東京ディズニーランドのシンボル「シンデレラ城」。パークに入園して、ワールドバザールを抜けた先に見えるシンデレラ城を目にすると、最高にテンション上がりますよね。
パークに遊びに行って、お城をバックに写真を撮ったりしたことがある人もたくさんいるかと思います。
そんな東京ディズニーランドのシンデレラ城の高さは約51mと言われていますが、お城には高さに関する工夫がされています。
今回のブログでは、東京ディズニーランドのシンボルであるシンデレラ城にまつわる豆知識・トリビアのようなもの紹介していきます。
●シンデレラ城の豆知識
●シンデレラ城に隠された秘密
遊びに行った時の話のネタになるかもしれません。
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東京ディズニーランドのシンボル「シンデレラ城」
東京ディズニーランドのシンデレラ城は、ディズニー映画『シンデレラ』に登場するお城をモチーフにした、パークのシンボル的存在になっています。
シンデレラ城自体は、東京ディズニーランド以外にもアメリカのフロリダ州にあるウォルト・ディズニー・ワールドのマジックキングダム・パークにもシンデレラ城があり、外観はほぼ同じ造りになっています。
東京ディズニーランドでは、パークに訪れた人の多くが、お城の写真を撮ったり、お城を背景に写真を撮ったりしています。
東京ディズニーランドのシンボル的存在のシンデレラ城ですが、お城の中はちゃんとアトラクションになっています。
そのアトラクションというのが、シンデレラ城の中を見学できる『シンデレラのフェアリーテイル・ホール』。
シンデレラが魔法に導かれてプリンスになるまでの物語を皆と分かち合うため、お城を見学できるよう開放し、物語の軌跡を描いた作品の展示をすることにした。というのがこのアトラクションのコンセプトとなっています。
お城の中には、シンデレラがフェアリーゴッドマザーに着ている服をドレスに変えてもらうシーンや、プリンスチャーミングとのダンスのシーンだったり、劇中の様々なシーンのジオラマや人形といったアート作品が多数展示されています。
また、シンデレラ城は、お城の中を通り抜けることができるようになっており、その回廊には映画「シンデレラ」の作中のシーンを再現したモザイク壁画が飾られています。
シンボル的な存在で外側から見るだけではなく、中も見どころの多い建物となっています。
シンデレラ城の高さは約51m
東京ディズニーランドのシンデレラ城の高さは、約51m!
東京ディズニーリゾート内でもトップクラスに高い建物で、東京ディズニーシーのプロメテウス火山とほぼ同じ高さとなっています。
高さ51mで、だいたい20階建てのビルが約60mくらいらしいので、それよりちょっと低いくらいという感じです
シンデレラ城には遠近法を使った工夫がされている?
シンデレラ城の高さが51mと聞いて、どう感じたでしょうか?もっとデカイと思っていたと感じた人もいるかもしれません。
実際そのように感じるのは変なことではなく、シンデレラ城にはちょっとした工夫が施されているため、実際の大きさよりも大きく見えるようになっています。
というのも、シンデレラ城には、遠近法を使った構造になっています。
遠近法については知っている人も多いと思いますが、人の目の錯覚を利用して遠近感を表現する手法です。
シンデレラ城では上に行けば行くほど、窓や扉、レンガの大きさ、装飾品が小さく作られています。
そうすることで、上の階にある窓や扉がより遠くあるような錯覚に陥り、建物自体も高く感じるようになっているのです。
広いパーク内でも、ひときわ大きく見えるのは、このような工夫が施されているからなんですね。
ちなみに、東京ディズニーランドのファンタジーランドにある美女と野獣エリアにある野獣の城、東京ディズニーシーのファンタジースプリングスのアナ雪エリアにあるアレンデール城もシンデレラ城と同じように上にあるものを小さくする遠近法を使った造りとなっています。
パーク内で遠近法が使われている場所
パーク内では、シンデレラ城以外にも遠近法が使われている場所があります。
例えば、パークに入園して、お城に行く前に通るワールドバザール。
ここには、グランドエンポーリアムやディズニー&カンパニー、タウンセンターファッションなどのショップ、イーストサイド・カフェやセンターストリート・コーヒーハウスなどたくさんのレストランがあります。
ここにあるお店の多くは1階部分しか行けませんが、建物自体は2階3階があります。
しかし、ワールドバザール内にある建物をよく見てみると、窓の大きさが上の階ほど小さくなっているのです。
言われたらトリックというか建物の造りの工夫に気づけますが、違和感なく造り込まれているのがスゴイですね。
背景に他の人が映らないシンデレラ城のフォトスポット
東京ディズニーランドを訪れた際、シンデレラ城をバックに写真を撮ったことがある人は大勢いると思います。
その時に、撮ったは良い物の自分達以外にもゲストの方が映ってしまった、という経験をした方も多くいると思います。
シンデレラ城の前は人気のフォトスポットなので、背景に他のゲストが入ってしまうことは良くあります。
そこで、背景に人が映らないオススメの場所、下記のポイントです。
お城の前からトゥーンタウン方面に向かう時にある橋と、ウエスタンランド方面に向かう時にある橋です。
この場所は後ろが川になっていて、人が通れないようになっているため、橋の柵を背にして写真を撮れば自分達とお城だけが移った写真を撮ることができます。
東京ディズニーランドのシンデレラ城に関する豆知識
東京ディズニーランドのシンデレラ城には、上記で紹介した遠近法を使った造りがといった豆知識のようなものが他にもあります。
それをいくつか簡単に紹介していきたいと思います。
シンデレラ城のてっぺんが金色の理由
シンデレラ城の一番高い塔、てっぺんの部分が「金色」になっていることに気が付いている人も多いかもしれません。他は青色の所もあるのに、なぜ金色になっているか?
「そういうデザインなんでしょ」と思われるかもしれませんが、実は金色になっているのには、ちゃんとした理由があり、その理由にはディズニーの創始者である“ウォルト・ディズニー”の好きな色が金色ということが関係しています。
ウォルト・ディズニーは、アナハイムのディズニーランドにある眠れる森の美女の城にある金色が使われている塔を非常に気に入っていたとも言われています。
そんなウォルト・ディズニーは、東京ディズニーランドの完成間近で亡くなってしまい、パークの完成とその繁栄をみることができませんでした。
そこで、ウォルトが天国から東京ディズニーランドを見つけられるよう、空に最も近い塔のてっぺんをウォルトの好きな金色にしたといわれています。
ウォルトは今も、シンデレラ城の金色の塔を目印に、大勢のゲストが楽しんでいる姿を見ているかもしれませんね。
シンデレラ城にはアンテナが付いている?
高さ51mもあるシンデレラ城ですが、その高さを活かして「とあるもの」が設置されていると言われています。
そのとあるものというのが、「アンテナ」。パーク内で使用する無線のための、園内業務用アンテナです。
アンテナは電波が届きやすいように、高い位置に設置するのが良いとされているため、シンデレラ城の頂上にアンテナを設置するのは理にかなっていると言えるでしょう。広いパーク中央に位置し、パーク内随一の高さのあるシンデレラ城であれば、園内の広い範囲をカバーすることも可能。
まさかシンデレラ城の頂上から電波が出ているとは、って感じですが、シンデレラ城はシンボルとしても、そして機能的にもパークになくてはならない存在となっています。
ちなみに、シンデレラ城の2番目に高い塔には、パレード音楽の中継用のアンテナが設置されているらしいです。
パレードの音楽を統轄しているコントロールセンターから、各フロートに搭載されているスピーカーに音楽を送るための中継点として使用されています。
シンデレラ城にはモデルになったお城がある?
シンデレラ城には、モデルになったお城があるという噂があります。そしてモデルになったお城はないとういう噂もあります。
色々な噂がありますが、特定の実在するお城のモデルはないというのが、正しいのかなというのが個人的な考えです。
シンデレラ城のモデルに、特定の実在するお城はないと言いましたが、デザインの参考にしたお城はいくつかあるようで、モデルとして挙げられる主なお城には、以下のものがあります。
●フォンテーヌブロー宮殿
●ヴェルサイユ宮殿
●シュノンソー城
●シャンボール城
●ショーモン城
これら以外にも参考にした建造物が多くあるようです。
また、よく言われるのは、ドイツにある「ノイシュバンシュタイン城」がシンデレラ城のモデルではないかという噂。
どちらかというと、アメリカ・カリフォルニア州のディズニーランドのシンボル「眠れる森の美女の城」のモデルが、ドイツのノイシュバンシュタイン城だと言われています。
しかし、だからと言ってノイシュバンシュタイン城はシンデレラ城のモデルではないとも言い切れないかなと思っています。
色々なお城や建築物を参考にシンデレラ城をデザインしたのであれば、ノイシュバンシュタイン城のデザインも参考にしている可能性もゼロではないのかなと考えています。
まぁ、これだけ多くのお城や建築物のデザインを参考にしているので、シンデレラ城はオリジナルのデザインといっても良さそうな気もしなくもないですね。
余談ですが、ノイシュバンシュタイン城は東京ディズニーシーのアトラクション「ソアリン」に登場します。
▶ソアリンに出てくるあの景色はどこ?ソアリンに出てくる国一覧
シンデレラ城にはディズニー家の紋章がある
シンデレラ城を通り抜けられる通路の正面と裏側には、ディズニー家の紋章が飾られています。
植物と獅子を組み合わせた、カッコイイデザインですね。
この紋章は、パークのためだけに作られたものとなっています。
紋章以外にも、ガーゴイルの彫刻があったり、細かい所にも装飾がたくさんあります。
壁画に隠された宝石の秘密
シンデレラ城の中央は通り抜けることができるようになっており、通りには映画「シンデレラ」の作中のシーンを再現したモザイク壁画が飾られています。
ガラスや天然石の欠片を組み合わせて一枚の絵を描くモザイク技法という手法で描かれた壁画は、ディズニーのテーマパークでインテリアデザインを担当した”ドロシア・レドモンド“によってデザインされたものをベースに、日本のモザイク職人が約1年かけて作り上げたものとなっています。
約120色もの素材が使われており、完成するまでに1年の月日を費やしたそうです。
また、このモザイク壁画の中には、「願いのピアス」と呼ばれるスポットがあります。
舞踏会から立ち去るシンデレラが描かれた壁画にいる女性のピアスが、本物の宝石なのでは?と噂が出回り、これに触りながら願い事をすると叶うとというジンクスがあります。
気になる方はぜひ壁画の「願いのピアス」に触れてお願い事を唱えてみてください!
ちなみに、シンデレラがガラスの靴を履くシーンで左側にいる継母がしている指輪は反対に「呪いの指輪」なんて言われていたりします。
触れると不幸な出来事が起こるとかなんとか…。(笑)
シンデレラ城のモザイク壁画にも注目です。
また、回廊にある石柱にもシンデレラに登場する動物達が隠れています。
リボンやハサミ、靴を持っていたり、映画で動物達がシンデレラのドレスを作っているシーンの動物達をイメージしています。
まとめ:東京ディズニーランドのシンデレラ城の高さは51m?シンデレラ城に隠された面白い工夫とは
東京ディズニーランドのシンデレラ城の高さに関する工夫を紹介しました。
シンデレラ城の高さは約51mですが建物の上に行けば行くほど、窓や扉、レンガの大きさ、装飾品が小さく作られていて、遠近法によって実際よりも大きい建物と錯覚するような造りになっています。
言われて注視したら気づくかもですが、違和感なく工夫を凝らされている造り込みはスゴイですね。
シンデレラ城は写真を撮ったり、フェアリーテールホールなど見どころも多い場所ですので、パークを訪れた際は足を運んでみてください。
以上、【東京ディズニーランドのシンデレラ城の高さは51m?シンデレラ城に隠された面白い工夫とは】という記事でした。



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