1983年の4月15日に、世界3番目のディズニーパークとして東京ディズニーランドが日本にオープンしました。
2023年は東京ディズニーランドが開園40周年となるアニバーサリーイヤー。
そんなディズニーランドでは、これまで多くのアトラクションが登場してきましたが、中には惜しまれつつもクローズ(終了)となってしまったアトラクションもあります。
今回のブログでは、東京ディズニーランドでクローズ(終了)となったアトラクションについて紹介します。
●2023年時点でクローズ(終了)となった東京ディズニーランドでなったアトラクション
●アトラクションのクローズ(終了)となった年
●クローズ(終了)となったアトラクションの跡地の現在
クローズ(終了)となったアトラクションの跡地に現在何ができているのか等も紹介していきたいと思います。
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東京ディズニーランドでクローズ(終了)となったアトラクション【ワールドバザール】
2023年時点で東京ディズニーランドのワールドバザールでクローズ(終了)となったアトラクションは3つ存在します。
各アトラクションについて紹介していきます。
ファイアーエンジン/ホースレスキャリッジ
ファイアーエンジンとホースレスキャリッジは、シンデレラ城前のプラザを周遊する自動車のアトラクションです。
1984年のオープン当初からあったアトラクションで、当時はオムニバスとファイアーエンジン、ホースレスキャリッジの3台で運営していました。
2023年現在はオムニバスのみ稼働しています。
ファイアーエンジンはアメリカで活躍していた消防車をモチーフにしたデザインとなっており、ホースレスキャリッジはクラシックなタクシーをモチーフにしたデザインになっていました。
それぞれ、オムニバスとは異なり、ワールドバザール、ウェスタンランド、トゥモローランドの各ランドに設置された3つの停車場の拠点間移動に利用することができました。
ファイアーエンジンの車両自体は、東京ディズニーシーがオープンした際にディズニーシーに移動してビッグシティ・ヴィークルとして流用されていましたが、その後2008年4月に廃車となっています。
ホースレスキャリッジの車両も、ディズニーシーに移動した後、ビッグシティ・ヴィークルとして流用されていましたが、2002年に廃車となっています。
メインストーリー・シネマ
メインストリート・シネマは、1928年~1936年に公開されていたディズニーの短編アニメ映画6作品上映するアトラクションでした。
映画館が六角形の部屋になっており、それぞれの壁に1作品ずつ映し出し、6作品が常に同時に上映されていました。
19世紀の映画館を再現したアトラクションだったため、トーキーだったものを、19世紀後半の時代を再現するため無声にアレンジして上映していました。
●プレーン・クレイジー
●タクシー・ドライバー
●ミッキーの大鹿狩り
●ミッキーの犬泥棒
●ミッキーのポロゲーム
●ドナルドの磁石騒動
座席等も設置されていなかったので、立ち見が基本スタイルだったようです。
メインストリート・シネマは、2002年10月21日にクローズ(終了)となっています。
現在、アトラクションがあった場所はグランドエンポーリアムの一部になっており、外の看板にはメインストリート・シネマの名残が見られます。
ディズニーギャラリー
ディズニーギャラリーは、1993年にオープンしたディズニーパークやディズニーアニメーション映画などに関するアート作品や映画のコンセプトスケッチなどを展示しているアトラクションでした。
ディズニーに関する博物館・美術館という感じですね。
2~3年周期で展示内容が入れ替わって時期もあったようですが、2005年に「ディズニー・ドッグ&キャット」〜ディズニーアニメーションの名優たち〜がスタートして以来は展示内容が変わらなかったそうです。
ディズニーコレクション(2005年に終了)という物販店で扱っていたフィギュアが、このアトラクションに移設されて展示されていました。
アトラクション内では、ディズニーキャラクターの描き方を教えてもらえる有料体験プログラム「ディズニードローイングクラス」の教室がありました。
2023年現在は、ディズニープリンセスに変身できる子供向けサロン「ビビディ・バビディ・ブティック」の施設になっています。
東京ディズニーランドでクローズ(終了)となったアトラクション【ファンタジーランド】
2023年時点で東京ディズニーランドのワールドバザールでクローズ(終了)となったアトラクションは3つ存在します。
各アトラクションについて紹介していきます。
ミッキーマウス・レビュー
ミッキーマウス・レビューは、ファンタジーランドにあったディズニーキャラクター達による演劇会が楽しめるシアタータイプのアトラクションです。
もともとこのアトラクションは、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド(現ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート)のマジック・キングダムにあったアトラクションでした。
東京ディズニーランドが開園する際に、オリエンタルランドの当時の社長だった高橋政知との個人的親交によるプレゼントという形で、東京ディズニーランドに移設されました。
アトラクションに入ると、次の公演の準備が整うまでホールディングエリア(待合いロビー)に案内されます。
ホールディングエリアの壁には、ミッキーマウスが主演した9つの映画作品の役の姿が描かれていました。
準備が整うと次のプレショーエリアに通され、ディズニーと音楽、そしてミッキーマウスの関係が映画によって紹介されます。
その後、メインショーシアターに案内され、オーディオアニマトロニクスによるディズニーキャラクターの演奏会を鑑賞します。
指揮者のミッキーやバイオリニストのミニー、その他プーさん、三匹の子ぶた、白雪姫、シンデレラ、などの人気キャラクターが総出演する豪華なショーとなっています。
ミッキーマウスレビューは2009年にクローズ(終了)となり、跡地には「ミッキーのフィルハーマジック」がオープンしました。
また、クローズ後のミッキーのオーディオアニマトロニクスは、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートに移され保管されています。
▶オーディオアニマトロニクスとは?オーディオアニマトロニクスの歴史を紹介
シンデレラ城ミステリーツアー
シンデレラ城ミステリーツアーは、シンデレラ城内を自分たちで歩いて楽しむウォークスルータイプのアトラクションです。
世界のディズニーパークの中で東京ディズニーランドオリジナルのアトラクションとして人気のアトラクションでした。
秘密の地下室が存在するというシンデレラ城の内部を、ガイド役のキャストに誘導され進んで行くとディズニーヴィランズに支配された世界が待ち受けています。
アトラクションの終盤、ゲストの中から勇者が1名選ばれ、光の剣で魔王ホーンドキングを討伐することになります。
勇者に選ばれたゲストは、「勇者のメダル」という記念品が貰えました。
2006年にクローズ(終了)となっており、シンデレラ城には新たに「シンデレラのフェアリーテイル・ホール」が運営しています。
スカイウェイ(トゥモローランド行き)
スカイウェイは、ファンタジーランドとトゥモローランドを行き来するロープウェイのアトラクションです。
ファンタジーランドとトゥモローランドを結び、移動手段としても利用することもできました。
赤・青・緑・黄色・橙色のカラフルなアルプスの小屋風のゴンドラが2つのエリアを行き来していました。
高度22mからパーク内を一望できるアトラクションとして楽しまれていました。
1998年11月3日にクローズ(終了)となり、ファンタジーランド駅の跡地には「プーさんのハニーハント」がオープンし、トゥモローランド側の駅は建物の一部が「トゥモローランド・ホール」として使用されています。
東京ディズニーランドでクローズ(終了)となったアトラクション【トゥーンタウン】
2023年時点で東京ディズニーランドのトゥーンタウンでクローズ(終了)となったアトラクションは3つ存在します。
各アトラクションについて紹介していきます。
ジョリートロリー
ジョリートロリーは、トゥーンタウン内を運行する路面電車のアトラクションです。
おもちゃのような見た目をした電車になっており、ユラユラ揺れながら走るトロリーとなっていました。
「ミッキーアベニュー」から「ダウンタウン」までの区間を走行していました。
アトラクションとしては2009年にクローズ(終了)となりましたが、車両は現在もトゥーンタウン内の車庫前に停車されています。
自由に座ったり写真撮影を楽しむことができます。
グーフィーのはずむ家
グーフィーのはずむ家は、グーフィーの家の中で遊ぶことのできる、3歳以上で132cm未満の子供のみが利用できるキッズ向けのアトラクションでした。
建っているのが不思議なくらい不安定な建物といわれるグーフィーの家は、中もぶつかっても痛くない家具やフニャフニャの暖炉、そしてやわらかい壁になっており、部屋全体がクッションでできているような空間になっています。
ゲストは約3分間ジャンプしたりなどして楽しむことができます。
グーフィーのはずむ家は2009年にクローズ(終了)となり、その後 「グーフィーの家」というコンセプトはそのままに、「ペンキ噴射装置でグーフィーの部屋の模様替えする」という新しい遊びを楽しめるアトラクション「グーフィーのペイント&プレイハウス」がオープンしました。
東京ディズニーランドでクローズ(終了)となったアトラクション【トゥモローランド】
2023年時点で東京ディズニーランドのトゥモローランドでクローズ(終了)となったアトラクションは12個存在します。
トゥモローランドは開園当初から最も大きな変化を遂げているエリアであり、2023年までにクローズ(終了)となったアトラクションも12個と他のエリアと比べ飛び抜けて多いです。
各アトラクションについて紹介していきます。
マジックカーペット世界一周 サークルビジョン360°
マジックカーペット世界一周 サークルビジョン360°は、360°のスクリーンで世界中の美しい景色を映し出すシアターアトラクションでした。
水平方向360度の円筒形スクリーンを使ったサークルビジョン360°と呼ばれる仕組みを利用し、マジックカーペットに乗って世界旅行を体験できるというアトラクションとなっていました。
コンセプトとしては、東京ディズニーシーのソアリンがイメージに近いと思われます。
1986年に映像が変更となりマジックカーペット世界一周 サークルビジョン360°自体はクローズ(終了)となっています。
その後、アメリカン・ジャーニー サークルビジョン360°が登場しました。
2023年現在は、アトラクションがあった場所に「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」が存在します。
アメリカン・ジャーニー サークルビジョン360°
アメリカン・ジャーニー サークルビジョン360°は、360°のスクリーンで楽しむシアターアトラクションでした。
マジックカーペット世界一周 サークルビジョン360°がリニューアルされて映像が新しくなったアトラクションです。
全米56ヶ所で撮影された、アメリカの自然や伝統文化など世界の絶景が楽しめるアトラクションとなっています。
1992年8月31日にクローズ'(終了)となり、その後、アトラクション「ビジョナリアム」がオープン
しました。
2023年現在は、アトラクションがあった場所に「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」が存在します。
エターナル・シー
エターナル・シーは、海をテーマにした2Dシアターのアトラクションです。
東京ディズニーランドが海に近いということで制作されたアトラクションで、世界各国の海や港の様子を紹介するという内容でした。
幅8.6m、高さ5mのスクリーン5枚を横に並べたスクリーンで臨場感溢れる映像が楽しめました。
エターナル・シーは、世界のディズニーパークの中でも東京ディズニーランドオリジナルのアトラクションでした。
1984年にクローズとなり、運営期間も短く、東京ディズニーランドで最初にクローズしたアトラクションです。
エターナルシーが終了した後に、下記で紹介するマジック・ジャーニーというアトラクションがオープンしました。
2023年現在、エターナル・シーがあった場所は、「スティッチ・エンカウンター」があります。
ミクロアドベンチャー!
ミクロアドベンチャー!は、ディズニー映画『ミクロキッズ』シリーズをモチーフにした、3D映像とと体感型を融合させたシアタータイプのアトラクションです。
ゲストは「今年の発明家大賞」の授賞式に参加することになりますが、発明家ザリンスキー博士のマシーンによりトラブルに巻き込まれることに。
巨大なイヌのくしゃみをするシーンでは客席に水しぶきが飛んできたり、ネズミの大群が登場するシーンでは足元にネズミが通ったように感じるような演出が楽しめました。
今でいう4D体験に近いアトラクションです。
2010年7月1日から2011年6月30日までの期間で「キャプテンEO」というアトラクションを期間限定で再オープンするため一時休止ということになっていました。
しかし、キャプテンEOが予想以上の反響があったため、2011年5月6日にキャプテンEOをレギュラーアトラクション化することを発表し、それに伴いミクロアドベンチャー!は2010年5月10日でクローズ(終了)となりました。
ビジョナリアム
ビジョナリアムは、時間旅行をモチーフにした映画型アトラクションです。
水平方向360度の円筒形スクリーンを使ったサークルビジョン360°と呼ばれる仕組みを利用し、マジックカーペットに乗って世界旅行を体験できるというアトラクションとなっていました。
「アメリカン・ジャーニー サークルビジョン360°」の跡地にできたアトラクションです。
自称天才ビジョナリーの“タイムキーパー”がジュール・ヴェルヌ、H.G.ウェルズに影響を受けて発明した、史上初の部屋型のタイムマシン「タイムチェインバー」の実験にゲストが参加する内容となっています。
タイムキーパーのパートナーである、自称時をかける美少女ロボットの“ナインアイ”が観た風景がスクリーン全体に映し出され、恐竜時代やパリ万国博覧会などへの旅を体験することができます。
ちなみに、タイムキーパーの声優はタレントの“所ジョージ”さんで、ナインアイの声優は女優の“斉藤由貴”さんが勤めていました。
ビジョナリアムは、2002年9月1日にクローズ(終了)となっており、跡地には「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」があります。
スカイウェイ(ファンタジーランド行き)
スカイウェイは、上記でも紹介したとおり、ファンタジーランドとトゥモローランドを行き来するロープウェイのアトラクションです。
赤・青・緑・黄色・橙色のカラフルなアルプスの小屋風のゴンドラが2つのエリアを行き来していました。
高度22mからパーク内を一望でき、かつ移動としても利用できるアトラクションでした。
1998年11月3日にクローズ(終了)となり、トゥモローランド側の駅は建物の一部が「トゥモローランド・ホール」として使用されており、ファンタジーランド駅の跡地には「プーさんのハニーハント」がオープンしています。
マジック・ジャーニー
マジック・ジャーニーは、3D映画を上映していたシアタータイプのアトラクションです。
ゲストがアトラクションに入場すると、ロビーで立体眼鏡の仕組みについて、アニメーションと実験を交えながら楽しくレクチャーを受けます。
レクチャーを受けた後、3Dシアターに移動し実際に立体眼鏡を装着して、3D映画「マジック・ジャーニー」を観賞します。
3D映像の演出を利用した不思議な体験を楽しむことができました。
マジック・ジャーニーは、東京ディズニーランドで最初にクローズしたエターナル・シーの跡地にできたアトラクションということなので、東京ディズニーランドとして初めて追加されたアトラクションでもあります。
マジック・ジャーニーは、1986年12月1日にクローズとなり、下記で紹介する「キャプテンEO」というアトラクションがオープンしました。
ミート・ザ・ワールド
ミート・ザ・ワールドは、実写とアニメーション映像、そしてオーディオ・アニマトロニクスを使ったシアターアトラクションです。
過去にタイムトラベルして、他国の文化との出会いなど日本の歴史の物語を鑑賞する内容なっていました。
円筒形の建物に4つの舞台が設置されており、シーンが切り替わる時は、座席が回転して次の場面に切り替わるようになっていました。
東京ディズニーランドが開園した1983年からあるアトラクションで、なおかつ東京ディズニーランドオリジナルのアトラクションでした。
また、アトラクション中はディズニーキャラクターが登場していません。
ミート・ザ・ワールドのアトラクション自体は2002年6月30日にクローズ(終了)となり、その後も建物は抽選会場に使用されていましたが2007年頃に解体されたました。
そして跡地には、2009年4月15日にアトラクション「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”」がオープンし、2023年現在も存在しています。
スターケード
スターケードは、ぷよぷよやドンキーコング、ロックマンなど、当時の最新ゲームが遊べるゲームセンターのようなアトラクションでした。
ゲームで遊べるほか、スーベニアメダルの製造機などがありました。
ちなみにスターケードとは、「スター」と「アーケード」を合わせた造語になっています。
2023年現在は、レストラン「トゥモローランド・テラス」の座席となっています。
キャプテンEO
キャプテンEOは、トゥモローランドにあった3D (4D) 立体映画が楽しめるアトラクションです。
アトラクションの主演を“マイケル・ジャクソン”が務め、制作総指揮は、『スター・ウォーズシリーズ』や『インディ・ジョーンズシリーズ』等の世界的に大ヒットしたシリーズの製作者で知られている“ジョージ・ルーカス”が担当した、非常に豪華なアトラクションとなっています。
マイケルが演じる宇宙飛行士キャプテンEOが、色彩を全く失った暗黒の星へとたどり着き、歌やダンスなどで暗黒の女王に挑む、という内容になっています。
マイケルジャクソンの人気もあってか、ディズニーランド・リゾート(カリフォルニア)、ウォルト・ディズニー・ワールド(フロリダ)、ディズニーランド・パリ、そして東京ディズニーランドの当時オープンしていたすべてのディズニーパーク登場するほど人気のアトラクションでした。
東京ディズニーランドでは、1996年9月1日に一度クローズ(終了)しまし、「ミクロアドベンチャー!」が登場しましたが、マイケルジャクソンが亡くなった翌年に再オープンすることになりました。
アトラクションのストーリーや映像は当時と同じままでしたが、煙やレーザー光線などの演出は無くなっていました。
代わりに、音楽やダンスなどの映像に合わせて座席が振動したり、風が吹いたり水しぶきが掛けられたりといった新しい演出が加わえられていました。
当初は、「ミクロアドベンチャー!」を一時休止にして1年程度の期間限定で再オープン予定でした。
しかし、途中でレギュラーアトラクションとなることが発表され、その後、約4年程運営していました。
2023年現在、跡地にはアトラクション「スティッチ・エンカウンター」があります。
グランドサーキット・レースウェイ
グランドサーキット・レースウェイは、ゴーカートタイプのアトラクションです。
レースカーに乗ってパーク内にあるコースを走る、レーサーになった気分を味わえるアトラクションとなっています。
コースは約700mほどあり、観客席からは家族や友達が運転する姿を見ることができました。
ゴーカートは本物の自動車を使っていました。とはいえ、ペダルを踏むとアクセル、離すとブレーキという簡単な仕組みだったので子供もでも操縦できる仕様になっていました。
グランドサーキット・レースウェイは、東京ディズニーランドのファンタジーランド拡張に伴い2017年1月11日にクローズ(終了)となりました。
跡地には、美女と野獣をテーマにしたエリアと、アトラクション「ベイマックスのハッピーライド」があります。
スタージェット
スタージェットは、ジェット機型のライドに乗って、宇宙飛行士のように空の旅を体感できるライド型アトラクションです。
空中旋回型のアトラクションで、ライドがジェット機の形をしているのが特徴的です。
ライドには操縦桿型レバーが付いていて、レバーを操作することでライドの高さを自由に変えることができました。
高い場所からパークを一望できるアトラクションとして人気のアトラクションでした。
また高くなるにつれライドが内側に傾くようになっており、最高高度は14mとスリルも味わえるアトラクションとなっていました。
スタージェットは、東京ディズニーランドのファンタジーランド拡張に伴い2017年10月10日にクローズ(終了)となりました。
▶シンデレラ城と美女と野獣の城、高いのはどっち?東京ディズニーリゾートの建物の高さランキング
東京ディズニーランドに開園当時から2023年現在まで残っているアトラクション
上記までで、これまで惜しまれつつもクローズ(終了)となったアトラクションについて紹介しました。
しかし、東京ディズニーランドには、東京ディズニーランドが開園した1983年から2023年現在まで残っているアトラクションも存在します。
開園当初、東京ディズニーランドには29個のアトラクションがありました。
その29個のアトラクションのうち、19個のアトラクションが開園40周年となる2023年時点でも運営を続けているのです。
開園当初からあるアトラクションについては、下記ブログで紹介しているので興味があれば本記事と合わせて読んでみてください。
▶東京ディズニーランドが1983年にオープンした時からあるレストラン【2023年】
1983年のオープン当初、東京ディズニーランドは5つのテーマランドしかなかった
1983年の4月15日に、世界で3番目のディズニーパークとして日本に東京ディズニーランドがオープンしました。
そして2023年は、東京ディズニーランド開園40周年となる記念すべき年となっています。
東京ディズニーランドの開園当時と現在を見比べると、様々な変化が遂げられていることが見て取れます。
下記の図が1983年開園当初の東京ディズニーランドのマップです。
そして、こちらが2023年の東京ディズニーランドのマップです。
2023年のパークと比べると、ちょっと寂しい感じもしますね。
開園当時は、「ワールドバザール」と「アドベンチャーランド」、「ウエスタンランド」、「ファンタジーランド」、そして「トゥモローランド」の5つのテーマランドしかありませんでした。
開園から9年経った1992年に「クリッターカントリー」がオープンし、13年後の1996年に「トゥーンタウン」がオープンして7つのテーマランドとなったのです。
まとめ:東京ディズニーランドでクローズ(終了)となったアトラクション【2023年時点】
2023年時点でクローズ(終了)となった東京ディズニーランドのアトラクションについて紹介しました。
夢のような体験を味わえる素敵なアトラクションが多くある東京ディズニーランドですが、中には惜しまれつつもクローズ(終了)となってしまったアトラクションも存在します。
長い歴史の中で終了してしまうアトラクションが出てくるのは仕方がないことではありますが、やはり寂しいですね。
「ディズニーランドは永遠に完成しない。この世界に想像力が残っている限り、成長し続ける。」というディズニーテーマパークの創設者、ウォルト・ディズニーの言葉があるように、新しいアトラクションがオープンするという楽しみもあります。
どのアトラクションにも積極的に足を運んでいきたいですね。
以上、東京ディズニーランドでクローズ(終了)となったアトラクション【2023年時点】という記事でした。
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