マレフィセントやジャファー、クルエラなど、ディズニーには魅力的な悪役キャラクターが存在します。
そんなディズニーヴィランズたちの息子、娘たちが活躍する作品があるのをご存じでしょうか?
その作品というのが、「ディズニー・ヴィランズ(悪役)に子供がいて、彼らがもし十代だったら…」をコンセプトに作られた『ディセンダント』という作品です。
ディズニーヴィランズたちの子供という、ありそうでなかったようなお話となっています。
今回のブログでは、ディズニー作品『ディセンダント』について紹介します。
●ディズニー作品『ディセンダント』について
●ディセンダントのストーリー
●ディセンダントの登場人物
ディズニーヴィランズ達は、とっても魅力的なキャラクターが多いですが、ディセンダントに登場するキャラクター達も魅力的なキャラクターたたくさん登場します。
ディズニーヴィランズを親に持つ子供達も悪役になっているのか、という点にも注目です。
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※本ページの情報は2022年9月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。
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『ディセンダント』について
『ディセンダント』は、ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービーの映画としてアメリカで2015年に公開され、日本のディズニーチャンネルにて同年12月に放送されました。
映画「ハイスクール・ミュージカル」等の作品を手掛けた”ケニー・オルテガ“が監督を務めています。
ディセンダントは、各作品の世界観や人物など複数のディズニー作品の要素が交じり合う、クロスオーバー的性質を持つ作品となっており、「ディズニーヴィランズに子供がいて、彼らがもし10代だったら…」という発想のもと作られた作品です。
タイトルのディセンダント(Descendant)は、子孫や末裔といった意味を持つ単語となっており、本作品はその名の通り、マレフィセントやジャファー、クルエラ、イヴィル・クイーン、ディズニーヴィランズ達の子供達が中心となったお話になります。
ヴィランズ達の息子、娘たちがメインとなりますが、「美女と野獣」のベルとビースト、「シンデレラ」のフェアリーゴッドマザー、「眠れる森の美女」フィリップ王子とオーロラ姫の子供達も登場します。
その他、子供達だけではなく、親となったヴィランズも登場しています。
『ディセンダント』のストーリー
『ディセンダント』のストーリーについて、簡単に紹介していきます。
そのため、ヴィランズの子供たちは、その出自ゆえに島に隔離され、外の世界を知らないままに育っていきました。
時期王位継承者”ベンジャミン”ことベンは、ヴィランズの子供たちの将来がひらけるよう、王位継承の儀式の前に、マレフィセントの娘”マル”をはじめとする4人の悪役の子供たちをオラドン国の学校に招待します。
突然の申し出に困惑するマルでしたが、母であるマレフィセントから「フェアリー・ゴッドマザーの魔法の杖」を入手せよとの命を受け、オラドン国へ赴きます。
かくして、生まれて初めて島を出ることを許されたマレフィセントの娘マルをはじめとするヴィランズの子どもたち。
マルは、杖を奪取するチャンスが戴冠式だと知ると、ベンの恋人になって式に忍び込む算段を立てます。惚れ魔法を使ってベンに自身を好きにさせることに成功させるも、マルはベンの誠実さ、素直さに惹かれ始めていきます。
善側のディズニーキャラクター達はオラドン合衆国で暮らし、敗北した悪役たちは僻地の孤島であるロスト島へと追放されそこで暮らしており、原作では倒されてしまったり、死んでしまったヴィランも、ディセンダントでは生存して登場します。
ロスト島で暮らすディズニーヴィランズの子供達をメインに話が進んで行きます。
少年少女の思春期の悩みであったり、原作で主人公サイドのキャラクターたちと過ごしていく中で直面する善と悪の対立が描かれています。
ディセンダントの登場キャラクター
ディセンダントに登場するキャラクターを紹介していきます。
マル・バーサー
“マル・バーサー“は、『眠れる森の美女』のヴィラン”マレフィセント”の一人娘で、本作の主人公にあたるキャラクターです。
激しい怒りや興奮状態に陥ると瞳が緑色になったり、マレフィセントの娘であることを感じさせる一面もあります。
母であるマレフィセントの気持ちに応えようと悪役になる努力をしているものの、本心では悪役になることを望んでいるわけではありません。
オランドへ向かう4人の中ではリーダー的存在で、他のメンバーのことは家族のように大切な存在に感じています。
魔法の杖を奪う計画を遂行するため、”ベン”に惚れ薬を使いますが、一緒に過ごすうちにベンの誠実さ、素直さに惹かれ始めていき、自分の行いに疑問を持ち始めます。
マレフィセント
『眠れる森の美女』に登場するヴィランで、オーロラ姫に呪いをかけた魔女。
本作では善人たちへの復讐を企んでおり、娘のマルに魔法の杖を盗むよう命令をします。
イヴィ
“イヴィ“は、『白雪姫』のヴィランである継母”イーヴィル・クイーン”の娘。
裁縫や料理が得意だったり、ファッションに興味があったり、プリンセスに憧れる女の子です。
母であるイーヴィル・クイーンと同じように小さな魔法の鏡を使っています。
王子様と結ばれ城に住むことに憧れ、最初はチャドに関心を持っていたが、魔法の手鏡を使った雑用などに利用されたり、教師に不正行為をバラされたり散々な目にあってしまいます。
イヴィとは親友であり、マルも他のメンバーに言っていないことでもカルロスやジェイには言っていないことも彼女には打ち明けていたり特別信頼しています。
イーヴィル・クイーン
『白雪姫』に登場するヴィラン。白雪姫の継母であり彼女の美しさを妬み殺そうとした悪の女王。
本名はグリムヒルドと言います。
ジェイ
“ジェイ“は、『アラジン』に登場するヴィラン”ジャファー”の息子です。
体が大きく、運動神経もバツグンな男の子で、スリや盗みを得意としています。
オラドンで行われている競技「トーニー」をするようになってからは、盗み以上のやりがいを見出しました。
比較的社交的な性格で、4人のなかでも早くオラドンに馴染み、トーニーで活躍した影響で女子からも人気になりました。
ジャファー
『アラジン』にヴィラン。催眠術を使い王国を支配しようとした大臣です。
ロスト島では、息子ジェイが盗んできた品を売っています。
カルロス
“カルロス“は、『101匹わんちゃん』のヴィラン”クルエラ”の息子です。
やんちゃで子供っぽいところもある男の子ですが、憎めない性格で皆から可愛がられています。
母であるクルエラから、犬は恐ろしい生き物だと聞かされていたので、犬が苦手でしたが、オラドンに来てからは犬に触れるようになりました。
機械に強く、パソコンなどを扱うのが得意。
仲が悪いわけではないのですが、感情的なためジェイとたびたび言い争いに発展してしまうこともしばしば…。
クルエラ・ド・ビラ
『101匹わんちゃん』のヴィラン。子犬たちを誘拐し毛皮のコートを作ろうと企てた悪女です。
計画が失敗し、犬に返り討ちにあった過去から、息子のカルロスにも犬は恐ろしい生き物だと教え込んでいます。
ベン(ベンジャミン)
ベン(ベンジャミン)は、『美女と野獣』のビーストとベルの息子です。
オラドン高校の生徒で時期王位継承者。責任感が強く、誰とも分け隔てなく接することのできる頼れるリーダー的存在です。
マル達ロスト島の人を招待したのもベンの発案。
オラドンに馴染めていない4人を気にかける延長で、マルと話していましたが、マルに惚れ薬を掛けられてしまいます。
ビースト
『美女と野獣』に登場する野獣(ビースト)。
魔女の魔法によって醜い野獣に変えられた王子。ベルと「真実の愛」を見つけ本来の姿に戻ることができました。
現在は、様々な国をまとめオラドン合衆国をつくりあげた国王として責務を果たしています。
▶東京ディズニーランドの新アトラクション『美女と野獣”魔法のものがたり”』ってどんなアトラクション?
ベル
『美女と野獣』のベル。
若いころは読書が好きで勇敢な村娘でした。ビーストと結ばれ、現在はオラドン合衆国の王妃。
ジェーン
“ジェーン“は、『シンデレラ』に登場する”フェアリー・ゴッドマザー”の娘です。
自分に自信が持てずオドオドとしていることが多い。
厳しい母親の言う通りにしているものの、今時の可愛いファッションに憧れを持っています。
フェアリー・ゴッド・マザー
『シンデレラ』に登場するフェアリー・ゴッド・マザー。
魔法の杖を使ってシンデレラを助けてくれた魔法使い。現在はオラドン高校の校長を務めています。
チャド
“チャド“は、『シンデレラ』に登場するシンデレラとプリンス・チャーミングの息子です。
容姿端麗で王子様らしいハンサムな男の子ですが、イヴィと魔法の鏡を利用するなどズル賢い一面をもっています。
オードリー
“オードリー“は、『眠れる森の美女』に登場するフィリップ王子とオーロラ姫の娘です。
自信家な女の子で、マルが来るまではベンのガールフレンドでした。
母であるオーロラ姫がマレフィセントのせいで両親と暮らせなかったこともあり、ベンと違ってヴィランズの子供達を敵視しています。
ロニー
“ロニー“は、『ムーラン』に登場するムーランの娘。
明るく優しい性格の持ち主で、マルたちの境遇に同情してくれたり、分け隔てなく接してくれます。
ダグ
“ダグ“は、『白雪姫』に登場する”おとぼけ”の息子。
優しい心の持ち主で、イヴィの聡明さにいち早く気が付き、彼女に惹かれる。
▶白雪姫の七人の小人の名前と見分け方を紹介!初期構想時には16人の小人がいた?
ディセンダントの見どころ
ディセンダントの面白いところは多数ありますが、個人的に注目してほしいと思った見どころを以下に挙げていきます。
それぞれの見どころについて、もう少し詳しく紹介していきます。
ヴィランズの子供も悪役になってしまうのか
ディセンダントは、原作で悪役だったヴィランズの子供達のお話となっています。
主人公であるマルは、母親であるマレフィセントから悪の道に進むことを期待されており、その期待に応えようと一生懸命悪いことをしています。
しかし、それはマルの本心ではありません。
善側の人間が住むオラドンに来てベルや様々な人と過ごす中で、このまま悪の道に進んでいいのか、親の言う通りでいいのか、など様々な葛藤をしていきます。
ヴィランズの子供達は悪役として生きていくしかないのか、彼らの生まれた環境や人間関係、各々の成長に注目です。
各所に散りばめられた原作のオマージュ
ディセンダントは、原作で悪役だったヴィランズの子供達がメインのお話ではありますが、「美女と野獣」のベルとビーストをはじめ善側のキャラクターなど、おなじみのキャラクターが多数登場します。
また、作中の色んな場面に原作のオマージュが隠されています。
少し例を挙げると、マルたちがフェアリー・ゴッドマザーの魔法の杖を奪おうと忍び込んだ博物館には『眠れる森の美女』の糸車が展示されています。
他にも、作中でキャラクター達が恋に落ちるシーンでは、『アナと雪の女王』で登場した台詞「「同じだ!僕たちすごく似てるね」というフレーズも登場します。
その他、ディズニー好きなら気付く、オマージュが隠されているので、小道具や背景などにも注目してみてください。
ポップな歌とエネルギッシュなダンス
『ディセンダント』のエグゼクティブ・プロデューサー兼監督を務めたのは、大人気ミュージカル映画『ハイスクール・ミュージカル』で知られる”ケニー・オルテガ”氏です。
ポップな歌とエネルギッシュなダンスで綴る青春ミュージカル、そして迫力満点のアクションシーンにも注目です。
ディセンダントが視聴できる動画配信サービス
ディセンダントは、記事公開時の2022年9月現在、Disney+ (ディズニープラス)にて全シリーズ見放題配信中となっています。
ディズニープラスは、月額990円(税込)で配信されている作品は追加料金なしで視聴することが可能です。
ディズニープラス以外だと、AmazonPrimeビデオ、dTVでも一部シリーズが配信されていました。(記事公開時の2022年9月時点)
AmazonPrimeビデオ、dTVで視聴する場合は、レンタル料がかかってきますので注意しましょう。
ディセンダントの配信有無 | 月額料金 | |
Disney+ (ディズニープラス) | 〇 | 990円(税込) |
AmazonPrime | 〇 (レンタル料299円~) | 500円(税込) |
dTV | 〇 (レンタル料300円~) | 550円(税込) |
U-NEXT | × | 2,189円(税込) |
Netflix | × | 990円~(税込) |
Hulu | × | 1,026円(税込) |
※本ページの情報は2022年9月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。
ディセンダントのシリーズ作品
『ディセンダント』のシリーズ作品は、記事公開時の2022年9月時点で、下記5作品が公開されています。
メインとなるのはディセンダント1~3です。
④『アンダー・ザ・シー ディセンダント ショートストーリー』は、スピンオフ作品という位置づけとなっており、『リトルマーメイド』のヴィラン”アースラ”の娘”ウーマ”をメインとしたストーリーとなっています。
同じくスピンオフ作品の⑤『ディセンダント キケンな世界』は、『ディセンダント』のその後を描いた、短編アニメーションストーリーとなっています。
ディズニーの世界を一味違った角度から楽しめる内容となっています。
Disney+ (ディズニープラス)では、シリーズ作品全て配信されていますが、AmazonPrimeやdTVではスピンオフ作品が配信されていないようです。
まとめ:『Descendants』ディズニーヴィランズの子供が主役!?マレフィセントの娘やジャファーの息子が登場!
ディズニーヴィランズたちの子供達を主役とした作品『Descendants(ディセンダント)』について紹介しました。
悪役の子供として生まれた彼らは、同じく悪役への道を進んでしまうのか、ヴィランズの子供ならではの悩みや葛藤に注目です。
また、ディセンダントでは、原作で悪役として登場したマレフィセントやジャファー、クルエラ、イヴィル・クイーンの子供達以外にも、ディズニーキャラクターの子供達が登場したり、原作のオマージュが隠されていたりしますので、そちらにも注目してみてください。
以上、『Descendants』ディズニーヴィランズの子供が主役!?マレフィセントの娘やジャファーの息子が登場!という記事でした。
●Disney+ (ディズニープラス)
・ディズニー作品だけが目的なら1番おすすめ!!
・レンタル料、追加課金がない!
●U-NEXT
・作品数の多さが魅力的!アニメ、映画、ドラマなんでもある
・漫画や雑誌もある
●AmazonPrime
・普段からAmazonを使うならオススメ
・音楽も聴ける
※本ページの情報は2022年9月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。
【ディズニー映画が見れる動画配信サービスを比較】
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