東京ディズニーランドは、2023年4月15日で開業40周年を迎えました。
世界で3番目のディズニーパークとして日本にオープンした東京ディズニーランドは、今日に至るまで多くのゲストを笑顔にしてきました。
パークには夢のような体験を味わえるアトラクション、和洋中さまざまな料理を楽しめるレストラン、キャラクターグッズなどを販売しているショップ、様々な施設が存在します。
中には、40周年経った2023年でも運営を続けているものもあります。
また、パークチケットの値段も今と異なっていたり、まだ舞浜駅がないなどパーク周りも今も異なっていました。
そこで、今回のブログでは、40年前と2023年の東京ディズニーランドを色々比較していきたいと思います。
●40年前の東京ディズニーランドの様子
●40年前と2023年の東京ディズニーランドのアトラクション
●40年前と2023年の東京ディズニーランドのショップ
●40年前と2023年の東京ディズニーランドのレストラン
当時を知っている人は昔のパークを思い出し、当時の東京ディズニーランドを知らない人は昔がどんな感じか予想してみてください。
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- 1983年の開園当時の東京ディズニーランド5つのテーマランドしかなかった
- 東京ディズニーランドの1デーパスポートは3,900円だった
- 40年前から運営を続けているアトラクションは19個ある
- 東京ディズニーランドが1983年にオープンした時からあるレストラン
- 東京ディズニーランドで開園当初から2023年まで残っているショップは14店舗
- パレードは開園当初から行われていた
- 東京ディズニーランドがオープンした当時にはディズニー直営ホテルはまだない
- 東京ディズニーランドがオープンした当時には舞浜駅はまだできていなかった
- 東京ディズニーリゾート40周年イベント「ドリームゴーラウンド」が2023年4月15日(土)～2024年3月31日(日)の期間で開催!
- まとめ：40年前の東京ディズニーランドは今とどう違う?チケットは○○円!舞浜駅はまだできていなかった?
1983年の開園当時の東京ディズニーランド5つのテーマランドしかなかった
1983年の4月15日に世界で3番目のディズニーパークとして日本に東京ディズニーランドがオープン。
そして2023年に東京ディズニーランド開園40周年を迎えましたが、東京ディズニーランドの開園当時と現在を見比べると、様々な変化が遂げられていることが見て取れます。
下記の図が1983年開園当初の東京ディズニーランドのマップです。
そして、こちらが2023年の東京ディズニーランドのマップです。
開園当初のマップは2023年のパークと比べると、ちょっと寂しい感じもしますね。
開園当時は、「ワールドバザール」と「アドベンチャーランド」、「ウエスタンランド」、「ファンタジーランド」、そして「トゥモローランド」の5つのテーマランドしかありませんでした。
開園から9年経った1992年に「クリッターカントリー」がオープンし、13年後の1996年に「トゥーンタウン」がオープンして7つのテーマランドとなったのです。
東京ディズニーランドの1デーパスポートは3,900円だった
東京ディズニーランドがオープンした当時は、下記のようなチケットが販売されていました。
物価とか色々時代が異なるのでなんとも言えませんが、数字だけ見れば今よりかなり安いですね。
また、販売しているチケットの種類も今と異なっています。
入園してアトラクションも楽しめる「パスポート」は今でいう1デーパスポートです。
その他、パークへ入園するだけの「入園券」、アトラクションに乗るための「アトラクション券」というチケットがありました。
入園券はその名の通り入園するだけのチケットでショーやパレードは見られます。
アトラクション券もアトラクションに乗るためのチケットで、A券～E券の5種類存在し、それぞれ使用できるアトラクションが決められていました。
アトラクション券のアルファベットが大きくなるほど値段も上がり、人気のアトラクションが割り当てられていました。
入園券で来園した方は、アトラクションに乗るために別途「アトラクション券」を購入して、それぞれA,B,C,D,Eとランク付けされたチケットを使ってアトラクションを体験する感じです。
入園券とアトラクション券のA〜E券がセットになった「ビッグ10」というのもありました。
今はパークチケットは入園するのもアトラクションに乗るのも全て一緒なので、入園するだけのチケットやアトラクションに乗るためのチケットがあったというのは驚きですね。
ちなみに、記事公開時点の2023年7月時点のパークチケットの値段と種類は下記の通りとなっています。
パークチケットの値段が変わってきただけではなく、チケットの種類も大きく変化してきました。
40年前から運営を続けているアトラクションは19個ある
東京ディズニーランドには、夢のような体験を味わえるアトラクションやスリル満点のアトラクション、多くの素敵なアトラクションがあります。
2023年現在は全部で39のアトラクションが運営していますが、東京ディズニーランドが開園した当初は29個のアトラクションが存在していました。
その29個のアトラクションのうち、19個のアトラクションが開園40周年となる2023年時点でも運営を続けています。
| 【ワールドバザールの開園当初からあるアトラクション】 | |
| 開園当初のアトラクション(1983年) | 現在(2023年) |
| ペニーアーケード | 運営中 |
| オムニバス/ファイアーエンジン/ホースレスキャリッジ | オムニバスのみ運営中 |
| メインストーリー・シネマ | クローズ(2002年) |
| 【アドベンチャーランドの開園当初からあるアトラクション】 | |
| 開園当初のアトラクション(1983年) | 現在(2023年) |
| ウエスタンリバー鉄道 | 運営中 |
| カリブの海賊 | 運営中(2007年に一部演出をリニューアル) |
| ジャングルクルーズ | 2014年にリニューアルをし「ジャングルクルーズ：ワイルドライフ・エクスペディション」として運営中 |
| 魅惑のチキルーム | 2008年にリニューアルをし「魅惑のチキルーム：スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ！”」として運営中 |
| 【ウエスタンランドの開園当初からあるアトラクション】 | |
| 開園当初のアトラクション(1983年) | 現在(2023年) |
| ウエスタンランド・シューティングギャラリー | 運営中 |
| カントリーベア・ジャンボリー | 1989年に「カントリーベア・シアター」に名称変更して運営中 |
| 蒸気船マークトゥエイン号 | 運営中 |
| トムソーヤ島いかだ | 運営中 |
| デヴィー・クロケットのカヌー探険 | 1992年に「ビーバーブラザーズのカヌー探険」に名称変更してクリッターカントリーで運営中 |
| 【ファンタジーランドの開園当初からあるアトラクション】 | |
| 開園当初のアトラクション(1983年) | 現在(2023年) |
| イッツ・ア・スモールワールド | 2018年にリニューアルして運営中 |
| シンデレラのゴールデンカルーセル | 2001年にキャッスルカルーセルに名称変更して運営中 |
| 白雪姫と七人のこびと | 運営中 |
| 空飛ぶダンボ | 運営中 |
| ピーターパン空の旅 | 運営中 |
| ピノキオの冒険旅行 | 運営中 |
| ホーンテッドマンション | 運営中 |
| トゥモローランド行きスカイウェイ | クローズ(1998年) |
| ミッキーマウス・レビュー | クローズ(2009年) |
ビッグサンダーマウンテンなど今人気のアトラクションが開園当初にはできていなかったり、逆に2023年には運営を終了してしまっていたり、リニューアルして内容が変化していたり、いろいろ様変わりしています。
開園当初にあったアトラクションの多くは、カリフォルニアのディズニーランドとフロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールドにあったアトラクションとほぼ同じアトラクションを取り入れていたそうです。
運営を終了してしまうアトラクションがあるのは寂しいですが、最新技術を取り入れたアトラクションなど魔法のような体験が味わえるアトラクションがこれからも登場すると思うと楽しみですね。
東京ディズニーランドで1983年のオープン当時から運営を続けているアトラクションについては、下記のブログで詳しく紹介していますので、本記事と合わせて読んでみてください。
▶東京ディズニーランドで過去にクローズ(終了)してしまったアトラクション一覧
東京ディズニーランドが1983年にオープンした時からあるレストラン
東京ディズニーランドのパーク内には、和食や中華、イタリアンなど、様々なジャンルのレストランがあります。
1983年のオープン当初は、東京ディズニーランド内に27店舗のレストランが存在していました。
その中で、店舗名称を変更したり運営形態を変更したレストランを含め、40年経った2023年現在も運営を続けているのは18店舗あります。
| 【ワールドバザールの開園当初からあるレストラン】 | |
| オープン当時(1983年) | 現在(2023年) |
| アイスクリームコーン | 運営中 |
| イーストサイド・カフェ | 運営中 |
| センターストリート・コーヒーハウス | 運営中 |
| リフレッシュメントコーナー | 運営中 |
| ペイストリーパレス | 1991年からはショップとして運営中 |
| アイスクリームパーラー | クローズ(1992年) |
| シトラスハウス | クローズ(1992年) |
| 【アドベンチャーランドの開園当初からあるレストラン】 | |
| オープン当時(1983年) | 現在(2023年) |
| カフェ・オーリンズ | 運営中 |
| クリスタルパレス・レストラン | 運営中 |
| ザ・ガゼーボ | 運営中 |
| ブルーバイユー・レストラン | 運営中 |
| ポリネシアンテラス・レストラン | 運営中 |
| ロイヤルストリート・ベランダ | 運営中 |
| 【ウエスタンランドの開園当初からあるレストラン】 | |
| オープン当時(1983年) | 現在(2023年) |
| スルーフットスーのダイヤモンドホースシュー | 「ザ・ダイヤモンドホースシュー」に名称変更して運営中 |
| ハングリーベア・レストラン | 運営中 |
| プラザパビリオン・レストラン | 運営中 |
| ぺコスビル・カフェ | 運営中 |
| マイルロングバー | クローズ(2010年) |
| キャンティーン | クローズ(2019年) |
| 【ファンタジーランドの開園当初からあるレストラン】 | |
| オープン当時(1983年) | 現在(2023年) |
| キャプテンフックス・ギャレー | 運営中 |
| トルバドールタバン | 運営中 |
| アイスクリーム・ファンタジー | クローズ(1984年) |
| フォーコーナーズ・フードフェア | クローズ(1986年) |
| 【トゥモローランドの開園当初からあるレストラン】 | |
| オープン当時(1983年) | 現在(2023年) |
| トゥモローランド・テラス | 運営中 |
| ランチングパッド | クローズ(1989年) |
| プラザ・レストラン | クローズ(2017年) |
| スペースプレース・フードポート | クローズ(2017年) |
東京ディズニーランドのオープン時にあった約3分の2のレストランが運営を続けています。
そして、2023年現在は東京ディズニーランドにあるレストランは50店舗まで増えています。
オープン以来、テーマランドが増えたり、エリアが拡大したり、軽食やドリンクを販売するワゴンフードが増えたりしたことで、飲食施設も増えていきました。
ちなみに、開業当初は今ほどメニューが豊富ではなかったようです。
東京ディズニーランドで定番の食べ歩きフードというと、ポップコーンを思い浮かべる方も多いと思います。
ミルクチョコレートやカレー味など、今でこそ様々な種類の味がありますが、東京ディズニーランド開業当初はソルト味しか販売されていませんでした。
その後、1996年に「トゥーンタウン」のオープンと同時にキャラメル味が初めて登場し、2000年の「プーさんのハニーハント」のオープンに合わせてハニー味が登場しました。
また、ポップコーンバケットもパークに初めて登場したのは、1998年の東京ディズニーランド開園15周年の時です。
そして、チュロスも初めて東京ディズニーランドで販売されたのは1985年でした。
今は定番フードとして人気のメニューもオープン当初は販売されいなかったりしたんですね。
東京ディズニーランドで開園当初から2023年まで残っているショップは14店舗
東京ディズニーランドには、ディズニーキャラクターをモチーフにしたグッズやお土産にピッタリなお菓子など、さまざまな商品を販売しているショップがあります。
東京ディズニーランドがオープンした当初は39店舗のショップが存在しており、場所や取り扱い商品が変わったりしながらも2023年現在も運営を続けているショップは14店舗あります。
約3分の1のショップが40年経った2023年現在まで運営を続けています。
なお、2023年現在は、東京ディズニーランドにあるショップは45店舗。
全体の総数としてはそこまで大きな増減はありませんが、取り扱い商品が変わっているものが変わったり、東京ディズニーランドのショップの歴史を感じます。
パレードは開園当初から行われていた
2023年現在、東京ディズニーランドでは、開園40周年を記念したパレード「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」が行われています。
パレード自体は東京ディズニーランドがオープンした当初から行われていました。
1番最初に行われていたパレードは「東京ディズニーランド・パレード」と言い、東京ディズニーランドの各テーマランドを紹介する内容でした。
1983年から1988年まで開催されており、スペシャルイベント期間中は先頭のミッキーマウスのフロートがスペシャルイベント毎のテーマ音楽が流れるフロートとキャラクターが登場するなどの変更が追加されたりしました。
また、当時は現在の様なパレードルート上に設置されたスピーカーからテーマ音楽や付随音楽(アンダーライナー)が流れる形式ではありませんでした。
当時は、各フロート内に設置されたスピーカーからのみ音楽が流れる形式で、アンダーライナーの導入はその次の代のパレードからとなっています。
上記以外にも、イースターやハロウィン、クリスマスなどシーズンイベント限定のパレードが開催されてきました。
ちなみに、夜のパレードが初めて行われたのは1985年からで、「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード」が1995年まで約10年間行われていました。
その後、2001年に「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」として復活し、2023年現在も公演されています。
他にも、開園当時はアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」の前にステージがあってショーが行われていたり、現シアターオーリンズなどでショーが実施されていました。
各種エンターテイメントは東京ディズニーランドがオープンした当時から充実していました。
東京ディズニーランドがオープンした当時にはディズニー直営ホテルはまだない
2023年東京ディズニーリゾート内には5つの直営ホテルが存在します。
東京ディズニーランドが開業した1983年時点では、まだどの直営ホテルもオープンしていませんでした。
一番最初にオープンしたディズニーホテルは、ディズニー・アンバサダーホテルで2000年7月7日に開業しました。
次に2001年9月4日に東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ、2008年7月8日に東京ディズニーランドホテル、2016年6月1日にディズニー・セレブレーションホテル、2022年4月5日に東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテルがオープンしました。
そして、2024年には東京ディズニーシー 新テーマポート「ファンタジースプリングス」内に誕生するパーク一体型ホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」がオープン予定です。
また、オフィシャルホテルも東京ディズニーランド開園当初はまだありませんでした。
2023年現在、東京ディズニーリゾート内には6つのオフィシャルホテルがありますが、各ホテルがオープンした年は下記の通りになっています。
今では、ホテルミラコスタや東京ディズニーランドホテルなど、パークすぐ近くにホテルがあるのが当たり前になっているので、周辺にホテルがなかった東京ディズニーリゾートはイメージしづらいですね。
▶ミッキーをイメージした部屋に宿泊した感想!「ミッキーマウスルーム」について紹介
▶ディズニーホテルにあるディズニーキャラクターや作品をテーマにした客室一覧
▶新しくできたトイストーリーホテルの部屋の様子をホテル予約できた方法と合わせて紹介
東京ディズニーランドがオープンした当時には舞浜駅はまだできていなかった
東京ディズニーランドの最寄り駅といえばJR京葉線舞浜駅。
実は、舞浜駅ができたのは1988年で東京ディズニーランドが開業した5年後のことなのです。
舞浜駅ができる以前は、地下鉄浦安駅が最寄り駅となっていて、そこからバスに約15分乗って行くルートが一般的でした。
最寄り駅から距離があるとなかなか行くのが大変そうですね。
また、当時の東京ディズニーランドの平面駐車場は今よりも敷地面積が広かったです。
現在は、駐車場の一部はパークのエリア拡張のために閉鎖されており、現在は平面駐車場3区画と立体駐車場2棟となっています。
東京ディズニーリゾート40周年イベント「ドリームゴーラウンド」が2023年4月15日(土)～2024年3月31日(日)の期間で開催!
東京ディズニーリゾートでは2023年4月15日(土)～2024年3月31日(日)の期間、東京ディズニーリゾート開園40周年記念イベント「ドリームゴーラウンド」が開催されています。
40周年イベント期間中は、ディズニーランド・ディズニーシーのパーク内に祝福感満載の飾りつけが施されたり、特別なパレードやショーが開催されます。
また、パーク内のレストランで40周年を彩るスペシャルメニューが楽しめたり、パーク内のショップで40周年限定グッズが発売されます。
そして、ディズニーホテルには東京ディズニーリゾート40周年デザインの客室が登場したり、40周年のパークを満喫できるプランのバケーションパッケージが登場。
華やかに彩られたパークでディズニーの仲間達やキャストさん、みんなで特別な時間を楽しめるイベントとなっています。
東京ディズニーランド40周年イベントの詳細や各グッズやスペシャルメニューについては、それぞれ下記ブログで紹介していますので、40周年イベントに参加予定の方は参考にしてみてください。
まとめ：40年前の東京ディズニーランドは今とどう違う?チケットは○○円!舞浜駅はまだできていなかった?
東京ディズニーランドの開業当初と2023年の東京ディズニーランドを比べてみました。
チケット価格が今よりだいぶ安かったり、まだ舞浜駅が存在していなかったり、パーク内に5つのテーマランドしかかったり、今と比べると変化している部分も多かったです。
今後も新しいショーやパレードが開催されたり、新アトラクションや新エリアができたり、変化していくと思うと楽しみですね♪
以上、【40年前の東京ディズニーランドは今とどう違う?チケットは○○円!舞浜駅はまだできていなかった?】という記事でした。
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