東京ディズニーランドの人気アトラクション『ビッグサンダーマウンテン』。
ディズニーランド「3大マウンテン」の1つで、いわゆる絶叫系のジェットコースターです。
ビッグサンダーマウンテンといえば、ゴツゴツと大きな岩山が特徴的で、アトラクションのあるウエスタンランドの中で、ひときわ存在感を放っています。
そんなビッグサンダーマウンテンには、モデルとなった山があることはご存じでしょうか。
実は、”サンダーマウンテン“という実在する山をモチーフしているのです。
というような、ビッグサンダーマウンテンに関する豆知識をいくつか、今回のブログで紹介します。
●ビッグサンダーマウンテンの豆知識
●ビッグサンダーマウンテンのモデルになった山について
●ビッグサンダーマウンテンの怖さ
アトラクションの待ち時間や、ディズニーに行く途中などの話のネタになればと思います。
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ビッグサンダーマウンテンについて
まずはじめに、東京ディズニーランドのアトラクション『ビッグサンダーマウンテン』について紹介します。
ジェットコースタータイプのアトラクションで、コースの先が見えにくく、急降下や旋回、ハラハラドキドキのスリルを味わえるアトラクションです。
ビッグサンダーマウンテンがあるのは、アメリカ西部の開拓時代がテーマのウエスタンランド。
ひときわ目立つゴツゴツした岩山がアトラクションの場所となっています。
『スプラッシュ・マウンテン』、『スペース・マウンテン』と合わせて東京ディズニーランドの「3大マウンテン」とも言われており、人気のアトラクションの1つです。
ビッグサンダーマウンテンのストーリー
ビッグサンダーマウンテンには、バッググラウンドストーリーが存在します。
アトラクションの舞台はカリフォルニア州で、1848年頃のゴールドラッシュのあおりもあり、開拓者たちが金塊を求め「ビッグサンダーマウンテン」に集まっていました。
以前より「ビッグサンダーマウンテンは精霊や神々が住む山であり、昔から超自然的な力が存在するため、うかつに掘り続ければ災いが起こる」と言われていたため、先住民は何度も開拓者に警告をしていました。
しかし、開拓者たちは聞く耳を持たず、ついには鉱山会社「ビッグサンダー・マイニングカンパニー 」を設立し、さらに企業的な採掘を始めます。
しかし、採掘を続けていくうち、次第に掘れる金の量も少なくなってきました。
そこで、困った開拓者たちは、大量の金を掘り出すためにダイナマイトを使った採掘のを計画を立てます。
ところが、そこから鉱山では謎の事故が多発。
機関士の乗っていない鉱山列車が突然暴走したり、機械が故障したり、まるで神の怒りが災いとして降りかかったかのようでした。
次第に鉱山を訪れる人が減っていき、以降ビッグサンダーマウンテンは勇敢な開拓者ではないと入るのが困難な危険な鉱山となっていきました。
私たちゲストは、無人暴走列車『マイントレイン』に乗って、荒廃したビッグサンダーマウンテンを駆け抜けるというのがアトラクションのコンセプトとなっています。
ビッグサンダーマウンテンの豆知識
ビッグサンダーマウンテンといえば、ゴツゴツとしたデカイ岩山が特徴的です。
そんなビッグサンダーマウンテンですが、実はモデルとなった山が存在するのです。
その他、ビッグサンダーマウンテンには隠れた秘密だったり、トリビア・小ネタがあります。
今回のブログでは、ビッグサンダーマウンテンの豆知識をいくつか紹介していきます。
それぞれの豆知識について、もう少し詳しく解説していきます。
ビッグサンダーマウンテンは実在する山『サンダーマウンテン』がモデル
アトラクション『ビッグサンダーマウンテン』は、そのゴツゴツとした赤茶けた岩山が特徴的です。
実は、このビッグサンダーマウンテンのモデルとなった山が実在します。
その山というのが、アメリカ合衆国アリゾナ州のセドナにある『サンダーマウンテン』です。
出典:Wikipedia
名前が非常に酷似していますが、外観もソックリ。
では、なぜ『サンダーマウンテン』がアトラクションのモデルになったのでしょうか。
その理由は、ウォルト・ディズニーがセドナに別荘を所持していたからです。
セドナの別荘にいる時に、広大な大地にある個性的な形をした赤い砂岩の岩山「サンダーマウンテン」を見て閃いたと言われています。
現在、サンダーマウンテンのある町セドナは、パワースポットの一種として観光客がよく訪れるそうです。
ビッグサンダーマウンテンの関係者?セドナ・サムについて
ビッグサンダーマウンテンは、現在では無人の鉱山となっていますが、1人だけこの鉱山の近くで出会える人物がいます。
その人物の名前は”セドナ・サム“。
セドナ・サムは、以前ビッグサンダーマウンテンの採掘現場監督として働いていました。
過去、ビッグサンダーマウンテンで起きた崩落事故に巻き込まれたことがあり、なんとか生還し、今では鉱山に入るのを止め、山のふもとで釣りをしながら静かに暮らしています。
そして、セドナの隣にいる犬は、愛犬の”ディガー“と言います。
英語の「dig(掘る)」が由来となって名付けられた名前です。
ディガーは、セドナが崩落事故に巻き込まれ生き埋めになっているところを掘り起こし救出してくれた命の恩人(恩犬)です。
ビッグサンダー・マウンテンのふもとで暮らすセドナとディガーですが、ビッグサンダーマウンテンに乗っても出会うことができません。
セドナとディガーを見ることができるアトラクションは、下記の3つのアトラクションのみです。
●蒸気船マーク・トウェイン号
●ウエスタンリバー鉄道
●ビーバーブラザーズのカヌー探検
蒸気のアトラクションに乗った際には、ぜひ彼らのことを探してみてください。
ちなみに、セドナ・サムと関わりの深いと言われている人物が東京ディズニーランドのとあるアトラクションに存在します。
そのアトラクションが『カリブの海賊』。
アトラクション『カリブの海賊』がスタートして少し進んだ直後、左方向に椅子に座っている男性を見ることができます。
この人物の名前は”チャーリー・サム“といい、セドナと兄弟なのでは?と言われています。
ビッグサンダーマウンテンに登場する動物達
ビッグサンダーマウンテンは無人の鉱山となっていますが、動物達が住んでおり、アトラクションの最中で出会うことができます。
ビッグサンダーマウンテンで出会える動物は、全部で4種類います。
まず、最初に出会う動物は、”オポッサム“というネズミとアナグマを混ぜたような見た目をしていて、日本ではフクロネズミとも呼ばれている動物です。
オポッサムは、ビッグサンダーマウンテンに乗って、2つ目の角を曲がった先にある左側にある木にいます。
木の枝にぶら下がっているオポッサムが、走る列車の風圧でクルクルと回っている姿も見ることができます。
次に出会うのが、”コヨーテ“。
姿形がオオカミに似ている動物です。
オポッサムがいた木の先にあるトンネルの入り口近くの崖にいます。
すぐトンネルに入ってしまうので、見逃してしまいがちな動物です。
そして3匹目が、”コウモリ“。
コウモリはトンネルの中で出会うことができます。
トンネルの中は暗くなっていますが、コウモリの目が光っているので意外と見つけやすいです。
最後に出会うのが”ビッグホーンシープ“。
カールした大きな角が特徴的な羊です。
ビッグホーンシープは、トンネルを抜けた後ライドが登って行った先にある岩山にいます。
何匹見つけられるかも、また違った楽しみ方だと思うので、ぜひ挑戦してみてください。
ビッグサンダーマウンテン横にあるのは本物のスチームトラクター
ビッグサンダーマウンテンの入り口横には、大きなスチームトラクターがあります。
このスチームトラクターというのは、鉱山で食料などを運ぶため目的等で使用されていたものです。
実はこのスチームトラクターは、作りものではなく今から100年以上も昔の1898年に製造され実際に使用されていた「本物のトラクター」になっています。
しかも、現在世界に数台しか残っていないと言われていて、非常に貴重な物なのです。
なぜ、そんな貴重な代物が東京ディズニーランドにあるのでしょうか。
実は、このスチームトラクターはカリフォルニ州アナハイムのディズニーランドに設置予定でした。
アナハイムのディズニーランド建設当時、ディズニーランドを建設するために、ディズニーがオレンジ畑だった土地を買収したのですが、その畑の持ち主が所持していのが、現在東京ディズニーランドにあるスチームトラクターです。
ウォルト・ディズニーは、このスチームトラクターに一目惚れし、持ち主に売ってほしいと頼みました。
しかし、残念ながら断られてしまいます。
その後も、ウォルトはこのスチームトラクターが諦めきれなかったようで、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートを建設する際に、もう一度売ってほしいと頼み込みました。
それでも、やはり断られてしまいます。
時が流れ東京ディズニーランド建設時、再度お願いをしに行きました。
持ち主の方は一度断ったようですが、持ち主の奥さんが「ずっと使っていないトラクターを売って、そのお金で旅行をしたい」と言ったことがきっかけで、ウォルトがスチームトラクターを譲り受けました。
このような経緯があり、本物のスチームトラクターが東京ディズニーランドに設置されているんですね。
なんとなく通りすぎていた入口に、歴史的貴重なものが置いてあって、こんな間近で見れるなんて驚きです。
サボテンは全部本物!夏の夜には花が咲く!!
ビッグサンダーマウンテンの近くには、多くの”サボテン“が生えています。
柱サボテンの鬼面角(きめんかく)と呼ばれるものらしいです。
このサボテンも作りものではなく、本物のサボテンとなっています。
本物なのでちゃんと花も咲きます。
ただ、こちらのサボテンは、花が咲くのが夏の夜だけなのです。
とてもレアな花なので、夏場は特別なスポットとなります。
しかも、ディズニー公式アプリもマップでも夏の夜は花が咲くようになっています。
ぜひ夏にディズニーランドを訪れた際は、夜に花を見に行ってみてください。
ちなみに、ビッグサンダーマウンテンのサボテン付近には「隠れミッキー」が潜んでいるので合わせて探してみるのも楽しいですよ。
お土産の定番「チョコクランチ」はビッグサンダーマウンテンがモデル?
ディズニーのお土産の定番の1つ「チョコクランチ」。
ザクザクとした食感がやみつきになるチョコレートのお菓子ですが、実はビッグサンダーマウンテンのオープンに合わせて作られたものなのです。
チョコクランチのゴツゴツとした見た目は、ビッグサンダーマウンテンの岩山をモデルに作られたものとなっています。
今でも人気のチョコクランチですが、発売直後は生産が追い付かなくなってしまうほど大人気だったそうですね。
日本のビッグサンダーマウンテンは実はそんなに速くない?
ビッグサンダーマウンテンと名の付くアトラクションは、日本のディズニーだけではなく、各国のディズニーに存在します。
そして、各国にあるビッグサンダーマウンテンと比べると、東京ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンは一番遅いジェットコースターなのです。
実際、同じく東京ディズニーランドのアトラクション「ガジェットのゴーコースター」の最高速度が約35km/hなので、意外と速くありません。
しかし、屋外コースで屋根や窓もなく風をダイレクトに感じるため、体感速度は実速度以上に感じるとは思います。
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ビッグサンダー・マウンテンの怖さ
ビッグサンダー・マウンテンは、東京ディズニーランドのアトラクションの中では絶叫系に分類されるアトラクションですが、ディズニーシー、その他テーマパークのジェットコースターと比較すれば怖さは低めだと思います。
というのもスピードは「最高時速40km」で「大きな落下もない」からです。
ですが、ビッグサンダー・マウンテンは、下記にあるように怖さを誘発させる造りになっているのは確か。
・コースの壁が近いから
・屋外コースで速度以上にスピードを感じるから
・カーブ、上下動作が多いから
様々な工夫がされていてさすがディズニーだと感じますが、タネさせ分かれば案外怖さも感じなくなります。
しかし、「怖いものは怖い!」と思う人もいるでしょう。
実際、乗る前や動きだす前は緊張してしまい不安な気持ちになるものです。
なので、ビッグサンダーマウンテンが怖くなくなる方法をいくつか紹介していきます。
・先頭に座る
・体を起こし、軽く握る
・声を出す
・イメトレをしてみる
上記方法は、ビッグサンダーマウンテン以外の色々な絶叫系アトラクションでも使える対策方法なのでおすすめです。
ビッグサンダーマウンテンの「怖さ」や「怖さを軽減させる方法」については、下記ブログでもっと詳しく解説しています。
また、ビッグサンダーマウンテンをよりスリルにする方法も紹介しているので、参考にしてみてください。
まとめ:ビッグサンダーマウンテンは実在する山をモデルにしていた?ビッグサンダーの豆知識を紹介!!
ビッグサンダー・マウンテンの豆知識・小ネタをいくつか紹介しました。
アトラクションの待ち時間や、ディズニーに行く途中などで話をすれば、意外と盛り上がるかもしれません。
ビッグサンダー・マウンテンに限らずですが、細かな所に小ネタだったりが隠されていて、知れば知るほど楽しくなります。
こんなこと知ってる!ということがあれば是非私にも教えていただきたいです。
以上、【ビッグサンダーマウンテンは実在する山をモデルにしていた?ビッグサンダーの豆知識を紹介!!】という記事でした。
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