ピクサー映画に毎回登場しているキャラクターをご存じでしょうか?
そう、映画冒頭に登場し飛び跳ねている「電気スタンド」ですね!
「PIXAR」の「I」の上をピョンピョン飛び跳ねては潰しちゃって、電気スタンドが「I」のポジションになる一連の流れで映画が始まります。
あの電気スタンドには、ちゃんと「ルクソーJr.」という名前がついています。
では、電気スタンドの「ルクソーJr.」が何故映画冒頭に登場するのでしょうか?
今回のブログでは、ピクサー映画に登場する電気スタンド「ルクソーJr.」について紹介します。
・ピクサーに出てくる電気スタンド「ルクソーJr.」について
・ルクソーJrとピクサーの関係
・ルクソーJrの歴史
ピクサー映画には、赤い星と青いラインが描かれたボールが映ったり、別作品のキャラクターがカメオ出演したりと、遊び心溢れる演出がたくさんあります。
本編以外の小ネタを見つけるのも、ピクサー作品の楽しみ方の1つです。
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※本ページの情報は2021年2月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。
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ピクサー映画に出てくる電気スタンドの名前は「ルクソーJr.」
ピクサー映画の冒頭に登場して、PIXARの「I」の文字の上をピョンピョン飛び跳ねる電気スタンド。
あの電気スタンドには、「ルクソーJr.」というちゃんとした名前が付いています。
そして、その電気スタンドの“ルクソーJr.”がメインキャラクターとして登場する作品も存在するのです。
この映画のオープニングに毎回登場するライトスタンドの”ルクソーJr.”は、ピクサーにとってかけがえのないキャラクターとなっています。
ルクソーJrについて、誕生の歴史やモデルなど、もう少し詳しく紹介していきます。
ルクソーJr.誕生の歴史
電気スタンドのキャラクター”ルクソーJr.”が初登場した作品は、ピクサーが独立企業となった1年後の1986年に公開された『ルクソーJr.』という短編作品です。
この『ルクソーJr.』の監督を務めたのは、人気ピクサー映画『トイ・ストーリー』などの監督を務めたことのある”ジョン・ラセター“でした。
ジョン・ラセターがピクサーに移って初めて手掛けた作品と言うこともあり、非常に思い入れの強い作品でもありました。
当時のピクサーは今のようにアニメ制作ではなく、医療や政府機関を対象に、グラフィックコンピュータの開発を主としていました。
アニメ制作に携わっていたのは、120人いる従業員のうち、ジョンラセターを含めた5人だったそうです。
もともと、『ルクソーJr.』と言う作品は映画館での公開というよりも、映像処理技術のデモ用の作品として作られていました。
なので、『ルクソーJr.』の初公開は映画館ではなく、1986年8月17日に開催されたコンピュータグラフィックス (CG) などの技術展示会「SIGGRAPH」だったのです。
「SIGGRAPH」にて、電気スタンドの物理的な特徴は生かしつつ、まるで子供の様に柔らかい動きで飛び跳ねたりするといった革新的な技術で注目を集めました。
そして、第59回アカデミー賞の短編アニメ部門にもノミネートされたことで、CGアニメ映画の可能性とピクサーの神髄が世に知れ渡ることになります。
今日のピクサーの始まり、礎ともなった作品こそ『ルクソーJr.』であると言えるでしょう。
『トイ・ストーリー』以降のピクサー映画のオープニングロゴに登場
『ルクソーJr.』という作品は、CG映画として初めてアカデミー賞にノミネートされた作品でもあると同時に、『ルクソーJr.』はジョン・ラセターがピクサーに移って初めて手掛けた作品です。
なので、非常に思い入れの強い作品でもありました。
そして、今のピクサーの礎を気づいた作品でもあります。
電気スタンドの”ルクソーJr.”は、ピクサーにとってかけがえのないキャラクターです。
なので、毎回映画のオープニングロゴに登場するのは必然とも言えますね。
モデルはジョンラセターの職場の電気スタンド
ルクソーが電気スタンドのキャラクターなのは、モデルがジョンラセターの職場にあった電気スタンドだったからです。
身近にあるものからここまで長年愛されるキャラクターを生み出すのが、さすがというからしいというか、とにかく驚きですね。
また、電気スタンドに子供の様な動きをさせたのは、ピクサーの”トム・ポーター”の息子から発想を得たとも言われています。
『ルクソーJr.』のあらすじ
短編作品『ルクソーJr』のあらすじを紹介します。
ボール遊びにハマったのか、どんどんボールを転がして大はしゃぎ。はしゃぎすぎてしまい、やがてボールがパンクしてしまします。
しょんぼりして帰っていくルクソーJrを見て、しばらくおとなしくなるかと思う父親の電気スタンド”ルクソー”。
そう思った矢先、ルクソーJrはさっきよりも大きなボールを持ってきてまたまた大はしゃぎ。
電気スタンドの親子がボールで遊ぶというのが、この作品の内容です。
1986年公開の作品なので、当たり前ですが今のCG映像と比べれば見劣りしますが、これが20年以上も前に作られたと思うと驚愕のクオリティです。
『ルクソーJr.』を無料で見る方法
『ルクソーJr.』は、ピクサーの短編作品を集めた『ピクサー・ショート・フィルム&ピクサー・ストーリー 完全保存版』に収録されています。
調べて見たところ『ルクソーJr』が見れる動画配信サービスは、Disney+ (ディズニープラス)のみでした。
AmazonPrimeビデオやU-NEXT、Huluなどと言った動画配信サービスでは、配信されていません。
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ディズニープラスでは、映画や短編作品だけではなく、映画やアトラクションに制作秘話だったり、作品の歴史を紹介するドキュメンタリー作品も多数配信されています。
例を挙げると、ピクサー・アニメーション・スタジオのクリエイター、芸術性、文化に焦点を当て、個人のエピソードや製作秘話を紹介していく『ピクサーの舞台裏』。
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『ルクソーJr.』にも登場する星マークが描かれたボールの正体
ピクサー映画には、ルクソーJr以外にもひそかに「あるもの」が登場しているのですがご存じでしょうか。
その「あるもの」というのが、”赤い星がと青いラインがプリントされた黄色いボール“です。
ピクサー映画『トイ・ストーリー』のアンディの部屋や『モンスターズインク』のプーの部屋におもちゃとして登場したり、ピクサー映画のとあるシーンにこっそり映っているのを見たことがある人もいるかもしれません。
また、過去にディズニーシーで開催されたイベント『ピクサープレイタイム』では、この星印の描かれた黄色いボールがオブジェとして登場していたので、パークで見たという方もいるでしょう。
このピクサーの象徴ともいえるボールは、『ルクソー・ボール(またの名をピクサー・ボール)』と言います。
前述のとおりピクサー作品でコッソリ映り込んでいるため、ファンの間では隠れミッキー的な存在となっています。
このボールは、『ルクソーボール』という名前から予想がつくと思いますが、短編作品『ルクソーJr.』でルクソーJrが遊んでいたボールです。
ルクソーJrがオープニングに登場するようになったのと同じく、このルクソーボールも、記念碑的な意味としてピクサー作品のどこかに必ず映るようになりました。
映画の中のほんのワンシーンにしか登場せず、1回の視聴では気が付かないかもしれないくらいヒッソリと登場するボールですが、ピクサーにとってはとっても大切な物なんですね。
その他ピクサー映画の小ネタ
ルクソーJrやピクサーボール以外にも。ピクサー映画には小ネタというか遊び心がたくさん盛り込まれています。
例を挙げると以下のような要素です。
ピクサー映画は本編はもちろん面白いですが、所々にある遊び心あふれる演出も魅力ですね。
秘密の「A113」というメッセージ
ピクサー作品のとあるシーンには、秘密「A113」というメッセージが登場しています。
この「A113」という番号は、アメリカにあるカリフォルニア芸術大学内にある教室の番号です。
『ルクソーJr』や『トイストーリー』を手掛けたジョン・ラセターや『レミーのおいしいレストラン』のブラッド・バードなどが在籍していた大学で、このクラスを卒業していったアニメーターさん達が仲間うちでジョークとして作品にこっそり描いているようです。
ピクサー作品以外にも『アイアンジャイアント』や『アベンジャーズ』にも登場しています。
これも隠れミッキー的な存在で、見つけられたらラッキーですね!
ピザプラネットの車が登場
ピザ・プラネットの車というと、『トイ・ストーリー』に出てきたのを思い出す方も多いと思います。
実は、他のピクサー作品にもピザプラネットの車が登場しているのです。
別作品のキャラクターがカメオ出演
ピクサー映画では、次回作のキャラクターが前作の映画に登場をしていたり、別作品のキャラクターがカメオ出演をするなどの隠し要素もあります。
ピクサーが下記のような動画を公開しています。
『メリダとおそろしの森』にサリーの彫刻が登場したり、『トイ・ストーリー3』にマックイーンに似たおもちゃが登場したり、『カールじいさんの空飛ぶ家』にロッツォがいたり、実はピクサー作品では別作品のキャラクターが登場しています。
比較的分かりやすいものあれば、これは気づかないでしょみたいなものなど様々です。
ピクサー映画を見る時は、ぜひ別作品のキャラクターが登場していないかにも注目してみてください。
まとめ:ピクサーに出てくる電気スタンドは何者?ちゃんと名前があるんです!!
ピクサー映画のオープニングに登場する電気スタンド”ルクソーJr.”について紹介しました。
あのライトスタンドは、『ルクソーJr.』という作品に登場しており、CG映画として初めてアカデミー賞にノミネートされた作品でもあると同時に、ジョンラセターがピクサーに移って初めて手掛けた作品なので、思い入れも強いです。
そして、今日のピクサーの礎ともいえる作品、キャラクターですので、映画の冒頭に必ず出演するのは不思議ではないですね。
以上、【ピクサーに出てくる電気スタンドは何者?ちゃんと名前があるんです!!】という記事でした。
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そして、当たり前ですがディズニーコンテンツに関しては、他サービスを圧倒しています。
なので、『ルクソーJr.』などの少しマイナーな作品も配信されています。
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