1983年の4月15日に、世界で3番目のディズニーパークとして日本に東京ディズニーランドがオープンしました。
そして2023年は、東京ディズニーランド開園40周年となる記念すべき年となっています。
そんな東京ディズニーランドには、ディズニーキャラクターをモチーフにしたグッズやお土産にピッタリなお菓子等、さまざまな商品を販売しているショップがあります。
中には、東京ディズニーランドが開園した1983年から残っているショップも存在します。
今回のブログでは、東京ディズニーランドにあるショップで開業当初から残っているショップについて紹介します。
●東京ディズニーランドのオープン当初から残っているショップ
●東京ディズニーランドの歴史について
気になる方はどのショップが開園当初から残っているか、是非予想しながら読み進めてみてください。
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- 東京ディズニーランドで開園当初から2023年まで残っているショップ【ワールドバザール】
- 東京ディズニーランドで開園当初から2023年まで残っているショップ【アドベンチャーランド】
- 東京ディズニーランドで開園当初から2023年まで残っているショップ【ウエスタンランド】
- 東京ディズニーランドで開園当初から2023年まで残っているショップ【ファンタジーランド】
- 2023年時点で東京ディズニーランド内にあるショップの数は45店舗
- 東京ディズニーランドに開園当時から2023年現在まで残っているアトラクションとレストラン
- 1983年のオープン当初、東京ディズニーランドは5つのテーマランドしかなかった
- まとめ：東京ディズニーランドで開園当初から2023年まで残っているショップ
東京ディズニーランドで開園当初から2023年まで残っているショップ【ワールドバザール】
東京ディズニーランドのワールドバザールで、開園当初から2023年まで残っているショップは7店舗あります。
ショップの名前が変わっていたり、店舗の場所が変わっているものもあります。
また、ペイストリーパレスは2023年現在はショップとして運営していますが、東京ディズニーランドが開業した当初はレストランとして運営をしていました。
各ショップについて紹介していきます。
▶ワールドバザールの隠れ〇〇?ワールドバザールの窓に隠された秘密とは
カメラセンター
カメラセンターは、東京ディズニーランドで写真関連の商品を取り扱っているショップです。
使い捨てカメラや各種メモリーカードが販売されています。
今はスマホやお手持ちの一眼レフ等で撮影される方が多いと思いますが、カメラ関連の物が欲しい時はカメラセンターを訪れると良いでしょう。
また、カメラセンターでは自分達で撮った写真にディズニーのイラストを入れて仕上げる「デジタル・フォトエキスプレス」の注文と受け取りもできます。
その他、パーク内フォトグラファーが撮影した写真の確認・購入もカメラセンターで行えます。
東京ディズニーランドのオープン当初は、現在の「ワールドバザール・コンフェクショナリー」の一角に位置していました。
2006年にカメラセンターを含む周辺の4つのショップが統合し、「ワールドバザール・コンフェクショナリー」が誕生するのに伴い、それまでの店舗を閉店して、もともとエンポーリアムの一画であった現在の場所に移転し運営を続けています。
移転後のカメラセンターは、移転前と比べて店舗が広くなり、白を基調とした内装で明るい雰囲気のショップとなりました。
エンポーリアム(現:グランドエンポーリアム)
グランドエンポーリアムは、東京ディズニーランド内で最大のショップです。
ぬいぐるみやステーショナリー、身につけグッズなど、東京ディズニーランドで販売されているグッズ全般を取り扱っているので、ほとんどの商品はグランドエンポーリアムで購入することが可能です。
パークで季節イベントやスペシャルイベントが開催されている時期は、グランドエンポーリアムの外観、内装にもデコレーションが施されます。
また、グランドエンポーリアムを作ったのはミッキーであり、ミニーやドナルド達、仲間たちの協力で立派な百貨店に成長した友情の詰まったショップなのです。
グランドエンポーリアムがある位置には、もともと、「エンポーリアム」とTシャツなどを販売していた「タウンクロージアーズ」という2つのショップと「メインストリート・シネマ 」というアトラクションがありました。
エンポーリアムを拡張する計画が進み、現在のグランドエンポーリアムとして運営を続けています。
パーク内最大のショップであり、取り扱いグッズも豊富なため、混雑していることが多いショップです。
閉園間際になるとお土産を購入しに来店するゲストも多く、お店に入るのに時間がかかることもあります。
お土産を買う際は、早めに購入しておくなど時間をずらしてお店に向かうのがオススメです。
ディズニー&カンパニー
ディズニー&カンパニーは、ディズニーキャラクターのグッズを中心に販売しているショップです。
大人気のぬいぐるみやぬいぐるみバッジをはじめ、カチューシャ、文房具、おもちゃなどを購入できます。
他にも、スペシャルイベントの関連グッズが売っています。
ディズニー&カンパニーは、豪華なヴィクトリア朝を感じさせるショップとなっています。
ヴィクトリア朝様式は、17世紀〜19世紀にイギリスで流行し、ウォルト・ディズニーが愛したデザインとも言われています。
ハウス・オブ・グリーティング
ハウス・オブ・グリーティングは、東京ディズニーランドで文房具を中心に販売しているショップです。
ボールペンやシャープペン、メモ帳などが豊富に取り揃えられています。
ポストカードやレターセットも販売されており、店内にはデスク置かれているので、購入してすぐ書いてパーク内にあるポストに投函することも可能です。
東京ディズニーランド・ディズニーシーにあるポストに場所については、【こちらのブログ】で写真付きで紹介しているので参考にしてみてください。
2008年3月には、隣にあった「ビクトリアズ・ジュエリーボックス」と併合、そして閉店した「ストーリーブック・ストア」に代わり書籍・CD・DVDの取り扱いも始めました。
マジックショップ
マジックショップは、ワールドバザールにある手品用品を取り扱っているショップです。
トランプマジックやコインマジック等、豊富な品揃えとなっています。
ショップ前のウィンドウには手品でミニーを浮かせているミッキーがいます。
店内もどこか怪しげで不思議な空間になっています。
そして、店内レジ横のスペースでは、キャストさんが販売している商品を使ってマジックの実演販売を行うことがあります。
決まった時間に行っているわけではなく、ゲストの入り具合を見て不定期で行っています。
また、ショップの外でもマジックを披露していることもあるそうです。
コンフェクショナリー(現:ワールドバザール・コンフェクショナリー)
ワールドバザール・コンフェクショナリーは、東京ディズニーランドで最大のお菓子ショップです。
店名にもなっている”コンフェクショナリー(Confectionery)”とは英語で「お菓子屋」という意味を持っています。
ミッキーやミニーなどディズニーキャラクターがデザインされたクッキーやキャンディー、和風のお菓子など、品揃えが豊富で、パーク内で同じ販売されているお菓子の商品は、ほとんどこのショップで購入することができます。
ショップの広さは、同じくワールドバザールにある「グランドエンポーリアム」と並んでトップクラス。
店内にはお菓子コーデをしたキャラクター達が飾られています。
ワールドバザール・コンフェクショナリーでは、商品が陳列しているエリア、会計待ちのためのエリア、レジがあるエリアの3つのエリアに分かれており、商品を選ぶ客とレジ待ちの客が混同しないため混雑しにくいショップとなっています。
もともとこのショップがあった場所は、ディズニー映画のキャラクターグッズのショップ「ムービープレミアショーケース」、ディズニー映画の複製セル画やポスター等を取り扱っていたショップ「ディズニーコレクション」、「カメラセンター」、「コンフェクショナリー」の4つのショップがありました。
そこを「コンフェクショナリー」を拡張する形でリニューアルしました。
それにより「ムービープレミアショーケース」、「ディズニーコレクション」は閉店、「カメラセンター」は上記でも紹介した通りメインエントランス前に移転しました。
リニューアルに伴い、3つの部屋に分かれたため、「ムービープレミアショーケース」および「ディズニーコレクション」だった場所は会計のエリアに、「カメラセンター」だった場所は会計待ちのエリアに、「コンフェクショナリー」だった場所は商品陳列エリアになったのです。
そして名前もコンフェクショナリーから、ワールドバザール・コンフェクショナリーに新しくなりました。
ペイストリー・バレス
ペイストリーパレスは、ワールドバザールにあるバウムクーヘンやクッキーなど焼き菓子を販売しているショップです。
ちなみに、店名の「ペイストリー」は焼き菓子という意味の単語です。
魔法で作られた”焼き菓子の宮殿”のような店内には、ディズニーキャラクターがデザインされたパッケージの商品が販売されています。
クッキーやビスケット、マドレーヌ、フィナンシェ、パイなど焼き菓子を中心に、和菓子のおかきやどら焼き、チョコレートクランチやキャンディーなど、バラエティ豊かなお菓子が揃っています。
東京ディズニーランドの開園当初は、小さなカフェスペースのある焼き菓子を販売しているレストランとして運営しており、店内に煉瓦造りのオーブンやお菓子作りの道具なども置いてありました。
1991年に「店内で焼き菓子を焼いているショップ」というコンセプトをもとに、焼き菓子を中心に扱うお土産ショップとしてリニューアルされました。
東京ディズニーランドで開園当初から2023年まで残っているショップ【アドベンチャーランド】
東京ディズニーランドのアドベンチャーランドで、開園当初から2023年まで残っているショップは3店舗あります。
各ショップについて紹介していきます。
アドベンチャーランド・バザール
アドベンチャーランド・バザールは、アドベンチャーランドにあるディズニーキャラクターの身に着けグッズ等を販売しているショップです。
他にも、スーベニアメダルを作る機械やカプセルトイも設置されています。
アドベンチャーランド・バザールの外壁には、ディズニー映画『ジャングルブック』のキャラクターが描かれているのもこのショップの特徴です。
そしてショップ店内は、美しいインドのジャングルや宮殿などをモチーフにした内装となっています。
2015年6月21日にリニューアルされており、リニューアル前は中南米や東南アジアの民芸品や、アクセサリー、装飾品などを販売していました。
ゴールデンガリオン
ゴールデンガリオンは、海賊をモチーフにしたグッズを中心に販売しているショップです。
アドベンチャーランドのロイヤルストリートにあるショップで、アトラクション「カリブの海賊」の出口と直結しているショップとなっています。
ガリオン船の精密な模型をはじめ、髑髏を模したネックレスやブレスレットなど、海賊をイメージしたグッズを多数取り扱っています。
また、「カリブの海賊」をモチーフにしたディズニー映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのBlu-ray・DVDも販売されています。
ラ・プティート・パフュームリー
ラ・プティート・パフュムリーは、アドベンチャーランドのロイヤルストリートの最奥にあるショップです。
フレグランス、ボディーケアグッズ、コスメ等を販売しています。
世界中の香水や石けん、その他東京ディズニーランドオリジナルのオードトワレ、お気に入りの商品が見つけられるお店です。
東京ディズニーランドで開園当初から2023年まで残っているショップ【ウエスタンランド】
東京ディズニーランドのウエスタンランドで、開園当初から2023年まで残っているショップは3店舗あります。
各ショップについて紹介していきます。
▶アトラクション「シューティングギャラリー」でウエスタンのガンマン気分を味わえる!!
ウエスタンウエア
ウエスタンウエアは、ウエスタンブーツやウエスタンハットなど、ウエスタンにちなんだグッズが販売されています。
ブーツや帽子、革製品などのカウボーイ、カウガールになりきれる西部ファッショングッズ以外にも、民芸品グッズが販売されています。
ショップがアトラクション「カントリー・ベア・シアター」の出口に直結しているので、アトラクション終わりにショップを訪れることもできます。
ウエスタンウエアには、小さな街の洋服店で働いていたある若者が、夢を託してつくったウエスタンウエアのお店であり、彼の奥さんは、このお店で仕立屋をしているというバックグラウンドストーリーがあります。
ウエスタンランド写真館
ウエスタンランド写真館は、ウエスタンランドの「トレーディングポスト」内にある写真スタジオです。
ウエスタンテイストを楽しみながら、自分たちのお気に入りのポーズでスタジオ撮影をすることができます。
撮影した画像は、ディズニー・フォトのウェブサイトを利用すれば、「トイ・ストーリー」のウッディと仲間たちのオリジナルスタンプを使った素敵な写真に仕上げることができます。
過去にはウエスタンスタイルの衣装の貸し出しも行っていましたが、2023年現在は行っておらず、新たに小道具の貸し出しを行っています。
ウエスタンランド写真館にはバックグラウンドストーリーがあり、持ち運びのカメラが開拓の地・ウエスタンランドにもやってきて、技術者が時折、トレーディングポストで、常連客の写真を撮っていました。
それを見ていた人たちが「自分も撮ってほしい!」との声があがり、さらには「スタジオを!」という要望が出るまでになり、ウエスタンランド写真館ができたのです。
ウエスタンランド写真館の軒先には、その箱型のカメラが置いてあります。
トレーディングポスト
トレーディングポストは、ウエスタングッズやトイ・ストーリーのウッディーやジェシーのグッズ等を取り扱っているショップです。
他にも、インディアン風のアクセサリーや工芸品なども売っています。
トレーディング・ポストとは西部開拓時代、開拓者とアメリカ先住民が物々交換をした交易所のことを指します。
店内には「ウエスタンランド写真館」も併設されています。
東京ディズニーランドで開園当初から2023年まで残っているショップ【ファンタジーランド】
東京ディズニーランドのファンタジーランドで、開園当初から2023年まで残っているショップは2店舗あります。
各ショップについて紹介していきます。
ガラスの靴
ガラスの靴は、ファンタジーランドにあるワイングラスやアクセサリー等、ガラス製品を販売しているショップです。
ディズニー映画『シンデレラ』に登場するシンデレラのガラスの靴に由来した店名となっており、店内はキラキラと華やかな雰囲気となっています。
ショップ店内では、実際にガラス製品を作っている様子を見学することもできます。
▶アトラクション「シンデレラのフェアリーテイルホール」にはガラスの靴が置いてある?
プレジャーアイランド・キャンディーズ
プレジャーアイランド・キャンディーズは、キャンディーなどのお菓子を取り扱っているショップです。
ディズニー映画『ピノキオ』の中に登場する遊園地「プレジャーアイランド」をモチーフとしたショップで、店内に大きなステッキ形キャンディーやロリポップのオブジェが飾られています。
映画でピノキオが夢中になったように、お菓子に夢中になりそうですね。
2023年時点で東京ディズニーランド内にあるショップの数は45店舗
東京ディズニーランドがオープンした当初は、39店舗のショップが存在しており、場所や取り扱い商品が変わったりしながらも2023年現在も運営を続けているショップは14店舗あります。
約3分の1のショップが2023年現在まで運営を続けていたんですね。
なお、2023年現在は、東京ディズニーランドにあるレストランは45店舗。
全体の総数としてはそこまで大きな増減はありませんが、取り扱い商品が変わっているものが変わったり、東京ディズニーランドのショップの歴史を感じますね。
東京ディズニーランドに開園当時から2023年現在まで残っているアトラクションとレストラン
上記までで、東京ディズニーランドが開園した1983年から2023年まで運営を続けているショップについて紹介しました。
しかし、東京ディズニーランドには、東京ディズニーランドが開園した1983年から2023年現在まで残っているアトラクション・レストランも存在します。
開園当初は東京ディズニーランドには29個のアトラクションがありました。
その29個のアトラクションのうち、19個のアトラクションが開園40周年となる2023年時点でも運営を続けているのです。
また、東京ディズニーランドには和食や中華、イタリアンなど、様々なジャンルのレストランがありますが、1983年の開園当初は、東京ディズニーランド内に27店舗のレストランが存在していました。
その中で、店舗名称を変更したり運営形態を変更したレストランを含め、2023年現在も運営を続けているのは18店舗あります。
開園当初からあるアトラクション、そしてレストランについては、それぞれ下記ブログで紹介しているので興味があれば本記事と合わせて読んでみてください。
1983年のオープン当初、東京ディズニーランドは5つのテーマランドしかなかった
1983年の4月15日に、世界で3番目のディズニーパークとして日本に東京ディズニーランドがオープンしました。
そして2023年は、東京ディズニーランド開園40周年となる記念すべき年となっています。
東京ディズニーランドの開園当時と現在を見比べると、様々な変化が遂げられていることが見て取れます。
下記の図が1983年開園当初の東京ディズニーランドのマップです。
そして、こちらが2023年の東京ディズニーランドのマップです。
2023年のパークと比べると、ちょっと寂しい感じもしますね。
開園当時は、「ワールドバザール」と「アドベンチャーランド」、「ウエスタンランド」、「ファンタジーランド」、そして「トゥモローランド」の5つのテーマランドしかありませんでした。
開園から9年経った1992年に「クリッターカントリー」がオープンし、13年後の1996年に「トゥーンタウン」がオープンして7つのテーマランドとなったのです。
まとめ：東京ディズニーランドで開園当初から2023年まで残っているショップ
1983年4月15日にオープンした東京ディズニーランドが2023年に開園40周年を迎えます。
そんな東京ディズニーランドにある数多くのショップのうち、オープン当初から存在するショップについて紹介しました。
開園当初には39店舗のショップが存在していましたが、場所や取り扱い商品が変わったりしながらも2023年現在も運営を続けているショップは14店舗あります。
「ディズニーランドは永遠に完成しない。この世界に想像力が残っている限り、成長し続ける。」というディズニーテーマパークの創設者、ウォルト・ディズニーの言葉があるように、これからも東京ディズニーランドは変化を続けながら歴史を刻んでいくでしょう。
東京ディズニーランドのショップはテーマエリアに因んだ外観、内装になっていたり、素敵な空間になっています。
お買い物の予定が無くても、時折ショップに、足を運んみてはいかがでしょうか。
以上、【東京ディズニーランドで開園当初から2023年まで残っているショップ】という記事でした。
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