東京ディズニーシーにある絶叫系アトラクション「タワー・オブ・テラー」。
ホテルのオーナーであるハイタワー3世が突然失踪してしまった不気味なホテルを舞台に、ディズニーシーを一望できる高所から落下するアトラクションです。
そんなタワー・オブ・テラーは、2024年1月9日(火)~4月7日(日)の期間限定で落下回数や演出効果が追加されるスペシャルバージョンで運行します。
今回のブログでは、期間限定で開催されるタワー・オブ・テラー“アンリミテッド”について紹介します。
●タワー・オブ・テラーのスペシャルバージョンについて
●タワー・オブ・テラー:LEVEL13バージョンについて
●タワー・オブ・テラー:LEVEL13:“シャドウ・オブ・シリキ”について
落下パターンが通常とは異なり、よりスリルを味わえるアトラクションとなっています。
落下パターンについても紹介するので、ネタバレが嫌な方、新鮮な気持ちでスペシャルバージョン乗りたいという方は注意してください。
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※各リンクをクリックするとディズニーホテルのプランのページを閲覧できます。
タワー・オブ・テラーとは
まず初めに、東京ディズニーシーのアトラクション「タワー・オブ・テラー」について簡単に紹介していきます。
タワー・オブ・テラーの舞台は、ホテルオーナーのハイタワー三世が謎の失踪を遂げた不気味な建物“ホテルハイタワー”。
ハイタワー三世の失踪には、「シリキ・ウトゥンドゥ」という奇妙な銅像が関わっており、シリキ・ウトゥンドゥにまつわる禁忌に触れてしまったことが原因といわれています。
禁忌に触れてしまったハイタワー3世がエレベーターに乗った際、エレベーターが突然急落下してしまう事件が起きてしまいました。
その事件以降、「恐怖のホテル」と呼ばれるようになったのが「タワー・オブ・テラー」。
その後、ニューヨーク保存協会がこのホテルの見学ツアーを提案し、私たちはその恐怖のツアーへの参加者ということになります。
ハイタワー三世やシリキ・ウトゥンドゥについては、【タワーオブテラーのストーリー紹介のブログ】で解説していますので、興味がある方は合わせて読んでみてください。
アトラクション中、私たちゲストは、まるでハイタワー三世が体験したかのようなエレベーターの急降下・急上昇を体験します。
ホラー要素とディズニーシーを一望できるくらいの高さ、約59mの高所からから落下する、東京ディズニーリゾート1のスリル満点のアトラクションです。
タワー・オブ・テラーが2024年1月9日(火)~4月7日(日)の期間限定でスペシャルバージョンで運行
東京ディズニーシーでトップクラスの絶叫系アトラクション「タワー・オブ・テラー」は、2024年1月9日(火)~2024年4月7日(日)の期間、通常とは異なるスペシャルバージョンで運行します。
上記期間中は、過去に実施されていた「タワー・オブ・テラー:Level13」バージョンと「タワー・オブ・テラー:Level13“シャドウ・オブ・シリキ”」バージョンが楽しめます。
それぞれ、実施期間が分かれており、3月7日(木)からは投票によって実施されるバージョンが決定します。
「タワー・オブ・テラー:Level 13」、「タワー・オブ・テラー:Level 13“シャドウ・オブ・シリキ”」ともに、通常バージョンと落下パターンが異なったり、演出効果が追加されていたり、怖さが倍増します。
怖いけど、何度も楽しみたくなる特別なタワー・オブ・テラーです。
引き続き、タワー・オブ・テラーのスペシャルバージョンの落下パターンについて紹介していきます。
ネタバレにもなるので、これからアンリミテッドバージョンに乗る予定で、新鮮な気持ちで乗りたいという方は読み飛ばしてください。
タワー・オブ・テラー:Level 13(2024年1月9日(火)~2024年2月4日(日))
Level13バージョンは、ハイタワー三世が呪いを受けた過去を見る所までは通常バージョンと同じ。
その後、一瞬の静寂があり、通常バージョンにはない不気味な赤い光が放たれる要素が追加されています。
そして、鏡の部屋に行く前に不意打ちの急降下があります。
通常バージョンと比べて全体の落下回数が4回に増え、落下のタイミングも不規則となっています。
タワー・オブ・テラー:Level 13“シャドウ・オブ・シリキ”(2024年2月5日(月)~2024年3月6日(水))
Level 13“シャドウ・オブ・シリキ”バージョンは、ハイタワー3世が呪いを受けるシーンの後にエレベータが上昇中に不意打ちの急降下をし、不規則に上昇と落下を繰り返します。
そして、通常バージョンにはない、シリキ・ウトゥンドゥがエレベーターのワイヤーを切断したり、乱高下を繰り返したり、緑色のシリキ・ウトゥンドゥの顔がアップになるなどの演出が強化されています。
最後に上昇と急降下がありアトラクションが終了となります。
全体の落下回数が7回に増え、エレベーターの動きが更に不規則になったのがタワー・オブ・テラー:Level 13“シャドウ・オブ・シリキ”です。
投票で決定(3月7日(木)~4月7日(日))
2024年3月7日(木)~2024年4月7日(日)の期間は投票の結果で実施するバージョンが決定します。
タワー・オブ・テラーのスペシャルバージョン期間は混雑する?待ち時間を減らすならディズニープレミアアクセスもアリ
タワー・オブ・テラーは、東京ディズニーシーでもトップクラスに人気のアトラクションです。
待ち時間60分前後は当たり前、100分を超える日もまぁ珍しくはありません。
そんな人気アトラクションの期間限定バージョンなので、100分、120分くらいの待ち時間は想定しておいて良いのではと思います。
傾向として1月中旬~2月中旬はパークが空いている時期とも言われていますので、その時期に行くのもアリかと思いますが、期間限定バージョン開催中ということもありタワーオブテラーはそこまで空いていないかもしれません。
また、学生の春休み期間に入る時期でもあるので、やはり120分前後の待ち時間を想定して計画を立てておくのが良いかなと思います。
ディズニー・プレミアアクセス(有料)を利用するのもアリ
待ち時間を短くして効率よくパークで遊ぶ方法として「ディズニー・プレミアアクセス」を利用する方法があります。
ディズニー・プレミアアクセスとは、パーク内施設等の体験時間や入場時刻を指定して予約できる有料のサービスです。
短い待ち時間でアトラクションに乗れるので、効率良くパークで遊ぶことができます。
有料とはなってしまいますが、限られた時間を有効に使えるので検討するはアリだと思います。
ディズニー・プレミアアクセスは、東京ディズニーリゾート公式アプリから購入することが可能です。
ディズニーホテル宿泊者は特典のハッピーエントリーを利用するのも手!
ディズニーホテルに宿泊したゲストの方は、宿泊特典として通常より15分早くパークに入園できる「ハッピーエントリー」が利用できます。
通常より早く入園できるので、混み始める前に人気アトラクションに乗ることができますので、ホテル宿泊予定はハッピーエントリーを利用するのも手だと思います。
注意点としては、東京ディズニーシーの入園に利用できるハッピーエントリーは、ディズニーアンバサダーホテルとホテルミラコスタ、東京ディズニーランドホテルに宿泊したゲストのみの特典です。
宿泊ホテル | 対象パーク |
---|---|
●ディズニーアンバサダーホテル ●東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ ●東京ディズニーランドホテル | 東京ディズニーランド or 東京ディズニーシー |
●東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル ●東京ディズニーセレブレーションホテル | 東京ディズニーランド |
宿泊されるホテルによって、特典を利用できるパークが異なりますので注意しましょう。
https://yumekichiblog.com/ambassdor-hotl-hidden-mickey
タワー・オブ・テラーのストーリー紹介!シリキ・ウトゥンドゥとは?
『タワー・オブ・テラー』のストーリーには、『シリキ・ウトゥンドゥ』という呪いの偶像が関わっています。
この呪いの偶像とは一体何なんでしょうか。
シリキ・ウトゥンドゥとは、元々アフリカのコンゴ川流域に住む“ムトゥンドゥ族”が祀っていた偶像なのですが、後にハイタワー三世が入手しています。
なお、シリキ・ウトゥンドゥは、部族の言葉(スワヒリ語)で「災いを信じよ」の意味を持ち、別名「呪いの偶像」とも言われています。
そして、所有者には、必ず守らなくてはならない“崇拝の掟”というものが8つあり、これを破ると災いが起きると言われていました。
1.敬い、崇拝すること
2.火に近づけたり、燃やさないこと
3.閉ざされた場所にしまわないこと
4.おろそかにしないこと
5.馬鹿にしないこと
6.埋葬したり、捨てたり、他の人へ譲渡しないこと
7.放置しないこと
8.そして何より、恐れること
ちなみに、ハイタワー三世は、上記の掟のうちほとんどを破っています。
シリキ・ウトゥンドゥとハイタワー三世については、下記ブログで紹介していますので興味があれば合わせて読んでみてください。
待ち時間も楽しめる?ハイタワー三世のコレクション鑑賞
タワー・オブ・テラーには、建物左側に2つの庭園があります。
ハイタワー3世失踪前は、ウォーターフロントパーク園芸協会の会長賞を受賞したくらい美しい庭園で有名でしたが、失踪から13年間、ほとんど手入れされず、草木は伸び、像もボロボロになってしまいます。
この庭園には、今までハイタワー世界中から集めたコレクションが飾られています。
手前にあるのが『瞑想の庭園』、奥が『インドの庭園』と名付けられています。
また、屋上には、『太陽の庭園』という庭園がもう1つあるのですが、こちらは見ることができません。
待ち時間が退屈という人も多いかもしれませんが、ぜひ庭園にあるハイタワー3世のコレクションに注目してみてください。
庭園と庭園にあるコレクションの解説は下記ブログに記載しています。
タワー・オブ・テラーのトリビア・豆知識
タワー・オブ・テラーには、小ネタ・トリビアが散りばめられています。
待ち時間の暇つぶしにもなると思うので、ぜひ探してみてください。
ハイタワー三世の欲深さを表現する装飾
タワー・オブ・テラーの正面玄関には、ホテルハイタワーの「ロゴ」と「紋章」が飾られています。
両脇にドラゴン、貝殻の中央にある球体には剣が突き刺さっています。
貝殻の下には「MUNDUS MEA OTSREA EST(世界は吾輩の牡蠣である)」と書かれています。
これだけだと紋章がなにを伝えたいのか分からないと思いますが、実は、この紋章にはハイタワー3世の傲慢さと支配欲が現れているのです。
ホテルに入り、入り口の上の壁には、ステンドグラスがあります。
ステンドグラスに描かれている絵は、ハイタワー3世が地球の上に立ち、まるで世界は我が物とでも言いたそうな表情にも見えます。
そして、周りにはシェイクスピアの作品から引用した言葉で「この世は牡蠣のようなもの。私の剣で貝を開いてみせよう」と書かれています。
先ほどの紋章にあった貝殻は牡蠣で、球体は地球を表しており、地球を剣で刺しているということで、ハイタワー3世の傲慢さと支配欲を表現しているともいえます。
なお、ステンドグラスに描かれているハイタワー3世の持っている杖は、ホテルハイタワーのあるニューヨーク、つまりハイタワー3世の拠点を示しています。
「ハイタワー」=「高塔」?
タワー・オブ・テラーのロビーにある暖炉には、ハイタワー3世の肖像画が飾られています。
その暖炉をよく見ると漢字で「高塔」という文字があります。
これは、“高=high(ハイ)”、“塔=tower(タワー)”という洒落たジョークなのです。
ちなみに、ハイタワー三世の肖像画を良く見ると、肖像画の下の方に脚だけになった像が見えますが、おそらく像を壊して自分の肖像画を置いたと考えられ、ここからもハイタワー三世の性格が読み取れますね。
ハイタワー3世はレイジングスピリッツでも強奪をしていた?
ディズニーシーのアトラクションの1つ『レイジングスピリッツ』。
レイジングスピリッツのファストパス発券機の近くには、発掘道具と一緒に木箱が置いてあり、その木箱に注目してみると、「TO THE HIGH TOWER TRUST AVENUE 1 PARK AVENUE NEW YORK」と書かれています。
これが何かというと、これはホテルハイタワーの住所なのです。
そのため、ハイタワー3世は、レイジングスピリッツも訪れていたとも考えられます。
実際、ホテルのロビーにもレイジングスピリッツに訪れたと思われる絵が飾られていて、その他にも彼の偉大さを誇示するかのような絵が飾られています。
レイジングスピリッツのバッググランドストーリーは、下記ブログで紹介しています。
また、S.S.コロンビア号を経営する“U.S.スチーム・シップ社”の社長“コーネリアス・エンディコット三世”とは犬猿の仲と言われています。
エンディコット三世は、ハイタワー三世の死後、ホテルハイタワーを取り壊しエンディコット・ハイタワーを建設しようと考えていました。
S.Sコロンビア号のバックグランドストーリーも含めた紹介は、下記ブログにあるので興味があれば読んでみてください。
まとめ:タワー・オブ・テラーが期間限定バージョンで恐さ倍増!!2024年1月9日(火)~4月7日(日)の期間は落下パターンや演出が異なる!!
2024年1月9日(火)~4月7日(日)の期間で楽しめるスペシャルバージョンのタワー・オブ・テラーについて紹介しました。
スペシャルバージョン期間は、通常とは異なる落下パターンや演出が加わった特別バージョンとなり、恐怖が倍増します。
絶叫系アトラクションが好きな方は、ぜひ挑戦してみてください。
以上、【タワー・オブ・テラーが期間限定バージョンで恐さ倍増!!2024年1月9日(火)~4月7日(日)の期間は落下パターンや演出が異なる!!】という記事でした。
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