東京ディズニーランドのシンボル「シンデレラ城」。
パークに入園して、ワールドバザールを抜けた先に見えるシンデレラ城を目にすると、最高にテンション上がりますよね。
お城をバックに写真を撮ったりしたことがある人も多いはず。
今回のブログでは、東京ディズニーランドのシンボルであるシンデレラ城にまつわる豆知識・トリビアを紹介していきます。
●シンデレラ城の豆知識
●シンデレラ城に隠された秘密
知っていると誰かに話したくなったり、話のネタになるかもしれません。
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シンデレラ城の豆知識を紹介!
東京ディズニーランドのシンデレラ城は、ディズニー映画『シンデレラ』に登場するお城をモチーフにした、パークのシンボル的存在になっています。
シンデレラ城自体は、東京ディズニーランド以外にもアメリカのフロリダ州にあるウォルト・ディズニー・ワールドのマジックキングダム・パークにもシンデレラ城があり、外観はほぼ同じ造りになっています。
東京ディズニーランドでは、パークに訪れた人の多くが、お城の写真を撮ったり、お城を背景に写真を撮ったりしています。
そんなシンデレラ城には、知っていると誰かに話したくなるような豆知識・トリビアが合ったりします。
例えば、シンデレラ城の塔のてっぺんは金色になっていますが、実は金色になっているのには理由があるのです。
今回はそういった、東京ディズニーランドの豆知識やトリビアなどを紹介していきます。
シンデレラ城のてっぺんが金色の理由
シンデレラ城の一番高い塔、てっぺんの部分が「金色」になっていることに気が付いている人も多いかもしれません。
他は青色の所もあるのに、なぜ金色になっているかご存じでしょうか?
「そういうデザインなんでしょ」と思われるかもしれませんが、実は金色になっているのには、ちゃんとした理由があります。
その理由には、ディズニーの創始者である”ウォルト・ディズニー”の好きな色が金色ということが関係しています。
ウォルト・ディズニーは、アナハイムのディズニーランドにある眠れる森の美女の城にある金色が使われている塔を非常に気に入っていたとも言われています。
そんなウォルト・ディズニーは、東京ディズニーランドの完成間近で亡くなってしまい、パークの完成とその繁栄をみることができませんでした。
そこで、ウォルトが天国から東京ディズニーランドを見つけられるよう、空に最も近い塔のてっぺんをウォルトの好きな金色にしたのです。
シンデレラ城の金色の塔には、そのような想いが込められていたんですね。
ウォルトは今も、シンデレラ城の金色の塔を目印に、大勢のゲストが楽しんでいる姿を見ているかもしれませんね。
シンデレラ城の高さは約51m!遠近法を使った建築方法
東京ディズニーランドのシンデレラ城の高さは、約51m!
東京ディズニーリゾート内でもトップクラスに高い建物で、東京ディズニーシーのプロメテウス火山とほぼ同じ高さとなっています。
高さ51mで、だいたい20階建てのビルと同じ高さとなっていますが、実際に見るともっと高く感じるかもしれません。
それには理由があり、遠近法を使った構造になっているからです。
遠近法については知っている人も多いと思いますが、人の目の錯覚を利用して遠近感を表現する手法です。
シンデレラ城にも遠近法が使われており、シンデレラ城は上に行けば行くほど、窓や扉、レンガの大きさ、装飾品が小さく作られています。
そうすることで、上の階にある窓や扉がより遠くあるような錯覚に陥り、建物自体も高く感じるようになっているのです。
広い東京ディズニーランドのパーク内でも、ひときわ大きく見えるのは、このような工夫が施されているからなんですね。
シンデレラ城にはアンテナが付いている?
高さ51mもあるシンデレラ城ですが、その高さを活かして「とあるもの」が設置されていると言われています。
そのとあるものというのが、「アンテナ」。
パーク内で使用する無線のための、園内業務用アンテナです。
アンテナは電波が届きやすいように、高い位置に設置するのが良いとされているので、シンデレラ城の頂上にアンテナを設置するのは理にかなっています。
広いパーク中央に位置し、パーク内随一の高さのあるシンデレラ城であれば、園内の広い範囲をカバーすることが可能です。
まさかシンデレラ城の頂上から電波が出ているとは、って感じですが、シンデレラ城はシンボルとしても、そして機能的にもパークになくてはならない存在となっています。
ちなみに、シンデレラ城の2番目に高い塔には、パレード音楽の中継用のアンテナが設置されています。
パレードの音楽を統轄しているコントロールセンターから、各フロートに搭載されているスピーカーに音楽を送るための中継点として使用されています。
シンデレラ城にはモデルになったお城がある?
シンデレラ城には、モデルになったお城があるという噂があります。
また、モデルになったお城はないとういう噂もあります。
色々な噂がありますが、特定の実在するお城のモデルはないというのが、正しいのかなというのが個人的な考えです。
シンデレラ城のモデルに、特定の実在するお城はないと言いましたが、デザインの参考にしたお城はいくつかあるようです。
モデルとして挙げられる主なお城には、以下のものがあります。
●フォンテーヌブロー宮殿
●ヴェルサイユ宮殿
●シュノンソー城
●シャンボール城
●ショーモン城
これら以外にも参考にした建造物が多くあるようです。
また、よく言われるのは、ドイツにある「ノイシュバンシュタイン城」がシンデレラ城のモデルではないかという噂。
どちらかというと、アメリカ・カリフォルニア州のディズニーランドのシンボル「眠れる森の美女の城」のモデルが、ドイツのノイシュバンシュタイン城だと言われています。
しかし、だからと言ってノイシュバンシュタイン城はシンデレラ城のモデルではないとも言い切れないと思っています。
色々なお城や建築物を参考にシンデレラ城をデザインしたのであれば、ノイシュバンシュタイン城のデザインも参考にしている可能性もゼロではないのかなと考えています。
まぁ、これだけ多くのお城や建築物のデザインを参考にしているので、シンデレラ城はオリジナルのデザインといっても良さそうな気もしなくもないですね。
余談ですが、ノイシュバンシュタイン城は東京ディズニーシーのアトラクション「ソアリン」に登場します。
▶ソアリンに出てくるあの景色はどこ?ソアリンに出てくる国一覧
シンデレラ城にはディズニー家の紋章がある
シンデレラ城を通り抜けられる通路の正面と裏側には、ディズニー家の紋章が飾られています。
植物と獅子を組み合わせた、カッコイイデザインですね。
この紋章は、パークのためだけに作られたものとなっています。
紋章以外にも、ガーゴイルの彫刻があったり、細かい所にも装飾がたくさんあります。
壁画に隠された宝石の秘密
東京ディズニーランドのシンデレラ城は、お城の中を通り抜けることができます。
その回廊には、映画「シンデレラ」の作中のシーンを再現したモザイク壁画が飾られています。
ガラスや天然石の欠片を組み合わせて一枚の絵を描くモザイク技法という手法で描かれた壁画は、ディズニーのテーマパークでインテリアデザインを担当した”ドロシア・レドモンド“によってデザインされたものをベースに、日本のモザイク職人が約1年かけて作り上げたものとなっています。
約120色もの素材が使われており、完成するまでに1年の月日を費やしたそうです。
また、このモザイク壁画の中には、「願いのピアス」と呼ばれるスポットがあります。
舞踏会から立ち去るシンデレラが描かれた壁画にいる女性のピアスが、本物の宝石なのでは?と噂が出回り、これに触りながら願い事をすると叶うとというジンクスがあります。
気になる方はぜひ壁画の「願いのピアス」に触れてお願い事を唱えてみてください!
ちなみに、シンデレラがガラスの靴を履くシーンで左側にいる継母がしている指輪は反対に「呪いの指輪」なんて言われていたりします。
触れると不幸な出来事が起こるとかなんとか…。(笑)
シンデレラ城のモザイク壁画にも注目です。
回廊に隠れているキャラクター達
シンデレラ城のモザイク壁画がある回廊にある壁画部分以外にもキャラクターが隠れています。
キャラクターが隠れているのは、回廊にある石柱です。
この石柱に隠れているのは、シンデレラに登場する動物達。
リボンやハサミ、靴を持っていたり、映画で動物達がシンデレラのドレスを作っているシーンの動物達をイメージしています。
ちゃんとお城としての機能がついている
お城とは、本来、敵を迎え撃つというような役割も持ち合わせています。
東京ディズニーランドのシンデレラ城は、平和な国が舞台ではありますが、良く見るとお城本来の攻防対策がしっかり施されています。
モザイク壁画のある回廊の入り口には、敵からの侵入を防ぐ落とし格子があります。
シンデレラの外観を良く見ると、十字の隙間があるのが確認できます。
これはお城の模様というわけではなく、狭間(さま)と呼ばれるものです。
狭間の他にもアロースリットやループホールとも言います。
これは、戦闘時にこの隙間から銃や弓矢を出して戦うための役割となっています。
他にも、石や熱湯、熱したピッチなどを投下する窓、石落とし、ブレテーシュ、などもあります。
シンデレラのブロンズ像に隠された秘密
シンデレラ城の裏にあるあるベビー用品を扱うショップ「ベビーマイン」の前には、シンデレラのブロンズ像があります。
この像は、東京ディズニーランドの入場者数が500万人を突破した記念として、ウォルトディズニーカンパニーより寄贈されたものです。
このシンデレラのブロンズ像ですが、少ししゃがんで下から見ると、シンデレラが王冠をかぶっているように見えるようになっているので、ぜひ見方を変えて見てみてください。
▶東京ディズニーリゾートにあるブロンズ像を紹介!!ウォルト・ディズニーのブロンズ像はいつからある?
背景に他の人が映らないシンデレラ城のフォトスポット
東京ディズニーランドを訪れた際、シンデレラ城をバックに写真を撮ったことがある人は大勢いると思います。
その時に、撮ったは良い物の自分達以外にもゲストの方がが移ってしまった、という経験をした方も多くいると思います。
シンデレラ城の前は人気のフォトスポットなので、背景に他のゲストが入ってしまうことは良くあります。
そこで、背景に人が映らないオススメの場所、下記のポイントです。
お城の前からトゥーンタウン方面に向かう時にある橋と、ウエスタンランド方面に向かう時にある橋です。
この場所は後ろが川になっていて、人が通れないようになっているため、橋の柵を背にして写真を撮れば自分達とお城だけが移った写真を撮ることができます。
シンデレラ城の中はアトラクション「シンデレラ城のフェアリーテイルホール」になっている
東京ディズニーランドのシンボル的存在のシンデレラ城ですが、お城の中はちゃんとアトラクションになっています。
そのアトラクションというのが、シンデレラ城の中を見学できる『シンデレラのフェアリーテイル・ホール』です。
シンデレラが魔法に導かれてプリンスになるまでの物語を皆と分かち合うため、お城を見学できるよう開放し、物語の軌跡を描いた作品の展示をすることにした。というのがこのアトラクションのコンセプトとなっています。
お城の中には、シンデレラがフェアリーゴッドマザーに着ている服をドレスに変えてもらうシーンや、プリンスチャーミングとのダンスのシーンだったり、劇中の様々なシーンのジオラマや人形といったアート作品が多数展示されています。
ウォークスルータイプのアトラクションなので、自分の足で歩いて城内を見学することになりますので、作品一つ一つをゆっくり鑑賞することが可能です。
また、展示されている作品は写真撮影もOKとなっています。
ガラスの靴やシンデレラの玉座などのインスタ映えするスポットや、不思議な仕掛けが施されている展示物もあるので、思い出に残るものばかりです。
『シンデレラのフェアリーテイル・ホール』については、下記ブログでも詳しく紹介していますので、合わせて読んでみてください。
ちなみに、東京ディズニーランドにはシンデレラ城以外にもう一つお城があります。
それが、映画『美女と野獣』に登場する”野獣の城“です。
野獣のお城も中がアトラクションになってて、フェアリーテイルホールのように見学専用アトラクションではありませんが、キューライン(待機列)にはキャラクター達がいたり映画を再現した造りになっています。
まとめ:シンデレラ城の豆知識を紹介!一番てっぺんが金色なのは理由がある?
東京ディズニーランドのシンデレラ城について紹介しました。
パークのシンボル的な存在のシンデレラ城には、いろいろ面白い豆知識だったり裏話があります。
シンデレラ城をバックに写真を撮るのも良いですが、細かい造り込みを観察するのもオススメです。
以上、【シンデレラ城の豆知識を紹介!一番てっぺんが金色なのは理由がある?】という記事でした。
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