東京ディズニーシーの人気アトラクション「タワー・オブ・テラー」。
ホテルのオーナーが突然失踪してしまった不気味なテルを舞台に、ディズニーシーを一望できる高所から急降下をするディズニー屈指の絶叫アトラクションとなっています。
その不気味なホテルのオーナーだったのが大富豪で探検家の“ハイタワー三世”なのですが、彼はシリキ・ウトゥンドゥの呪いで謎の失踪を遂げてしまいました。
今回のブログでは、タワー・オブ・テラーの舞台「ホテル・ハイタワー」オーナー“ハイタワー三世”について紹介していきます。
●ハイタワー三世について
●タワー・オブ・テラーのストーリー
●タワー・オブ・テラーの小ネタ
アトラクション中だけではなく、並んでいる最中にもハイタワー三世のことを知ることができるポイントがいくつかあります。
タワー・オブ・テラーについて

まず、最初に知っている方の方が多いかもしれませんが、アトラクション『タワー・オブ・テラー』について簡単に紹介します。
タワー・オブ・テラーとは、ホテルオーナーのハイタワー三世が謎の失踪を遂げた不気味な建物”ホテルハイタワー“を舞台とした東京ディズニーシーのアトラクションです。
ハイタワー三世の失踪には、奇妙な銅像「シリキ・ウトゥンドゥ」が関係しており、ハイタワー三世がシリキ・ウトゥンドゥの禁忌に触れてしまったことが原因といわれています。
ある時、禁忌に触れてしまったハイタワー3世が乗ったエレベータが突然急落下してしまう事件が起きてしまいました。
その事件以降、恐怖のホテルと呼ばれるようになったのが「タワー・オブ・テラー」。
その後、ニューヨーク保存協会がこのホテルの見学ツアーを提案し、私たちはその恐怖のツアーへの参加者ということになります。
アトラクション中、私たちゲストは、まるでハイタワー三世が体験したかのようなエレベーターの急降下・急上昇を味わうこととなります。
ホラー要素とディズニーシーを一望できるくらいの高さ約59mの高所からから落下する、東京ディズニーリゾート1のスリル満点のアトラクションです。
タワー・オブ・テラーの舞台「ホテル・ハイタワー」オーナー“ハイタワー三世”
ハリソン・ハイタワー三世は、タワー・オブ・テラーの舞台でもあるホテル・ハイタワーのオーナーで19世紀末に名を馳せた大富豪です。
ホテルオーナーである一方、世界中の秘宝を集める伝説的な探検家でもあり、莫大な財力と強い好奇心を武器に、危険な遺跡へも躊躇なく踏み込み、手に入れたお宝は自らのホテルに飾り立てていました。
しかし、お宝を手に入れるためには卑劣な手段をもいとわない傲慢で利己主義な人物でもありました。
ホテルにはそんなハイタワー三世の性格を象徴するかのような飾りがいたるところに表れています。
まず、タワー・オブ・テラーの正面玄関には、ホテルハイタワーの「ロゴ」と「紋章」が飾られています。

この紋章に注目すると、貝殻の中央にある球体に剣が突き刺さっているのが見えます。
その両側にはドラゴンがいて、貝殻の下には「MUNDUS MEA OTSREA EST(世界は吾輩の牡蠣である)」と書かれています。
これだけだと紋章がなにを伝えたいのか分からないと思いますが、実は、この紋章にはハイタワー3世の傲慢さと支配欲が現れているのです。
そしてホテルの入り口上には、ステンドグラスがあります。

ステンドグラスに描かれている絵は、ハイタワー3世が地球の上に立ち、世界を支配しているかのようにも見えます。
そして、周りにはシェイクスピアの作品から引用した言葉で「この世は牡蠣のようなもの。私の剣で貝を開いてみせよう」と書かれています。
つまり、先ほどの紋章にあった貝殻は牡蠣で、球体は地球を表していて、地球を剣で刺しているということです。
紋章やステンドグラスからもハイタワー3世の欲深さ、傲慢さが伝わってきますね。
ちなみに、ステンドグラスに描かれているハイタワー3世の持っている杖は、ホテルハイタワーのあるニューヨーク、つまりハイタワー3世の拠点を示しています。
また、館内のロビーにある暖炉には、ハイタワー3世の肖像画が飾られています。

その暖炉をよく見ると漢字で「高塔」という文字があります。これは、“高=high(ハイ)”、“塔=tower(タワー)”という洒落たジョークなのですが、肖像画の下に注目すると脚だけになった像が見えることから、像を壊して自分の肖像画を置いたと考えられます。
ハイタワー三世らしさを感じられる飾り方ですね。
ハイタワー三世の失踪の原因
ハイタワー三世がどのような人物像かを簡単に紹介しました。続けてハイタワー三世の失踪について触れていきたいと思います。
ハイタワー三世の持つホテルハイタワーは、ハイタワー三世の失踪が引き金となり、不気味なホテルタワーオブテラーとなりました。
その引き金となったハイタワー三世の失踪には、呪いの偶像『シリキ・ウトゥンドゥ』が関係しています。

『シリキ・ウトゥンドゥ』とは、アフリカのコンゴ川流域に住む“ムトゥンドゥ族”が祀っていた偶像。
シリキ・ウトゥンドゥは、部族の言葉(スワヒリ語)で「災いを信じよ」の意味を持ち、別名「呪いの偶像」とも言われています。
また、所有者には、必ず守らなくてはならない“崇拝の掟”というものが8つあり、これを破ると災いが起きると言われていました。
なんと、ハイタワー三世はこの掟のほとんどを破ってしまいます。
結果、ホテルが停電、緑色の稲妻が落ちてハイタワー三世の乗ったエレベーターは一気に1階まで急降下。エレベーターの中にハイタワー三世の姿もなく、シリキ・ウトゥンドゥとハイタワー三世の帽子だけが残っていた。
というタワーオブテラーのストーリーに繋がります。
タワー・オブ・テラーのストーリー詳細については、下記のブログでも詳しく紹介していますので、合わせて読んでみてください。
アトラクション「タワー・オブ・テラー」の待機列(キューライン)にはハイタワー三世のコレクションが飾られている

探検家でもあったハイタワー三世。集めたお宝はホテルに飾ったりしており、今でもその収集物を見ることができます。
まず、建物向かって左側に2つの庭園。この2つの庭園は、アトラクションの待機列(キューライン)にもなっていますが、アトラクションの待ち時間が短いと列形成されないので見ることができなくなっています。
2つの庭園のうち、手前にあるのが『瞑想の庭園』、奥が『インドの庭園』と名付けられており、この庭園には、ハイタワー3世が世界中から集めた彫像が飾られています。
ハイタワー3世失踪前は、ウォーターフロントパーク園芸協会の会長賞を受賞したくらい美しい庭園で有名でしたが、ハイタワー3世失踪から13年間、ほとんど手入れされず、草木は伸び、像もボロボロになってしまいます。
各彫像については、下記ブログで紹介しています。
ショップ「タワー・オブ・テラー・メモラビリア」は元々は別の施設だった
タワー・オブ・テラー・メモラビリアは、東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントにあるショップで、アトラクション「タワー・オブ・テラー」に隣接しています。
アトラクションの出口に直結しているので、アトラクションに乗り終わった後はタワー・オブ・テラー・メモラビリアを通って外に出ることになります。
タワー・オブ・テラー・メモラビリアは、今でこそホテルの見学ツアーに参加したゲストが立ち寄れるお土産店として運営していますが、以前からお店だったわけではりません。
タワー・オブ・テラーがホテルハイタワーとして使われていた時代は、タワー・オブ・テラー・メモラビリアだった場所はハイタワー三世お気に入りの『室内プール』として利用されていました。
その証拠にタワー・オブ・テラー・メモラビリア店内を良く見てみると、プールとして利用されていた形跡があります。

他にも、プールの深さを示す数字が残っていたり、壁に「NO DIVING」と記載されていたり、至る所にプールだったころの面影を感じます。

そのほか、タワー・オブ・テラー・メモラビリア店内にはハイタワー三世にまつわる装飾がたくさんあります。
店内の照明にはハイタワー三世のマークもデザインされていたり、壁画はハイタワー三世の絵が描かれていたりします。
ショップを訪れた際は、店内の飾りにも注目してみてください。
アトラクション「レイジングスピリッツ」との関係
ディズニーシーのアトラクションの1つに『レイジングスピリッツ』がありますが、アトラクション付近に発掘道具と一緒に木箱が置いてあります。


その木箱に注目してみると、「TO THE HIGH TOWER TRUST AVENUE 1 PARK AVENUE NEW YORK」と、ホテルハイタワーの住所が書かれています。
ハイタワー3世は、レイジングスピリッツも訪れていたとも考えられます。
また、ホテルのロビーにもレイジングスピリッツに訪れたと思われる絵が飾られていて、その他にも彼の偉大さを誇示するかのような絵が飾られています。

まとめ:タワー・オブ・テラーの舞台「ホテル・ハイタワー」オーナー“ハイタワー三世”とはどんな人物
東京ディズニーシーのアトラクション「タワー・オブ・テラー」の登場人物“ハイタワー三世”について紹介しました。
ハイタワー三世は19世紀末に名を馳せた大富豪、探検家でしたが、その傲慢さが原因で謎の失踪を遂げてしまいました。
アトラクションのストーリー、登場人物について知ると、アトラクションがより楽しいものに感じると思いますので、いろいろ調べてみるのもオススメです。
以上、【タワー・オブ・テラーの舞台「ホテル・ハイタワー」オーナー“ハイタワー三世”とはどんな人物】という記事でした。







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