東京ディズニーランドの人気アトラクション「プーさんのハニーハント」。
家族連れやカップルをはじめ、世代や老若男女を問わず絶大な人気を誇るプーさんが登場するアトラクションです。
私たちゲストは、ハニーポッド(はちみつの壺型のライド)に乗って、くまのプーさんの舞台100エーカーの森を冒険します。
乗ったことがある人は分かるかもしれませんが、このハニーポッドはレールのない場所を進み、クルクル回転したり、飛び跳ねたり、予想外の動きをたくさんします。
本ブログでは、プーさんのハニーハントの仕組みやアトラクションに隠された小ネタを紹介します。
・プーさんのハニーハントの仕組み
・プーさんのハニーハントのトリビア
プーさんのハニーハントが更に楽しくなる内容となっています。
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プーさんのハニーハントの仕組み
『プーさんのハニーハント』で私たちゲストは、ハチミツの壺型のライド”ハニーポット“に乗り込み、くまのプーさんの舞台100エーカーの森を冒険します。
冒険の途中では、プーさんをはじめティガーやピグレットたちたくさんの仲間たちに会える、思わず笑顔になるアトラクションとして人気です。
プーさんのハニーハントを体験したことがある方は、ご存じかと思いますが、このアトラクションのライド(ハニーポット)は「レールのない真っ平な道」を進んでいくのです。
しかも、ただ前に進むだけではなく、ピョンピョン飛び跳ねたり、クルクルと回転したり、他のライド同士とぶつかることなく交差したりしながら進んでいきます。
不思議に思い地面を見てみても、レールはもちろん、回転させたりするような仕掛けがあるようには見えません。
一体どうなっているのでしょうか?プーさんのハニーハント特に気になるであろう3つの仕組みを解説していきます。
まるで魔法のようにも思えるプーさんのハニーハントですが、ちゃんと仕掛けはあります。
レールが無いのに動く仕組み
プーさんのハニーハントには、レールがありません。
ハニーポットは1台5人乗りで、3台1グループとなって進むのにも関わらず、全てのハニーポットが規則正しく進みんでいきます。
では、ゲストの乗るライド(ハニーポット)がちゃんと進んでいるのはどういった仕組みなのかというと、全てコンピューターがライドの動きを制御しているからです。
もう少し詳しく言うと、ハニーポット1台1台にコンピュータが1台搭載されていて、それらと中央のコントロールコンピュータは汎用の無線LANで用いられるプロトコルで通信を行っています。
そのため、それぞれのハニーポットの現在の位置や状態が常に分かるようになっています。
また、プーさんのハニーハントの床には電磁誘導コイルが埋め込まれており、電磁誘導コイルに沿ってズレのないよう動いていきます。
さらに、他対物センサーも設置しており、ハニーポットの死角を無くしているのです。
これにより、無線LANでの通信、電磁誘導コイルの双方で通信に失敗して制御できない状況になったとしてもハニーポッド同士が衝突しないようになっています。
可愛らしい見た目のアトラクションですが、めちゃくちゃ高レベルの技術が使われているんですね。
今でこそ無線LAN等の単語は聞きなじみがあり、身近に感じるあるかもしれませんが、プーさんのハニーハントができたのは2000年です。
約20年前からディズニーでは最先端の技術を使っていたんだなと考えると、技術者たちには拍手を送りたいですね。
ちなみに、東京ディズニーシーの『アクアトピア』も、『プーさんのハニーハント』と似た仕組みになっています。
何もない場所で飛び跳ねる仕組み
アトラクションが進んでいくと、ティガーのジャンピングエリアに着きます。
ここでは、ティガーのジャンプに合わせて、ゲストが乗ったハニーポットも上下にピョンピョン飛び跳ねます。
ハニーポットがどのような仕組みでジャンプしていうのかというと、ジャンピングエリアの部屋の地面ごと上下に動いているのです。
ただ、地面が上下に動くのは約20cm程度であり、そこまで上下運動しません。
しかし、実際に体験すると、とても20cmとは思えないくらい激しく上下に揺れます。
ティガーが飛び跳ねる映像と連動して動いているからです。
目の錯覚、視覚による効果も合わさって、実際の動き以上に激しく飛んでいる感覚になります。
ティガーのジャンピングエリアに入る前、入ってすぐに、地面を見てみると、大きな円で区切られているようにも見えます。
おそらくその円で区切られている内側が上下していると予想できます。
地面が動いているかどうかは、試しに目を瞑ってみると地面が動いている感覚が分かるかと思いますので、機会があれば是非。
東京ディズニーランドの『スターツアーズ』、東京ディズニーシーの『ニモ&フレンズ・シーライダー』も似たような仕組みとなっています。
幽体離脱?するプーさんの仕組み
アトラクションの途中、プーさんが眠りについて、フワフワと宙に飛んでいくシーンがあります。
ここでは、プーさん本体からプーさんの意識だけが飛んでいく、まるで幽体離脱のような感じで演出を見ることができます。
これは、どのような仕組みなのかというと、ペッパーズゴーストというトリックだと思われます。
ペッパーズゴーストの原理を簡単に説明すると、夜に暗い部屋の中からガラス越しに外を見ると、ガラスには自分の姿が映ることなく、普通に景色が見えると思います。
この時、スマホや懐中電灯で、自分の顔や手を照らすと、ガラスに明るく照らされた顔や手が映る時のような現象です。
プーさんのハニーハント場合、私たちゲストが最初に見る寝ているプーさんの前には、斜めのガラスが設置されていて、ゲストの見えない上の方に、もう一体別のプーさんが隠れています。
もう一体のプーさんに光を当てると、ガラスに反射して、プーさんが2重に重なったように見えます。
そして、隠れている方のプーさんだけを動かし、寝ている(ゲストが見えている)プーさんの方の電気を消せば、まるで幽体離脱しているように見えるというわけです。
ペッパーズゴーストの手法は、東京ディズニーランドの『ホーンテッドマンション』にも使われています。
舞踏会で半透明の幽霊たちがダンスをしている演出も、同じようなペッパーズゴーストです。
プーさんのハニーハントに隠された小ネタ
プーさんのハニーハントをもう少し楽しく、友達家族に話したくなる、隠された小ネタを紹介します。
アトラクションの待ち時間などの話題の種になるかと思います。
細かい所にもちょっとした仕掛けがあったり、思わぬ発見があったり、さすがディズニーだなって常に思います。
はちみつの大砲に当たるのは1番目か3番目
『プーさんのハニーハント』では、はちみつの香りのする大砲を受ける場面があります。
このハチミツの大砲が楽しみの1つという方も多いかと思います。
しかし、このはちみつの大砲を体験できるポットとできないポットがあるのです。
ハチミツの大砲を体験できるできないはランダムではなく、乗るライドによって変わります。
プーさんのハニーハントは、ハニーポットが3台1グループでアトラクションを体験します。
はちみつの大砲に当たることができるのは、1番前のポッドか3番目のポットです。
はちみつの大砲を体験したいという方は、キャストさんにお願いすれば1番目か3番目のポットに乗車することができます。
ハニーハントのはちみつの匂いの正体
プーさんのハニーハントは、ハチミツの匂いにもこだわっているように感じます。
アトラクション終盤、プーさんがハチミツに埋もれているシーンでは、人工甘味料でハチミツの匂いを再現し、その香りを噴射しています。
そうすることで、ハチミツに埋もれいている状態を強く表現できるのです。
また、アトラクションの最中には大砲に打たれる場面もあり、大砲に打たれると煙と風と合わせて、より強くハチミツの匂いを感じることができます。
さらに、プーさんのハニーハントの近くでは、ハニー味のポップコーンも販売されています。
ポップコーンの甘い匂いが、アトラクション周辺まで漂うに配置しているのでは、と考えられます。
プーさんのハニーハントには英語のスペルミスがある
アトラクションの建物に書いてある英語に注目してみると「POOH’s Hunny Hunt (プーさんのハニーハント)」と書かれていると思います。
実はここにスペルミスがあります。
そうハチミツは英語で「Honey」、「o」が間違って「u」と書かれてしまっているのです。
これは、ディズニーが間違った、というわけではありません。
プーさんの世界は、プーさんの親友”クリストファーロビン”の空想の物語であり、クリストファー・ロビンがまだ幼くて字を間違って書いてしまったという設定があります。
なので、わざと間違ったスペルのPOOH’s Honny Huntと書いてあるのです。
レールのないハニーハントは日本だけ
上記では、プーさんのハニーハントがレールのない道を進む仕組みを紹介しました。
実は、レールのないハニーハントは日本のディズニーだけなのです。
プーさんのハニーハントのアトラクション自体は、上海、カリフォルニア、フロリダのディズニーにもあります。
しかし、目に見えるレールを進む構造です。
ティガーのジャンプする演出もガタガタのレールを走ることで表現しています。
レールのない地面を滑るように進んだり、クルクル回ったりは、日本でしか体験できません。
レールのないハニーハントを楽しみに海外から訪れるゲストも少なくありません。
もちろん、レールがあるから海外のハニーハントがつまらないということは決してありません。
演出の違いなど、日本とは違った面白さがあります。
ハニーハントには隠れミッキーがいる
ディズニーでは、壁や地面に丸3つの模様が描かれた、いわゆる”隠れミッキー“がいます。
プーさんのハニーハントにも、隠れミッキーが3つあると言われています。
ハニーハントの隠れミッキーをいくつか紹介します。(ネタバレになるので隠しました。タップ・クリックで見れます。)
絵本の中に入る前に隠れミッキーがいます。
手前にある部屋の机の上の飾りに注目してみてください。
くまのプーさんの大きな絵本が並んでいる、絵本の中に隠れミッキーがいますよ。
アトラクションの序盤に風に飛ばされそうになっているラビットと出会います。
そのラビットが掴んでいるシャツに注目してみてください。
アトラクション中にプーさんの夢の中を見るシーンがあります。
ズオウとヒイタチもポッドに出会いますが、カメラを構えたズオウが被っている帽子に注目してみてください。
アトラクション終了後に出口へ向かう途中に「お花のアーチ」があります。
このアーチにも注目してみてください。
隠れミッキーは色んな場所に隠れているので、今回紹介した場所以外にも隠れミッキーがいると考えています。
ここで見つけた!というのがあれば是非教えていただきたいです!!
プーさんの誕生日はいつ?3つの説
ディズニーキャラクターの誕生日は、そのキャラクターがデビューした日。
すなわち「スクリーンデビューの日」とされることが多いです。
プーさんがスクリーンデビューしたのは、『プーさんとはちみつ』が公開した2月4日。
2月4日が誕生日とする一方、その他2つの誕生日があると言われています。
それが、原作中での誕生日8月21日です。
クリストファーロビンが1歳の誕生日にプレゼントとしてもらったのが、テディベアのプーさんでした。
なので、原作設定であれば、1921年8月21日生まれということになります。
3つ目は、原作「くまのプーさん」が出版された10月14日です。
私も含め、私の周りでは、スクリーンデビューの2月4日を誕生日としている人が多い印象です。
どの日するかは個人の自由だと思いますし、年3回お祝いしても良いかなと思っています。
まとめ:プーさんのハニーハントの仕組み!レールなしで跳ねたり回転したり動く理由は…
プーさんのハニーハントがレールなしで進んだり、飛び跳ねたり、回転する仕組みについて解説しました。
ハニーハントは可愛い見た目のアトラクションですが、見えないところでは、ものすごいハイテク技術が隠れています。
まるで魔法のようですね!
アトラクションの仕組みや構造を知ると、またアトラクションに乗りたくなりますし、これまでと違った観点でアトラクションを楽しめるようになります。
プーさんのハニーハントはクオリティが高く、非常に楽しいアトラクションですので、ディズニーランドに行ったら是非体験していただきたいです。
以上、【プーさんのハニーハントの仕組み!レールなしで跳ねたり回転したり動く理由は…】という記事でした。
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