと思います。
このように、二つの丸を重ねたようなドリルで空けた穴はミステリアスアイランドの色んな場所で見ることができるのです。
例えば、センターオブジアーズの入り口を良く見てみると、同じように丸が2つ重なったような形になっているのを確認できます。
他にも、センターオブジアースのアトラクション中にも、ドリリングマシーンで空けたと思われる穴があるので、ぜひミステリアスアイランドを訪れた際は探してみてください。
センターオブジアースのキューラインではドリリングマシーンの詳細図を確認できる
アトラクション「センター・オブ・ジ・アース」のキューライン(待機列)では、削岩機ドリリングマシーンの詳細図が飾られています。
ドリリングマシーンを横から見た図と上から見た図、そして各部の特徴が記載されています。
②チタン製ドリルビット
ドリルビット:ドリル先端の刃部分
③時計回り、半時計回りのどちらにも回転可能なドリルビットは、以前のモデルよりも効率が良いことが判明。また、そのおかけで積もった岩石を採掘している最中に機械が破損してしまう可能性がひくくなった。
④2つのエンジンによって、車体が前進、後進がしやすくなった。
⑤操縦室は密閉されているため、落石だけではなくPOWER EXCHANGE COREから運転手を守ることができる。
⑥このマシンは、蒸気機関車とトラクターの利点を組み合わせている。そのため柔軟性を保ち、耐久性の高い、強力なマシンとなっている。
⑦二軸式岩石掘削機の詳細設計
このマシンは高密度の岩石に穴を掘るよう設計された機械である。これにより、地下の洞窟を繋げることができた。
⑧両側についた鉄製のプラウによって、巨大な岩石や岩の破片を道の外に押し退けることができる。
プラウ:土壌を耕起部分トラクターの作業機
⑨チタンでできたドリルビットが最も強度が高いことが判明した。
⑩パンクを防ぐために耐久性の高い金属性のタイヤにしたことで、このマシンはどんな地面でも進むことが可能である。
⑪私は無限とも思えるエネルギー源を発見した。これをネモニウムと名付けた。これにより排気ガスの換気を心配することなくどんなに深い場所にも進むことができる。
英語が不得意なので分かりませんが、訳していくとだいたいこのような内容がかかれているのだと思います。
ブログに載せた写真だと文字が潰れてしまって見づらいと思いますので、良く見たい方はぜひセンターオブジアースに乗ってみてください。
⑤番の「POWER EXCHANGE CORE」というのが何を指すのか分かりませんでした。
もし、ブログを読んで頂いている方の中でご存じの方がいれば、情報をいただけますと幸いです。
⑪番に登場したネモニウムというは、ネモ船長が見つけた不思議なエネルギー源らしいですね。
○○ウム、○○ニウム、というは金属元素でよく聞くのでネモニウムも金属の一種なのでしょうか?
詳しいことは分かりませんが、なんか凄そうな物質ですね。
センターオブジアースの豆知識
今回のメインであるドリリングマシーンとは、ちょっと離れてしまうかもですが、センター・オブ・ジ・アースに関する豆知識を少し紹介します。
ディズニーのアトラクションやテーマエリアには、原作やモチーフとなっている小説や映画などの作品があります。
センター・オブ・ジ・アースにも元となる作品があり、それがフランスのSF小説作家”ジュール・ヴェルヌ”の『地底旅行』という小説です。
1864年に描かれた小説で、今から100年以上の作品ではあるのですが、読んでみると時代を感じさせない内容で引き込まれる展開を楽しめるようになっています。
アトラクションと原作小説では、火山を探検するという大まかなストーリーは同じですが、細部で異なる部分もあります。
小説『地底旅行』にはなくて、アトラクション『センター・オブ・ジ・アース』で追加された要素もあったり、捉え方によっては別物のように感じるかもしれません。
特に、ドリリングマシーンの発明をしたり、プロメテウス火山の探検をしているネモ船長が、原作の『地底旅行』に登場していないのは大きな違いなのかなと思います。
本来、ネモ船長は、アトラクション『海底2万マイル』の原作小説『海底二万里』の登場人物なのです。
この『海底二万里』も『地底旅行』と同様”ジュール・ヴェルヌ”の作品となっています
また、アトラクションのあるミステリアスアイランドも、ジュールヴェルヌの『神秘の島』という小説がモチーフとなっています。
なので、アトラクションの『センター・オブ・ジ・アース』は、ジュールヴェルヌの複数の作品が組み合わさってできた感じになっているんですね。
センターオブジアースと原作小説については、下記のブログでもっと詳しく紹介してます。
その他、センターオブジアースのエレベータ通称”テラベータ”の仕組みについてはこちらのブログで解説しています。
▶アトラクション『海底2万マイル』の仕組み解説 本当は水の中に潜っていない?
まとめ:【TDS】プロメテウス火山に刺さってる車の正体!センターオブジアースの入り口に隠された秘密
プロメテウス火山に刺さっている車の正体『ドリリングマシーン』について紹介しました。
ドリリングマシーンは、海底2万マイルにも登場したネモ船長が発明した削岩機で、プロメテウス火山を掘り進めている機械です。
アトラクションセンターオブジアースなど、ミステリアスアイランドの至る場所に、ドリリングマシンで空けたと思われる穴が見られます。
設定を知ってからディズニーに行くのも、また違った楽しさがあります。
また、今回紹介したプロメテウス火山のドリリングマシーン以外にも、面白いストーリーがたくさんあるので調べて見るのもオススメです。
以上、【TDS】プロメテウス火山に刺さってる車の正体!センターオブジアースの入り口に隠された秘密という記事でした。
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おまけ:映画『センター・オブ・ジ・アース』について
余談ですが、アトラクション『センター・オブ・ジ・アース』の原作小説「地底旅行」を元にした「映画」も存在します。
それが、“ワーナーブラザーズ”より2008年に公開された『センター・オブ・ジ・アース』です。
原作小説やアトラクションと同じく、火山を探索するという大部分的なストーリーは同じですが、小説『地底旅行』をそのまま映画化したというより、原作小説をモチーフにアレンジを加えた映画となっています。
2012年にはその続編には当たる『センター・オブ・ジ・アース2神秘の島』が航海されましたが、こちらは『地底旅行』というより『神秘の島』を映画化したものとなっています。
ディズニー制作ではないので、アトラクションと直接的な繋がりはないものの、映画の公開がアトラクションより後ということで「センターオブジアース」の要素とも捉えることのできる部分もあります。
例えば、洞窟の奥で旧鉱山のトンネルをトロッコに乗り猛スピードで走るシーンは、センターオブジアースと似ているなと感じました。
なので、映画は原作小説『地底旅行』とアトラクション『センターオブジアース』を組み合わせ作品見たいな感じですかね。
ディズニー映画ではないので、ディズニー公式が展開する動画配信サービスDisney+ (ディズニープラス)では配信されていません。
センターオブジアースが見れる動画配信サービスは、以下のサービスとなっています。
センター・オブ・ジ・アース | センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島 | |
2,189円/月 31日間無料 | 〇 | 〇 |
880円~/月 | 〇 | 〇 |
500円/月 2週間無料 | 〇 | 〇 |
1,026円/月 2週間無料 | 〇 | × |
550円/月 31日間無料 | 〇 | 〇 |
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