東京ディズニーシーのアトラクション『海底2万マイル』は、謎の天才科学者ネモ船長が開発した小型潜水艇に乗って、海中探検を楽しむアトラクションとなっています。
この小型潜水艇を作ったネモ船長というのは、アトラクションの元にもなったジュール・ヴェルヌのSF小説『海底二万里(Twenty Thousand Leagues Under the Seas)』に登場するキャラクターです。
作中、ネモ船長は「ノーチラス号」という高性能潜水艦を発明しており、ノーチラス号はディズニーシーのミステリアスアイランドに停泊しています。
残念ながらディズニーシーに泊まっているノーチラス号は外から見るだけですが、ディズニーランドパリ(DLP)にあるアトラクションなら潜水艦の中を見学することが可能なのです。
今回のブログでは、パリ版『海底2万マイル』について紹介します。
・ディズニーランドパリの『海底2万マイル』について
・パリ版の海底2万マイルを体験した感想
同じ小説を元にしたアトラクションですが、日本とパリではまったく違うタイプのアトラクションになっていました。
ディズニーランドパリの『海底2万マイル』はネモ船長の潜水艦の”ノーチラス号”の中を探検できる!
ディズニーランドパリのディスカバリーランドにあるアトラクション『海底2万マイル』は、ジュール・ヴェルヌのSF小説『海底二万里(Twenty Thousand Leagues Under the Seas)』をもとにしたアトラクションです。
東京ディズニーシーにも海底2万マイルというアトラクションはありますが、元となった作品は同じですがアトラクションの内容はまったく異なっていました。
パリ版の海底2万マイルは、ウォークスルー型のアトラクションとなっており、作中で登場するネモ船長が発明した潜水艦”ノーチラス号”の艦内を自由に見学できるアトラクションとなっています。
ノーチラス号は、東京ディズニーシーのミステリアスアイランド/ノーチラスギャレリーの近くに停泊しているので外観は日本でも見ることができます。
皆さんの中にも、ディズニーシーにあるあの潜水艇の中がどうなっているか気になっていたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ディズニーランドパリにあるノーチラス号は、その夢を叶えてくれました。
パリ版の海底2万マイルでみることのできるノーチラス号艦内には、地図などが広げられた机や書籍の数々、ネモ船長の寝室など映画で見たことのある艦内の景色がそのままそこに存在していました。
原作の小説、映画を見た人なら感動すること間違いなしのかなり再現度の高い造りです。
東京ディズニーシーのように海底を散策できる海底2万マイルも良いですが、ディズニーランドパリでしか体験できない海底2万マイルも最高に感動しました。
パリ版の海底2万マイルを体験した感想については、ディズニーランドパリの海底2万マイルの基本情報をまとめた後に紹介していきます。
ディズニーランドパリの海底二万マイルの基本情報
ディズニーランドパリの『海底2万マイル』は、ディズニーランドパークのディスカバリーランドにあります。
●地図
ハイパースペースマウンテンの手前にある海にノーチラス号が停泊しています。
余談になりますが、ノーチラス号のノーチラス(Nautilus)はラテン語でオウムガイという意味です。
ノーチラス号は艦内に水を取り込んだり排出したりすることで水に潜ります。
これが、体内の液体量を調節して水の中を浮き沈みするオウムガイに似ていることから「ノーチラス号」と呼ばれているらしいです。
待ち時間とファストパスについて
ディズニーランドパリの『海底2万マイル』の待ち時間は非常に短いというより、ほぼ待ち時間は無いと思って良いです。
よほどの混雑時には分かりませんが、私が行った2日間はどちらも人が並んでいませんでした。
アトラクション内でも3組くらいとしかすれ違いませんでした。
それくらい空いているアトラクションです。
アトラクション前の掲示板やスマホアプリの待ち時間表示だと5分となっていましたが、実際は待ち時間なしでした。
また、ファストパス非対応のアトラクションとなっています。
海底2万マイルの原作小説・映画について
ディズニーのアトラクションには、バッググラウンドとなるストーリーや原作となった小説や映画があります。
海底2万マイルも原作となる小説・映画が存在します。
まず、アトラクションのモデルとなった小説は、フランスのSF小説作家”ジューン・ベルヌ”の『海底二万里』という作品です。
そして、ウォルト・ディズニーは、ジュール・ベルヌの「海底二万里」を原作とした「海底2万哩(マイル)」という映画を1954年に公開しました。
作品のあらすじを簡単に紹介するとこんな感じです。
そんなある時、怪物に襲われてしまい乗っていた軍艦から放り出されてしまいます。しかし、運良く3人は潜水艦ノーチラス号に乗るネモ船長に助けられ、彼と一緒に潜水艦で冒険することとなりました。
しかし、ネモ船長には隠された秘密が…。
ディズニーランドパリの海底2万マイルも東京ディズニーシーの海底2万マイルも、元となった作品は同じ『海底二万里(Twenty Thousand Leagues Under the Seas)』です。
同じ作品を題材にしたアトラクションでも、アトラクションになると違った内容になるのも面白いですね。
もし、映画『海底二万マイル』が気になったら、ディズニー公式が展開する動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)で視聴することができます。
登録から1か月無料で見放題となっているので、気になる方はぜひ映画も見てみてください。
ディズニーランドパリの『海底2万マイル』を体験した感想
ディズニーランドパリの『海底2万マイル』は、ノーチラス号の中を自由に歩いて見学することができるアトラクションです。
実際に体験した感想、見学で印象に残ったことを紹介します。
映画を見てから行った方が100倍感動する
まず、パリ版の海底2万マイルを体験して感じたのは、映画を見てから行った方が良いということです。
ディズニーシーの海底2万マイルは、アトラクションの元になった小説・映画を知らなくても十分楽しめる内容となっています。
しかし、ディズニーランドパリの海底2万マイルは、映画に登場するノーチラス号の船内を忠実に再現した造りになっていました。
私は『海底2万マイル』の映画を見たことがあったので、アトラクションの空間に足を踏み入れた時メチャクチャ感動しました。
そのまま映画のセットとしても使えるんじゃないかと思うくらい精巧に作られた内装、映画のワンシーンを連想させる演出など、映画を見ていると分かるポイントが多数あります。
逆に映画を見ていないと、このアトラクションを体験しても頭に「?」を浮かべるかもしれません。
それは非常にもったいない!
絶対に映画を見てから行くべきだと思いました。
見てから行った方が100倍感動します。
ノーチラス号の中は結構広い!見どころが多すぎる
ノーチラス号の中は、想像以上に広く、見学ポイントがたくさんありました。
ネモ船長の部屋、潜水室、エンジンルーム、大広間など見どころが多すぎるくらいあります。
ネモ船長の部屋にはオシャレなベッドがあったり、そこにキャラクターがいた形跡も感じられました。
また、ネモ船長が航海に使ったであろう海図も見ることができます。
日本も描かれていますね
そして、VULCANIAと描かれた地図。
火山があって山で囲まれた海、なんとなく見覚えのある気がしませんか?
そう東京ディズニーシーのミステリアスアイランド!ディズニーシーの海底2万マイルのキューライン(待機列)にあるミステリアスアイランドの地図と似ている気がします。
VULCANIA(ヴォルケイニア島)は映画『海底2万マイル』にも登場しており、ネモ船長の拠点となっていた島です。
ディズニーシーのミステリアスアイランドは、このVULCANIA(ヴォルケイニア島)をモチーフに作られたんですかね?
こういう発見ができるとテンション上がってしまいますね!
その他、潜水室には2着の防護服?潜水服?がありました。
ディズニーシーのキューラインにも潜水服がありますが、パリの海底2万マイルとディズニーシーのキューラインは似た感じの所もありますね。
ディズニーシーの海底2万マイルでも登場する巨大イカのフィギュア。
一緒に飾ってある人間の模型と比較すると、とんでもなく大きいですね。
こんなのに出会ったらヤバイ…。
他にも、宝石や芸術品、オルガンなどのが置いてある広間があったり見どころがたくさんありました。
予想以上の広さと見学ポイントの多さにビックリ。
これをスルーするのは勿体ないです!
時々立ち止まってジックリ見るのがオススメ!
ディズニーランドパリの海底2万マイルは、自由に歩いて楽しむアトラクションですが、時々立ち止まってジックリ見るのがオススメです。
理由は、アトラクションには演出が施されているポイントがあるからです。
例えば、大広間にあるオルガン。
このオルガンには鏡が付いているですが、その鏡をじっくり見ているとネモ船長の顔がぼんやりと映し出されてくるのです。
また、大広間にある大きな窓。
通常だと閉まっていて外の様子は見えませんが、実はたまに開くようになっています。
外の景色が映し出されると、巨大なイカが襲い掛かってくる演出を見ることができます。
自由に歩いて見られるアトラクションなので、見逃してしまいそうになるかもしれません。
なので、時々足を止めてジックリ散策するのがパリ版『海底2万マイル』を楽しむ秘訣です!
まとめ:【DLP】パリ版『海底2万マイル』はネモ船長の潜水艦の”ノーチラス号”の中を探検できる!
ディズニーランドパリのアトラクション『海底2万マイル』について紹介しました。
小説『海底二万里』を元にしたアトラクションという意味では、東京ディズニーシーの海底2万マイルと同じですが、アトラクションの内容は全くの別物でした。
比較的空いているアトラクションなので、つまらないのでは?と思われるかもしれませんが、非常に満足度の高いものとなっています。
映画の海底2万マイルを見たことがある人はメチャクチャ感動すると思います。
これから行く予定がある方は、ぜひ映画を見てから行ってほしいです。
日本の海底2万マイルとはまた違った面白さがあります。
以上、【DLP】パリ版『海底2万マイル』はネモ船長の潜水艦の”ノーチラス号”の中を探検できる!という記事でした。
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※本ページの情報は2021年1月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。
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