皆さんはMX4Dで映画を観たことはありますでしょうか?
ざっくりと説明すると、「3D映画」の更に先、体感型の4D映画のことを言います。
映画のシーンに合わせて椅子が動いたり、風が吹いたり、臭い、ミスト等、全部で11種類のアクション効果で演出をします。
なんとなくイメージできたでしょうか?
ただ、実際は今想像したイメージを軽く超えてきます。
私も初めてMX4Dで映画を観た時は、3D映画に「振動」や「風」を追加した映画くらいの前情報は持っていて、ある程度どんな映画かは予想して行きました。
が、実際体験すると予想をはるかに上回ってきました。
今回の記事は
・MX4Dの料金などの基本情報
●MX4Dを体験した感想
・良かった点、悪かった点
以上のことを書いていきます。
MX4Dを実際に体験してきた私が、MX4Dの詳細とMX4Dの感想をまとめた内容となっています。
MX4Dとは?
『MX4D』はアメリカ・ロサンゼルスのMediaMotion社が開発した「3D映画」の更に先、体感型の4D映画のことを言います。
映画のシーンに合わせて椅子が動いたり、風が吹いたり、臭い、ミスト等、全部で11種類のアクション効果で演出をします。
視覚と聴覚以外の五感を刺激することで今までの見るだけの映画から、体感する映画への進化を実現しました。
11種類のアクション
先程全部で11種類のアクションがあると書きましたが、どのような効果があるか詳しく見てみると
●シート効果
【効果名】 | 【受ける刺激】 |
バックポーカー | 背中をたたかれる |
ネックティクラー | 首筋を触られたような感覚 |
セント | シーンに合わせた臭いが漂う |
エアーブラスト | 顔に突風が来る |
ウィンド | 自然な風が来る |
シートポッパー | お尻を叩かれる |
ウォーターブラスト | 顔に水しぶきが来る |
レッグティクラー | 足元を触られたような感覚 |
ランプラー | 地震のような振動 |
●劇場効果
【効果名】 | 【受ける刺激】 |
フォグ | 霧が漂う |
ストロボ | 強烈な閃光が走る |
以上のシート効果9種類、劇場効果2種類となっています。
また、シートは前後、左右、上下に可動します。
記事を書くにあたって調べて11種類あると知り、こんなにあったのかと思いました。
正直私はネックティクラーとレッグティクラーの刺激は感じ取ることが出来ませんでした。
座り方の問題なのか、首元というより耳のあたりに風を感じました。
観る映画によって感じることのできる効果の多さは違うのかもしれません。
MX4Dが鑑賞できる映画館
「MX4D」の映画はまだ全部の映画館では見ることが出来ません。
2019年6月現在で「MX4D」映画を鑑賞できる映画館は一部の『TOHOシネマズ』のみとなっています。
【東京】
【神奈川】
【埼玉】
【千葉】
【栃木】
【愛知】
【京都】
【大阪】
【兵庫】
【岡山】
上記16か所で「MX4D」映画が鑑賞できます。
MX4Dの料金
MX4D映画の鑑賞をする時は通常の鑑賞料金に追加料金(1200円)、3Dメガネ代(400円)がかかります。
TOHOシネマズ新宿で一般枠でMX4Dを鑑賞したとします(割引、クーポン無し)
(通常の鑑賞料金:1900円)+(MX4Dの追加料金:1200円)+(3Dメガネ代:400円)
=3400円
の支払いとなります。
(3Dメガネを持参した場合は+300円となります。)
通常に鑑賞する時にくらべほぼ倍の料金になってしまいますね。
私は観る前は高いなと思いましたが、実際に観てから考えると納得の値段かなと感じます。
それくらいMX4Dは面白かったので満足感は申し分ないです。
MX4Dを体験した感想
結論からいうと非常に面白かったです。
自分の予想以上に席が振動するし、風は来るし、水は飛んでくるしで2~3時間アトラクションに乗ってた感覚でした!!
もう映画の中に入ったというかカメラマンとして撮影現場にいたんじゃないかくらいの没入感を味わえました。
体験した感想についてもう少し詳しくレポしていきたいと思います。
予想以上の刺激
先程も書いたように、予想以上に振動や風がきました。
しかも振動や風も単調な刺激ではありません。
爆発シーンなどでは地鳴りのような振動。
人物が地面にたたきつけられるた時は背中に振動が、飛行機が近づいてくる距離に合わせて風の強さが強くなったり、
実際に映画のシーンの場所に自分が存在しているのではと錯覚します。
そう思ってしまうほど臨場感が凄いです。
3D映像がキレイ
自分の勝手なイメージだったのですが、3D映像って画質が荒くなってぼやけているイメージを持ってました。
ただ実際鑑賞すると映画開始2秒で画質の良さに驚きました。
ほんとうにびっくりしました。
ほぼアトラクション
無理やり例えを挙げると
- 東京ディズニーランドの「スターツアーズ」
- 東京ディズニーシーの「シーライダー」
- ユニバーサルスタジオジャパンの「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」
です。
映画と思わない方が良いです。
「映画を見に行く」のではなく「アトラクションに乗りにく」という気持ちでいるべきです。
アトラクション好きの人であればかなりハマると思います。
持ち込む荷物は少ない方が良い
荷物は足元に置くことが出来ません。
なので劇場の外のロッカーに入れるか、上映中膝の上に置いておくかのどちらかになります。
ロッカーは100円で利用でき、荷物回収後に100円玉は戻ってきますので、ロッカーを使うことをおすすめします。
ポップコーンや飲み物の持ち込みも個人的にはオススメしません。
というのも、席が頻繁に揺れるので食べよう、飲もうと口に運んでいる時に席が揺れて飲食が難しいのではと思っているからです。
TOHOシネマズでポップコーンを買うと座席のドリンクホルダーに置けるようにできるトレイがもらえますが、MX4Dの劇場内にポップコーントレイは持ち込めないようなので、ポップコーンを膝の上に置くしかありません。
2時間以上膝の上にカップを置いておくのは邪魔になってしまうかなと思います。
酔うかも?
人によってはMX4Dが苦痛に感じてしまう可能性もあると思います。
今回鑑賞していて、アトラクションが苦手な方は3D映像と座席の揺れによって酔いが回るかもしれないなと感じました。
映画に集中できない?
11種類の様々な刺激がある分、映画のほとんどでのシーンでアクションが起こります。
臨場感がある一方、突然ピカッとストロボが光ったり、プシューっと風が飛んできたり、刺激にびっくりして内容が入ってこない可能性もあります。
もし、じっくり見たいときは通常の映画が良いのかもしれません。
まとめ:MX4Dとは? 鑑賞した感想は「もはや映画ではないアトラクション!」
『MX4D』についての詳細と、実際に『MX4D』を体験した私の感想を書かせていただきました。
簡単におさらいすると、
『MX4D』は3D映画にシーンに合わせた振動、風、臭い、煙、閃光、といった視覚と聴覚以外の刺激をプラスした体験型の上映システムです。
通常の映画では物足りなくなってしまった人や、アトラクションが好きな人は是非1度『MX4D』を体験してみてはいかがでしょうか。
今回の記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。
コメント
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