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『海底2万マイル』の映画を見ればアトラクションが倍楽しくなる!【あらすじと感想】

『海底2万マイル』の映画を見ればアトラクションが倍楽しくなる!【あらすじと感想】 映画

ディズニーのアトラクションには、バッググラウンドとなるストーリーや原作となった小説や映画があったりします。

 

東京ディズニーシーのアトラクション『海底2万マイル』にも原作となる小説・映画が存在します。

 

まず、アトラクションのモデルとなった小説は、フランスのSF小説作家”ジューン・ベルヌ”の『海底二万里』という作品です。

そして、ウォルト・ディズニーは、ジュール・ベルヌの「海底二万里」を原作とした「海底2万哩(マイル)」という映画を1954年に公開しました。

 

今回のブログでは、東京ディズニーシーのアトラクション『海底2万マイル』の元になった映画について紹介していきます。

この記事で分かること

映画『海底2万マイル』について
『海底2万マイル』の映画とアトラクション

映画を見れば、一度乗ったアトラクションでもまた違った面白さを感じると思います。

【公式】Disney+ (ディズニープラス)

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『海底2万マイル』の映画と小説について

『海底2万マイル』の映画と小説について出典:Disney+ (ディズニープラス)

ディズニーのアトラクションやテーマエリアは、バッググラウンドとなるストーリーや原作となった小説や映画があったりします。

 

東京ディズニーシーにあるアトラクション『海底2万マイル』にも元となる作品があります。

 

それが、ジュール・ヴェルヌのSF小説『海底二万里(Twenty Thousand Leagues Under the Seas)』を原作とした実写映画『海底2万マイル』です。

 

1954年に公開された映画で、当時はアニメーションを主体としていたウォルト・ディズニーが実写で制作した初の長編作品となっています。

 

映画と小説では、時代設定やストーリーの大筋は原作の小説と同じですが、ラストが少々違っています。

映画『海底2万マイル』のあらすじと登場人物

映画『海底2万マイル』のあらすじと登場人物

映画『海底2万マイル』のあらすじを簡単に紹介します。

舞台は1868年。世界各地でとても大きな角みたいなもので船に大穴を空けられるという事件が相次いで発生。これらの原因は謎の怪物によって引き起こされたものだと睨み、アロナクス教授、助手のコンセイユ、船員のネッドランドの3人は軍艦へと乗り込み調査へと向かいます。

調査を続けるも謎の怪物の痕跡すら見つけることができず、調査終了を言い渡された。その時、軍艦の目の前で船が怪物に襲われている現場を目撃。

アロナクス達の乗る軍艦は事件の元凶と思われる怪物へ攻撃を仕掛けるものの、逆に怪物から攻撃を受け船は沈没、海へ放り出されてしまいます。

アロナクス達3人は、運良く潜水艦ノーチラス号に乗るネモ船長に助けられました。しかし、実はその潜水艇ノーチラス号こと船を沈めていた怪物の正体。

3人はノーチラス号でネモ船長とともに海を巡ることとなりますが、次第にネモ船長の思想や目的を知っていくことに…。

そして、主要な登場人物は”ネモ船長“、”アロナクス“、”コンセイユ“、”ネッドランド“の4人。

ネモ船長
潜水艇ノーチラス号の艦長。
19世紀末としてはありえない技術の結晶であるノーチラス号を作り出した天才。
理知的で紳士的である一方、奴隷として使役されていた過去を持っており目的のために手段を選ばない冷酷な一面も持っている。

アロナクス
映画の主人公で語り手。
船の謎の沈没事件調査のため軍艦に乗船するが、ノーチラス号による体当たりによって船が沈没。助手のコンセイユ、銛打ちのランドと共に、ノーチラス号に保護される。
ネモがアロナクスの論文を読んでいて、アロナクスもネモの技術に興味を持ったことで2人は親しくなる。

コンセイユ
アロナクスの助手。
アロナクスを尊敬しており、アロナクスが海に放り出された時に真っ先に海に飛び込んだりと忠実な人物。
アロナクスがネモと親しくなり次第に距離が生じ、ランドと話す機会も増えたため親しくなる。

ネッドランド
銛打ちとして調査に同行することになった軍艦の船員。
陽気な若者で感情的な性格なため、ネモとはあまり相性が良くない。

 

ちなみに、「ネモ」とはラテン語で「誰でもない」という意味で、ネモ船長の本名ではありません。

 

映画『海底二万マイル』は、ディズニー公式が展開する動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)でも視聴することができます。

 

登録から1か月無料で見放題となっているので、気になる方はぜひ映画も見てみてください。

Disney+ (ディズニープラス)公式サイト

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原作小説の作者”ジュール・ヴェルヌ”とディズニー

海底2万マイルの原作小説の作者"ジュール・ヴェルヌ"とディズニー

ジュールヴェルヌは海底2万マイル以外にも多くの作品を世に出しています。

 

地底旅行』や『月世界旅行』、『八十日間世界一周』など、読んだことのある方名前を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。

 

ジュールヴェルヌの作品のうち、『地底旅行』は、東京ディズニーシーのアトラクション『センター・オブ・ジ・アース』のベースとなった作品です。

 

また、海底2万マイルやセンターオブジアースのあるエリア「ミステリアスアイランド」も、ヴェルヌの「神秘の島」という作品にちなんで名づけられました

 

そして、ジュールヴェルヌの生まれたフランスにあるディズニーランドパリには、「ディスカバリーランド」と呼ばれるヴェルヌの世界観をテーマにしたエリアがあります。

 

そのディスカバリーランドにあるアトラクション「スペースマウンテン」は、ヴェルヌの『月世界旅行』をテーマに作られたました

(現在は映画スター・ウォーズのワンシーンや効果音などが盛り込まれた「ハイパースペース・マウンテン」として運営中)

アトラクションはもちろん、原作となったジュールヴェルヌの作品の数々もとっても面白ので、興味があればぜひ読んでみてほしいです。

 

アトラクションの元となった「海底二万マイル」や「地底旅行」、「神秘の島」あたりから読んでみるのも良いですね。

ジュール・ヴェルヌの作品の多くは、kindle unlimitedで読み放題になってるので、Amazonプライム会員の方はお手軽に読めると思います。

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映画『海底2万マイル』を見た感想

映画『海底2万マイル』を見た感想

『海底2万マイル』の映画を見た時には、すでに東京ディズニーシーのアトラクションの海底2万マイルには何度も乗っており、小説は未読でした。

 

アトラクションのイメージを持っていた状態で見たからか、映画のシリアスさには驚きました

 

戦争がらみの内容だったり、奴隷制度という重めの内容があったので、大人向けの作品だと思います。

 

アトラクションに乗る時にネモ船長のアナウンスを聞いていたので、自分なりにネモ船長のイメージを頭に思い描いていたのですが、映画を見て自分のネモ船長のイメージがズレていたことに気が付きました。

 

ネモ船長は意外と冷酷というか、狂気的な思想を持っている人物だと分かりました。

 

これはアトラクションだけでは気づけないポイントだなと思いました。

 

イメージと違うところもあれば、ノーチラス号のデザインや海底の神秘的なシーンなんかはディズニーシーで見たまんまでした。

 

映画を見てディズニーのテーマエリアの世界観の作り込みの凄さを感じましたね

▷『海底2万マイル』を見る

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映画とアトラクションの『海底2万マイル』

映画とアトラクションの『海底2万マイル』

東京ディズニーシーのアトラクション『海底2万マイル』のアトラクションは、謎の天才科学者ネモ船長が開発した小型潜水艇に乗り、海中探検を楽しむという内容になっています。

 

私たちゲストはネモ船長の新任部下という立場で、海底調査のため小型潜水艦で冒険に出るというのがディズニーシーの海底2万マイルのストーリーです。

 

映画や小説を見ていなくても十分楽しいアトラクションですが、映画や小説を知っている状態で乗るのとでは今までと違った面白さを感じると思います。

 

今までディズニーシーの海底2万マイルのネモ船長しか知らなかった人は、映画や小説を見た後だと、ネモ船長のイメージが変わるかもしれません。

 

アトラクション中に登場する巨大イカも映画を見てから出会うと、今までと違った感想になるでしょう。

 

アトラクション中だけではなく、海底2万マイルのキューライン(待機列)にもネモ船長が航海に使ったと思われる海図や潜水服が飾られていたりと、映画を見ているとピンとくるものが多数

映画とアトラクションの『海底2万マイル』

そして、海底2万マイルのアトラクション近くにいるキャストさんは、皆ネモ船長のクルーなのです。

 

海底2万マイルのキャストさんの制服は映画でも登場したネモ船長の船員と同じデザインとなっています。

 

これも映画を見ていると分かるポイントですね。

 

今まで何気なく見ていた風景も、映画を見ただけで別世界のように感じでしょう。

 

海底2万マイルだでに限ったことではないですが、ディズニーの世界観の作り込みはほんと素晴らしいです。

 

また、東京ディズニーシーのミステリアスアイランドにあるノーチラスギャレリーの近くには、潜水艦ノーチラス号が停泊しています。

映画とアトラクションの『海底2万マイル』

このノーチラス号も映画に登場していたノーチラス号です。

 

中が気になる方もいらっしゃると思いますが、残念ながら東京ディズニーシーのノーチラス号は中に入ることができません。

 

ノーチラス号の中が見れるのは、ディズニーランドパリにある『海底2万マイル』となっています。

 

ディズニーランドパリの海底2万マイルは、映画に登場するノーチラス号の船内を忠実に再現した造りになっており、映画を見ていると感動するポイントが至る所にありました。

映画とアトラクションの『海底2万マイル』

同じ作品をテーマにしたアトラクションでしたが、日本とパリでは違った面白さがありました。

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東京ディズニーシーの『海底2万マイル』のトリビア

東京ディズニーシーの『海底2万マイル』のトリビア

東京ディズニーシーの『海底2万マイル』には、知ってると楽しくなる、人に教えたくなる豆知識やトリビアがあります。

 

海底2万マイルにまつわる豆知識、トリビアをいくつか紹介します。

東京ディズニーシーの『海底2万マイル』は実は潜っていない

海底2万マイルは小型潜水艇型のライドに乗って、海底の景色を楽しめるようになっています。

 

実は、この小型潜水艇のライドは水に潜ってはいないのです。

 

乗ったことがある人なら分かると思いますが、乗っていると本当に水に潜っている感じがします。

 

なぜ、本当は潜っていないのに水に潜ったように感じるかと言うと、ライドの周りにある窓が「二重構造」になっているからです。

東京ディズニーシーの『海底2万マイル』のトリビア!東京ディズニーシーの『海底2万マイル』は実は潜っていない

2枚の窓ガラスの間に水や空気を入れることで、私たちゲストが本当に海中へ入っているように錯覚する仕組みとなっています。

海底2万マイルの仕組み解説!

2万マイルの意味は「深さ」ではなく「移動距離」

東京ディズニーシーの『海底2万マイル』のトリビア!2万マイルの意味は「深さ」ではなく「移動距離」

アトラクションの名前にも付いている「2万マイル」。

 

マイルは長さ・距離を表す単位で、タイトルの先頭に「海底」とついているため、「海の深さが2万マイル」と思っている方も多いと思います

 

しかし、実はこの「2万マイル」はネモ船長が潜水艦ノーチラス号で「海底を2マイル旅した」という意味なのです。

 

「深さ」の2万マイルではなく、「移動距離」を表す2万マイルなんですね!

 

ちなみに、1マイルは約1.6キロメートルなので、2万マイルとなると約32000キロメートルとなります。

 

とんでもない長さなのでイメージ付きにくいと思いますが、地球の円周が約40000キロメートルなので、ネモ船長は地球ほぼ一周の距離を潜水艦で旅したことになります

 

そして、地球上最も深いのがマリアナ海溝の約11キロと言われており、地球の直径距離も約12000キロメートルなので、もし2万マイルも潜ったら地球を突き抜けてしまうんですね。

隠れミッキーの他に隠れアリエルや隠れニモがいる

東京ディズニーシーの『海底2万マイル』のトリビア!隠れミッキーの他に隠れアリエルや隠れニモがいる

ディズニーでは、壁や地面に丸3つの模様が描かれた、いわゆる”隠れミッキー“がいますが、海底2万マイルにも存在します。

 

海底2万マイルの隠れミッキーの場所を紹介します。(ネタバレになるので隠しました。タップ・クリックで見れます。)

海底2万マイルの入り口付近に、小型潜水艇を吊るしている鉄塔があります。
このぶら下がっている潜水艇の窓に注目してみてください。写真を撮って上下反転させると気づくかもしれません。
また、この潜水艦を吊るしている鉄塔の滑車部分にもミッキーが隠れています。

海底2万マイルの乗り場へ向かうスロープを進み、ベビーカー置き場となっている所があります。壁がアーチになっていて、溶岩のような物で塞がれています。
そのアーチになっている左側の岩を良く見てみると、岩に隠れたミッキーが見つけられます。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、隠れミッキーの岩だけちょっと不自然に盛り上がっている感じになっています。

海底2万マイルの乗り場までの列に、潜水艇で海底調査の資料や探検する場所の地図などが展示されています。
この展示物の中にミッキーが隠れています。
展示物のなかに防護服のようなものがあり、その近くに壁に貼られた地図があります。この地図の四隅に隠れミッキーがいます。
ここの隠れミッキーは横顔のミッキーとなっていて、首を横に傾けてみると良く分かると思います。

海底2万マイルのあるミステリアスアイランドでは、一定間隔で水しぶきが上がります。この水しぶきが上がってしばらく水面を見てみると波紋が複数の波紋が重なりぼんやりとミッキーのように見えます。

隠れミッキーは色んな場所に隠れているので、今回紹介した場所以外にも隠れミッキーがいると考えています。

 

ここで見つけた!というのがあれば是非教えていただきたいです!!

 

また、隠れミッキーだけではなく、「隠れアリエル」と「隠れニモ」もいます。

隠れアリエルを見つけるには、海底2万マイルの潜水艦にある進行方向右側の窓からの方が見つけやすいです。
アトラクション序盤に登場する船に描かれている丸い額の中に描かれている絵にアリエルが隠れています。
船内にあるレバーでサーチライトを操縦して探してみてください。

隠れアリエルを見つけるには、海底2万マイルの潜水艦にある進行方向右側の窓からの方が見つけやすいです。
アトラクション序盤に船が登場するのですが、その船に彫られている彫刻に隠れアリエルがいます。
船内にあるレバーでサーチライトを操縦して探してみてください。

隠れニモは潜水艦の進行方向左側の窓からの方が見つけやすいです。
アトラクション序盤、潜水してすぐに進行方向左に登場します。
すごく小さいですが、ニモのオレンジ色の身体は薄暗い海中の中だと目立つので結構すぐ見つけられると思います。

これらが、アリエルだニモだという意見、人魚、クマノミではあるけど本当にアリエルとニモなのか?という意見もあります。

 

実際の所真相は分かりませんが、ぜひ実際に見て確かめてほしいです。

海底2万マイルの仕組み解説!隠れミッキーの他にアリエル&ニモもいる?

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まとめ:『海底2万マイル』の映画を見ればアトラクションが倍楽しくなる!【あらすじと感想】

まとめ:『海底2万マイル』の映画を見ればアトラクションが倍楽しくなる!【あらすじと感想】

ディズニーシーのアトラクションの元にもなった作品『海底2万マイル』について紹介しました。

 

映画を見ていなくても十分楽しめるアトラクションですが、映画を見てから乗ると今まで感じることができない楽しさに触れることができると思います。

 

そして、ディズニーのテーマ造りの再現性の高さに驚くでしょう。

 

ぜひアトラクションと合わせて映画の『海底2万マイル』も見てみてほしいです。

 

以上、【『海底2万マイル』の映画を見ればアトラクションが倍楽しくなる!】という記事でした。

『海底2万マイル』の映画を見ればアトラクションが倍楽しくなる!

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