小説「不思議の国のアリス」とその続編「鏡の国のアリス」の2つを原作としたディズニー映画『ふしぎの国のアリス』に登場するキャラクター“ハートの女王”。
作中におけるヴィランポジションのキャラクターで意地悪で短気な性格をしており、すぐに癇癪を起しては処刑判決を下してしまいます。
そして「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」を原作に、その後日談的なストーリーを描いた『アリス・イン・ワンダーランド』の登場キャラクター“赤の女王”。
ワンダーランドを恐怖で支配している女王として登場するヴィランです。
同じ悪役というポジションのキャラクターで、混同しそうなキャラクター同士でもあります。
今回のブログでは、ふしぎの国のアリスの“ハートの女王”とアリス・イン・ワンダーランドの“赤の女王”について紹介していきます。
●ふしぎの国のアリスの“ハートの女王”について
●アリス・イン・ワンダーランドシリーズの“赤の女王”について
プリンセス達とは対照的な立場となる、闇の存在として描かれるディズニーヴィランですが、それぞれがコミカルな一面や悪に染まった背景を持っている、どこか憎めない存在でもあります。
・JTB
・楽天トラベル
・じゃらん
・Yahoo!トラベル
・るるぶトラベル
・一休
※各リンクをクリックするとディズニーホテルのプランのページを閲覧できます。
ディズニー映画「ふしぎの国のアリス」のハートの女王について
出典:Disney
ディズニー映画「ふしぎの国のアリス」は、ルイス・キャロルの小説「不思議の国のアリス」とその続編「鏡の国のアリス」の2つを原作とした映画です。
ハートの女王は作中でのヴィランにあたるキャラクターです。
短期な性格で気に入らない人物に対してすぐに処刑判決を下してしまう、横暴でいかにも悪役というような描かれ方をしています。
作中では、赤い薔薇と白い薔薇を間違えたトランプ兵の首をはねてしまいました。
また、アリスとクロッケー勝負をすることになった際は、アリスに不利な条件で参加させました。
アリスとトラブルになって揉めた時は、癇癪を起してアリスを有罪判決を下してしまいます。
そんなハートの女王の外見は、トランプを連想させる黒と赤の衣装を着ています。
また、名前のとおりハート柄のパンツを身につけているなど、ハートやトランプ要素を取り入れた外見になっています。
ディズニー作品のハートの女王は原作の女王と鏡の国のアリスの赤の女王を組み合わせたような見た目となっています。
内面部分に関しては、気が短い部分やすぐに怒ってしまう部分は、原作と似たところがあります。
作中では「鏡の国のアリス」の赤の女王が発したセリフが用いられていたりもしています。
もともと、ディズニー映画「ふしぎの国のアリス」自体が2つの小説を元に作られた作品ということもあり、“トゥイードル・ダム”や“トゥイードル・ディー”など「鏡の国のアリス」に登場していたキャラクターが登場していたりもしますので、原作と比べながら見るのも面白そうですね。
アリス・イン・ワンダーランドシリーズの赤の女王について
出典:Disney
映画『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズは、ティム・バートン監督による小説「不思議の国のアリス」、「鏡の国のアリス」の後日談を描いた実写作品となっています。
2010年に「アリス・イン・ワンダーランド」が公開、2016年に続編となる「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」が公開されました。
作品のストーリーは不思議の国の冒険から13年後、19歳となったアリスが再び不思議の国へ迷い込むところからスタートします。
マッドハッターやチェシャ猫達、かつてのメンバーと再会したものの、不思議の国は13年前とは雰囲気が一変しており、赤の女王(イラスベス)に支配された暗い世界と化していました。
アリス自身は過去に不思議の国を訪れたことを忘れていたが、自身が救世主であると知らされ、赤の女王から不思議の国を開放するため奮闘します。
アリス・イン・ワンダーランドに登場する赤の女王は、原作「不思議の国のアリス」に登場するハートの女王と「鏡の国のアリス」に登場する赤の女王を組み合わせたようなキャラクターとなっています。
さらに、赤の女王には公爵夫人というキャラクターの要素も取り入れられています。
公爵夫人は小説「不思議の国のアリス」に登場するチェシャ猫の飼い主で、頭が大きい特徴的なキャラクターです。
アリス・イン・ワンダーランドの赤の女王も頭が大きい外見をしており、周りからは「ビッグヘッド」などと呼ばれています。
彼女のお城の外には打首となった人物たちの首が転がっていたり、残虐な性格と分かる描写がされていたり、ハートの女王に近い性格ということが分かります。
東京ディズニーランドでハートの女王に会う方法
東京ディズニーランド・ディズニーシーでハートの女王に会える常設のグリーティング施設は今のところありません。
過去、東京ディズニーランドのファンタジーランドにてフリーグリーティングにて登場したことがあったようですが、ここ数年は登場したという話を聞きません。
また、東京ディズニーランドで2018年から2023年まで公演されていた「ドリーミング・アップ!」にもハートの女王が登場していました。
新しく始まったディズニー・ハーモニー・インカラーにも登場していませんが、今後、なにかのパレードやショーに登場する可能性もありますので、期待したいですね。
東京ディズニーランドのレストラン「クイーン・オブ・ハートのバンケットホール」
東京ディズニーランドのファンタジーランドには「ふしぎの国のアリス」に登場するハートの女王(クイーン・オブ・ハート)のお城をモチーフにしたレストラン『クイーン・オブ・ハートのバンケットホール』があります。
レストラン入口には、トランプの兵隊が待ち構えていたり、内装はチシャ猫やマッドハッダーの描かれたステンドグラスがあったり、非常に可愛らしいレストランとなっています。
レストランに入ると、キャストさんが映画の「HAPPY UNBIRTHDAY!!(なんでもない日おめでとう!!)」と声をかけてくれたり、映画の世界観を堪能できるおもてなしがたくさんあります。
『クイーンオブハートのバンケットホール』では、「ふしぎの国のアリス」に登場するハートの女王に晩餐会をコンセプトにしたメニューを提供しています。
そのため、不思議の国の料理やユニークなデザート、バラエティ豊かなメニューを楽しむことができます。
食べるだけではなく、写真を撮ったり見て楽しめるのもこのレストランの良い所です。
メニューは、【公式:クイーン・オブ・ハートのバンケットホールのメニュー】からも確認することができます。
このアリスのレストランで個人的にオススメなのが、デザート類です。
デザートメニューは、トランプ柄のチョコレートが付いていたり、ハートのケーキだったり、見た目がとってもカワイイので、見て楽しい食べて美味しいメニューが揃っています。
もちろんその他のメニューも、ハートのチーズがのったハンバーグやハート型のコロッケなど、不思議の国のアリスらしいメニューとなっています。
>>クイーン・オブ・ハートのバンケットホールのメニューを見る<<
店内の様子やメニューなどレストランについては下記ブログで紹介していますので参考にしてみてください。
ふしぎの国のアリスの世界観を楽しめるディズニーホテル
東京ディズニーランドホテルには、「アリスルーム」と呼ばれる客室が存在します。
アリスルームは、ディズニー映画「ふしぎの国のアリス」をテーマとした客室で、客室にあるベッドやテーブル、鏡などの家具は作品の登場キャラクター“ハートの女王”や“マッドハッター”、“ホワイトラビット”などがモチーフになっています。
お部屋の中でも写真をたくさん撮りたくなるような、とっても素敵な空間でした。
客室内の様子や実際に泊まった感想などは、下記ブログで紹介していますので参考にしてみてください。
まとめ:ふしぎの国のアリスの“ハートの女王”とアリス・イン・ワンダーランドの“赤の女王”について
ディズニー映画『ふしぎの国のアリス』のハートの女王とアリス・イン・ワンダーランドに登場する赤の女王について紹介しました。
共にヴィランに位置するキャラクターで混同しそうなキャラクター同士でもあります。
原作の要素を取り入れていたり、似たような部分もあったりで、比べながら見てみるのも楽しいかもしれませんね。
以上、【ふしぎの国のアリスの“ハートの女王”とアリス・イン・ワンダーランドの“赤の女王”について】という記事でした。
・JTB
・楽天トラベル
・じゃらん
・Yahoo!トラベル
・るるぶトラベル
・一休
※各リンクをクリックするとディズニーホテルのプランのページを閲覧できます。
コメント