東京ディズニーランドにはたくさんのアトラクションやレストラン、ショップが存在します。
それらにはコンセプトやバックグラウンドストーリーがあったするので、背景を知っているとアトラクションなど更に楽しむことができます。
また、バックグラウンドストーリーがあるのはアトラクションやレストランだけではなく、パークにある建物やオブジェにもバックグラウンドストーリーがあります。
東京ディズニーランドのトゥーンタウンは噴水が2つあるのですが、その噴水にもバックグラウンドストーリーが存在します。
なので、今回のブログでは、東京ディズニーランドのトゥーンタウンにある2つの噴水にまつわるエピソードを紹介していきます。
●東京ディズニーランドのトゥーンタウンにある噴水について
●トゥーンタウンにあるミッキーの噴水
●トゥーンタウンにあるロジャーラビットの噴水
何気なく見ていたものにもバックグラウンドストーリーがあったり、知ってるとまたいつもと違った面白さを感じられるかもしれませんね。
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東京ディズニーランドのトゥーンタウンについて
まず初めに噴水のあるトゥーンタウンについて簡単に紹介します。
トゥーンタウンは東京ディズニーランドのテーマランドの1つで「ミッキーと仲間達の住む街」がテーマのエリアです。
「キャラクターの住居専用エリアとしてディズニーパークの開園当初から存在していたが、ゲストからの希望によりミッキーたちがトゥーンタウンをすべての人々に公開した」というコンセプトのもと東京ディズニーランド開業13周年の1996年4月15日にオープンしました。
ディズニーランドのその他のエリアと比較するとキャラクターに会える可能性が高いエリアとなっています。
エリア内はまるでアニメーションの世界に入り込んだかのような景色が広がっており、ポップでカラフルな建物やオブジェがたくさんあります。
エリア内にあるポストやマンホールから声が聞こえたり、レバーを押すと花火が爆発したり、ユニークな仕掛けがたくさんあるのがトゥーンタウンの面白い所でもあります。
トゥーンタウンにあるミッキーの噴水
東京ディズニーランドのトゥーンタンには、ミッキーの噴水があります。
指揮棒を振るミッキーと、ミッキーの周りを楽器が囲っています。
トゥーンタウンのミッキーの家やミニーの家などがあるエリア「ミッキーアベニュー」に設置されているこの噴水が設置された経緯を紹介していきます。
この噴水が設置された背景には、トゥーンタウンが正式に街として承認されたお祝いコンサートでのできごとがあります。
ある日、トゥーンタウンが正式に街として承認されたお祝いにミッキーは仲間を呼んでパーティーを開くことにしました。
ミッキーはたくさんの楽器を用意して、自宅の前でコンサートを開催してパーティーを盛り上げようとします。
しかしこのコンサート中に水のトラブルが多発してしまいました。
演奏中にスプリンクラーが誤作動してしまったり、下水道が破裂してしまったり、雲一つない快晴だったのに急に大雨が降り始めたり、、、しまいには当たり一面が大洪水になってしまったのです。
それでもさすがはミッキー。そんな状況下でもミッキーはオーケストラの指揮をひとつも間違えることなく完走させたのです。
これを見ていたずぶ濡れの観客たちは、スタンディングオベーションでミッキーに拍手を送りました。
大洪水に巻き込まれながらも演奏を中断しなかったミッキーと彼の楽器たちの栄誉を称え、ここに噴水を作ったのです。
トゥーンタウンにあるロジャーラビットの噴水
トゥーンタウンにはもう一つ噴水が設置されています。
トゥーンタウンの商業地区ダウンタウン・トゥーンには、ロジャーラビットの噴水が設置されています。
この噴水をよく見ると、ロジャーラビットが「消火栓」の上に立っているデザインとなっているのが分かります。
なぜ、このようなデザインの噴水となったのでしょうか。
かつてこの場所には消火栓が設置されていました。
しかし、ロジャーラビットのハチャメチャな行動によって何度もなぎ倒されてしまい、そのたびに水が噴き出し、あたり一面が水浸しになってしまっていました。
困ったトゥーンタウンの住人達は緊急で会議を開き、今後の対策について話し合いました。
その結果「ここにロジャーラビットを称える噴水を作ろう」という事になりました。
その理由は、周りを噴水にすることで消火栓から水が噴き出しても景観に違和感なく見えますし、ロジャーラビットもさすがに自分を称える像にイタズラはしないだろう、というアイデアのもと作られたのです。
今現在もこの噴水が壊されずに残っているということは、結果としてこのアイデアは成功だったようですね。
東京ディズニーランドの他の噴水
東京ディズニーランドには上記で紹介した2つ以外にも噴水が設置されています。
その1つがシンデレラ城の裏にある噴水。
シンデレラの日常をイメージしたデザインの噴水となっており、シンデレラの周りにはネズミのガスやジャック、小鳥たちが集まっています。
この噴水にはちょっと仕掛けがあり、シンデレラのブロンズ像を真正面から見て、ちょっと下の角度から見てみると、シンデレラ像の後ろにある模様がシンデレラの頭上に合わり、シンデレラがティアラを被っているように見えます。
ちなみにこのシンデレラ像は、東京ディズニーランドの入場者数が500万人を突破した記念として、ウォルトディズニーカンパニーより寄贈されたものです。
同じくファンタジーランドにはピノキオの噴水があります。
この噴水の近くにはフェローとギデオンがいるのですが、フェローの持っている杖に注目してみると杖が指している先にこのピノキオ像があります。
その他、東京ディズニーランドのファンタジーランドには映画『美女と野獣』に登場するガストンの噴水があります。
酒樽を担いでいるガストンとこぼれる酒を受け止めるル・フウの構図の噴水。
どういった経緯でこの場所に噴水が作られたのかは、噴水の正面にある石碑に書かれたメッセージから読み解くことができます。
石碑には「Tribute to Gaston. An Extravagantly Generous Gift to the People of My Village. From Me, Gaston(ガストンへの賛美。私の村の謙虚な人々へ贈る贅沢で気前のいい贈り物だ。ガストンより。)」と書かれています。
どうやら、村のためにガストン自身が「贅沢な贈り物だ!!」村に寄贈したようですね。
実にガストンらしい。
東京ディズニーランド以外、東京ディズニーシーのパーク内にも至る所に噴水が設置されています。
アトラクションやレストランだけではなく、噴水などのオブジェにも注目してみてください。
まとめ：【TDL】トゥーンタウンにある2つの噴水にまつわるエピソード
東京ディズニーランドにあるミッキーとロジャーラビットの噴水について紹介しました。
それぞれの噴水にはできるまでのバックグラウンドストーリーがあり、エピソードを知るとまた違った面白さが見えてきます。
ぜひパークを訪れた際は、噴水にも注目してみてください。
【TDL】トゥーンタウンにある2つの噴水にまつわるエピソード、という記事でした。
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