東京ディズニーシーのアトラクション『ディズニーシー・トランジットスチーマーライン』。
メディテレーニアンハーバー、アメリアンウォーターフロント、ロストリバーデルタの3か所に乗り場があり、ディズニーシー内の移動もできれば、ディズニーシーの景色を楽しむこともできるアトラクションです。
ディズニーシー・トランジットスチーマーラインの各船には、名前が付いてるのはご存じでしょうか?
今回のブログでは、ディズニーシー・トランジットスチーマーラインの各船の名前について紹介します。
●ディズニーシー・トランジットスチーマーラインについて
●ディズニーシー・トランジットスチーマーラインの各船に付いてる名前
トランジットスチーマーラインに乗ったことがある人でも、名前にまで注目していなかったという方も多いかもしれません。
ぜひ次回乗る時に自分がどの船になったか確認してみるのも面白いかもしれませんね。
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ディズニーシー・トランジットスチーマーラインについて
『ディズニーシー・トランジットスチーマーライン』とは、東京ディズニーシーのアトラクションの1つで、蒸気船に乗ってパーク内の船旅を楽しめるアトラクションです。
ディズニーシーパーク内の素敵な景色を見ながら、優雅な乗船を体験できます。
乗船中はパークにまつわるガイドを聞くこともできます。
メディテレーニアンハーバー、アメリアンウォーターフロント、ロストリバーデルタの3か所に乗り場があり、パーク内の移動手段としても活用できるアトラクションです。
走行ルートは基本3ルートで水上ショー開催時などの臨時便も含めると4つ存在します。
トランジットスチーマーラインのコースは、乗り場によって異なっているので、事前にチェックしておくと利用する際に便利です。
なお、水上ショーの開催時間付近では、トランジットスチーマーラインが運休になるので注意しておくと良いでしょう。
ディズニーシー・トランジットスチーマーラインの各船には人の名前が付いている?

ディズニーシー・トランジットスチーマーラインで運行している船は、全部で13隻存在します。
そして、トランジットスチーマーラインの船体は赤、黄、緑、青、水色の5色に塗り分けられており、それぞれの船に探検家・航海家の名前が記されています。
ディズニーシー・トランジットスチーマーライン【赤】
赤色のディズニーシー・トランジットスチーマーラインは、3つの船が存在します。
それぞれの船には、下記の偉人たちの名前がついています。
“フランシス・ドレーク“は、イングランドの航海者で、史上二人目、イングランド人としては初めて世界一周を達成した人物です。
スペイン船やスペイン人の住む村を標的に海賊行為を行い、海賊としての名を挙げていたが、後にイギリス海軍提督となったり、異色の経歴の持ち主でもあります。
“ファン・ポンセ・デ・レオン“は、スペインの探検家。ヨーロッパ人初と言われるフロリダまでの航海をした人物です。
若返りの泉の伝説とも結びつけて考えられる人物でもあり、一般の伝承によると、ポンセ・デ・レオンは若返りの泉を探している間に、フロリダを発見したと言われています。
若返りの泉と聞くと、ディズニーシーのアトラクション『インディジョーンズアドベンチャー』の「若さの泉」を思い出しますね。
“ネリー・ブライ“は、アメリカのジャーナリストで単独で世界一周旅行を行った最初の女性です。
ジュール・ヴェルヌの『八十日間世界一周』をモデルとして実際にリポーターを世界一周させるという企画を提案し、自ら世界を巡り、日本にも滞在したこともあります。
ジュール・ヴェルヌといえば、海底二万マイルやセンターオブジアースなど、ジュールヴェルヌの作品をもとにしたアトラクションがディズニーシーにもありますね。
ディズニーシー・トランジットスチーマーライン【黄】
黄色のディズニーシー・トランジットスチーマーラインは、2隻あります。
それぞれの船の名前は、次の通りとなっています。
“モリー・ブラウン“は、アメリカの女性活動家、タイタニック号沈没の生存者として有名な方です。
他の人物と異なり、探検家や航海家ではありませんが、タイタニックの生存者、船にまつわる人物となっています。
▶S.S.コロンビア号のモデルはタイタニック号?2つの船の共通点とは
“マルコ・ポーロ“は、ヴェネツィア共和国の商人・冒険家で、ヨーロッパからアジアまで陸路と海路で大旅行を大成した人物です。
マルコポーロの旅での見聞が書かれた旅行記『東方見聞録』について、名前を聞いたことがある方もいるかもしれません。
東方見聞録は、その後の大航海時代にも多大な影響を与え、あの探検家のクリストファー・コロンブスもその一人であり、マルコが述べた”黄金の島ジパング”を見つけるための航海を行いました。
ディズニーシー・トランジットスチーマーライン【緑】
緑色のディズニーシー・トランジットスチーマーラインは、3隻存在します。
それぞれの船には、次の名前がついています。
“ヘンリー・ハドソン“は、イングランドの航海士・探検家。北アメリカ東海岸やカナダ北東部を探検した人物として有名です。
ハドソン湾、ハドソン海峡、ハドソン川は彼の名にちなんでいると言われています。
ディズニーシーにあるスナックやドリンクを販売しているお店に、ハドソンリバー・ハーベストという名前のお店がありますね。
“ジョン・スミス“は、イギリスの軍人、船乗り、著作家として活動し、バージニアの川やチェサピーク湾、アメリカ北東部を探検した人物です。
ジョン・スミスの著書には「ポカホンタスが身を挺してスミスを処刑から救った」という逸話もあります。
ポカホンタスはディズニー作品にも取り上げられており、作中にはジョン・スミスも登場します。
“セバスチャン・カボット“は、イギリスの航海者です。
北アメリカ大陸の発見者のうちの一人です。
ディズニーシー・トランジットスチーマーライン【青】
青色のディズニーシー・トランジットスチーマーラインは、2つあります。
それぞれの船には、次の名前がついています。
“キャプテン・クック“は、イギリスの海軍士官、海洋探検家・海図製作者です。
当時、船乗りたちの職業病ともいわれていた壊血病の予防に成功し、史上初めて壊血病による死者を出さずに世界周航を成し遂げた人物です。
精密な海図の作成でも知られており、クックの測量によって、ニューファンドランド島海域の正確な海図が初めて作成されました。
“アメリゴ・ヴェスプッチ“は、イタリアの探検家・地理学者です。
カリブ海沿岸やブラジル北岸、南米北東部沿岸など、アメリカ州を探検した人物であり、アメリカという呼び名の由来とも言われています。
ディズニーシー・トランジットスチーマーライン【水色】
水色のディズニーシー・トランジットスチーマーラインは、3隻あります。
各船には、次の人物の名前がついています。
“ジャック・カルティエ“は、フランスのケルト系民族ブルトン人の探検家。
セントローレンス湾とセントローレンス川岸にヨーロッパ人としてはじめて到達。その土地に「カナダ」と名付け記述した。
セントローレンス川を探検中に出会った先住民イロコイ族の人々にスタダコナ村(現在のケベックシティ)への道を尋ねたところ、集落を意味する「カナッタ」を教えられた際、カルティエは航海記に「カナダ」と記したことが由来でカナダという地が誕生したと言われています。
“アドミラル・ピアリ“は、アメリカの探検家です。
北極海の航路開拓、資源探索に従事し、グリーンランド探検を行った後、西洋人で初めて北極点に到達したとされています。
“レイフ・エリクソン“は、アイスランド出身のノルマン人航海者です。
ヨーロッパ大陸から海を渡り、初めてアメリカ大陸に到達したと伝えられています。
アトラクションのライドに名前が付いてるアトラクション

ディズニーシー・トランジットスチーマーラインの各ライドに、歴史上の偉人たちの名前がついていると紹介しました。
実は、ディズニーシー・トランジットスチーマーライン以外にも、アトラクションのライドに名前が付いているアトラクションが存在します。
そのアトラクションというのが下記のアトラクションです。
ウエスタンリバー鉄道は、全部で4種類の列車が存在しますが、それぞれコロラド号、ミズーリ号、リオグランデ号、ミシシッピ号と、「アメリカを流れる川の名前」が付けられています。
ジャングルクルーズには、全部で13隻のボートがあります。
各ボートには、アマゾン・アニーやクワンゴ・ケイト、ナイル・ネリーというような、「川の名前」+「女性の名前」の名前がついています。
また、カリブの海賊の各ライドには、エイドリアンやアミール、アンなど、女性の名前が付けられています。
カリブの海賊は全部で43隻のライドがありますが、全てに違う名前がついています。
なぜカリブの海賊のボートに女性の名前がついているのかというと、昔は海賊達が航海中に事故に遭わないように、おまじないとして自分の愛する女性の名前を船に刻む習慣があったことが由来になっているそうです。
東京ディズニーシーにある船の名前
東京ディズニーシーは「海」をテーマにしたパークといこともあり、今回紹介した『ディズニーシー・トランジットスチーマーライン』以外にも、大小さまざまな船が存在します。
アトラクションやレストランが併設されている船もあります。
ディズニーシーにある船については、下記のブログで紹介しているので、興味があれば本記事と合わせて読んでみてください。
まとめ:ディズニーシー・トランジットスチーマーラインの各船には人の名前が付いている?
東京ディズニーシーのアトラクション『ディズニーシー・トランジットスチーマーライン』について紹介しました。
ディズニーシー・トランジットスチーマーラインの各船には、海に関わりの深い人物の名前がついています。
トランジットスチーマーラインに乗ったことがある方は、多いと思いますが、船の名前には注目していなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ぜひトランジットスチーマーラインに乗る際は、誰の名前が書かれているか確認してみてはいかがでしょうか。
以上、【ディズニーシー・トランジットスチーマーラインの各船には人の名前が付いている?】という記事でした。








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